新卒に職務経歴書は必要?不必要?

新卒に職務経歴書は必要?不必要?
Tumisu / Pixabay

大学や専門学校を卒業する新規卒業者(以下、新卒)には、まだ職業経験はありません。それなのに、もし、求人の応募書類の中に職務経歴書が入っていたら…その場合、提出する必要があるのでしょうか、それとも不必要なのでしょうか。そんな新卒にとっての職務経歴書の疑問について紹介します。

 

新卒に職務経歴書って必要なの?

そもそも、新卒に、職務経歴書は必要なのでしょうか。ほとんどの新卒には、アルバイト以外の職業経験がありません。そのような新卒が職務経歴書を作るとしたら、どんな内容にしたらよいのでしょうか。

新卒に職務経歴書が不必要な理由

結論から言うと、一般的に新