社員旅行や休日イベントは正直辛い!理由と正しい向き合い方を解説

社員旅行や休日イベントは正直辛い!理由と正しい向き合い方を解説

社員旅行や休日におこなわれる社内イベントを、負担に感じる人が増えています。
本来は福利厚生として、企業側のアピールポイントになるはずだった社内行事。
一体何が起きているのでしょうか。
ここでは、社内行事を嫌がる人が増えた理由と、社内行事に関する素朴な疑問、行事との向き合い方を紹介します。

社員旅行や休日イベントを嫌がる人が多い理由

昔は、社員旅行や休日イベントを好意的に受け取る人も多くいました。
しかし近年ではむしろ、社員旅行や休日イベントに参加したくない人が増えています。
社員の価値観にはどんな変化が起きているのでしょうか。
ここでは、社内行事が嫌がられる理由を解説します。

私生活を大切にしたい人が増えたから

日本では私生活より仕事を優先することが当たり前のように思われますが、海外では逆です。
仕事以上に大切なのは家族や恋人との時間で、有休取得率も日本に比べて軒並み高水準。
近年はインターネットの発展や外資系企業の日本進出に伴い、海外の考え方が日本でも受け入れられるようになりました。
働き方の多様化も進み、ワークライフバランスが叫ばれるようになり、私生活重視傾向が昔に比べて強くなっています。
社員旅行や休日イベントでは、一緒に過ごすのは家族や友人ではなく、職場の人。
やはり、大きな理由の一つは貴重なプライベートの時間を削られたくないという思いでしょう。

職場の人間関係に悩む人が多いから

会社を辞める理由の上位に必ずあがるのが、職場の人間関係です。
職場の人間関係に悩みを抱えていない人の方が少ないと言えるほど、会社員には定番の悩みですよね。
人間関係が多少辛くても、給与をもらって仕事をしていると思えば乗り越えられますが、仕事以外では別。
いくら仕事外とはいえ、職場の人間関係や立場による違いがゼロになることはありません。
休日にまで職場の人と顔をあわせるなんて耐えられないと思う人もいるのです。

家族同伴は独身者にメリットなし

社員旅行や休日イベントは、家族同伴をOKとするケースもあります。
小さな子供さんがいる場合はどこかへ連れて行く手間も省けますし、職場の人が面倒を見てくれることもあるでしょう。
配偶者がいれば職場の人を紹介できて、安心してもらうこともできます。

しかし、独身者はどうでしょうか。
職場の人のお子さんと遊べて楽しいと思う人もいますが、だれもが子供好きではありません。
恋人同伴可であっても、結婚もしていないのに職場の人に会うことを恋人に嫌がられたり、そもそも恋人がいない場合などがあります。

家族がいる人に比べて独身者にはメリットが少ないことも、若者世代から社内行事が敬遠される理由の一つです。

従業員負担を強いる企業も多いから

交通費も宿泊費もすべて会社負担の社員旅行や休日イベントならまだしも、最近は従業員負担になるケースが多いようです。
社員旅行費用を給与から天引きされ、「本当は行きたくもない行事にお金を払っている。」と感じる従業員の不満は相当なもの。
本来行事費用の積立を強制することはできませんが、暗黙のルールのようなものがあって拒めない人も多いでしょう。
会社がよかれと思ってやっていることは、逆に従業員にとっては大きなデメリットになっているのかもしれませんね。

社内行事に関する素朴な疑問

社内行事が苦痛な人は、もともと行事の必要性すら感じないため、さまざまな疑問を持つことになります。
どんな疑問を持っているのでしょうか。
ここでは、社内行事に関する素朴な疑問に答えていきます。

旅行やイベントは参加しないといけないの?

そもそも、社員旅行や休日イベントには参加しないといけないのでしょうか?
これは、業務との関連性や実施日について、実態を確認する必要があります。
通常の勤務日であれば、給与が発生するため業務命令として参加する必要があるでしょう。

休日の場合は、業務との関連性を確認する必要があります。
業務との関連性がある旅行やイベントなら、36協定の締結をすれば休日に参加させることもできますが、休日手当が発生しますし、費用負担を従業員に求めることもできません。
名目的には研修であっても、観光や宴会がメインで業務との関連性が認められず、休日手当が払われない場合は強制できません。
休日に、無給で、従業員負担で行われる社内旅行やイベントは、強制参加を義務づけられるものではないケースがほとんどでしょう。

費用の返金請求はできる?

旅行費用が給与から天引きされるには、会社が一方的に決めることはできず、労使協定によって従業員との取り決めが必要です。
さらに利用目的は旅行費用に限りますから、参加しなかった場合には返金してもらうことができます。
給与以外、社員同士が結成した親睦会などからの積立であれば、その親睦会規定の条件によります。
任意団体である親睦会の参加を強制することはできませんから脱退するのも一つですが、職場の人との関係性がどうなるかはまた別問題ですね。

転職前に行事の有無を確認する方法は?

社内行事が苦手な人にとっては、転職先に行事があるかどうかは大きな問題です。
できれば社内行事がない企業を選びたいところですが、どのように確認すればいいのでしょうか。
旅行やイベントを大々的におこなっている企業の場合は、それが自社のアピールポイントだと思っていますから、求人広告を出す時点で前面に押し出してくることが多いです。
そのほか、企業HPや企業ブログに載せてあるケースも多いので、隅々まで確認するべきでしょう。

どこにも掲載がない場合は、面接の質問タイムで「職場内の結束を高めるために何か取り組んでいることはありますか?」と聞いてみる方法があります。
職場の雰囲気を知るための効果的な質問ですし、行事があれば喜んで説明してくれるでしょう。

社内行事とどう向き合うべきか

業務の一環として行われる旅行やイベントは仕事ですから参加するしかありません。
自主参加を基本とした社内行事にはどう向き合うべきでしょうか。
強制でないとはいえ、むやみに拒否することは、本当に正しいのか考えてみてもいいでしょう。
ここでは、社内行事との向き合い方を紹介します。

メリットがあるから開催されている

社員旅行や休日イベントは本来、従業員同士の親睦を深め、結束力を高めるために実施されているものです。
日頃の労働をねぎらう意味合いもあり、会社から従業員へのプレゼントという要素もあります。
例え自己負担が発生し、休日が奪われるというデメリットがあっても、行事に積極的に参加することで仕事がやりやすくなるメリットもあります。
社内行事の嫌な面にだけ目を向けるのではなく、メリットもあると考えてみると、精神的な負担を減らすことができます。

苦痛なのに参加する必要はない

自主参加の旅行やイベントは、本当に苦痛であれば参加する必要はありません。
いくら職場の人と距離が近づくといっても、参加すること自体を苦痛に感じるぐらい嫌な場合は大きなストレス。
会社を辞めたい理由にもなり得るでしょう。
旅行やイベントが嫌だという理由で従業員を失うのは会社にとっても大きな損害ですから、無理をしてまで参加すべきではないのです。

試しに1回参加してみても

「あまり乗り気ではない。」という程度の気持ちなら、試しに1回参加してみるのは一つです。
参加してみると意外に楽しく、「悪くない制度かも。」と思えることはありますよ。
食わず嫌いは、せっかくの出会いや親睦のチャンスを狭めることになり、勿体ないです。
1回だけ参加してみて、「絶対に行きたくない!」と思ったら、今後は行かないと決めてもいいのではないでしょうか。

幹事を傷つけない断り方をしよう

社員旅行やイベントは、若手を中心とした幹事が企画してくれている場合が多いです。
仕事以外の時間を割いて企画してくれているので、幹事へのねぎらいだけは忘れないようにしたいですね。
断る場合も「〇〇さんが頑張ってくれているので参加したいけど、予定があってどうしても参加できないのです。」などと、傷つけないよう配慮した言い方を心がけましょう。

社内行事が辛いならうまく回避しよう

社員旅行や休日イベントが苦手な場合は、自分の価値観を大事にし、大きなストレスを感じないよう工夫すれば大丈夫です。
ただし、行事が行われる目的や開催者の立場にも目を向けてみることで、視野が広がり、いい経験ができることもありますから、柔軟な視点で考えてみてもいいですね。

 

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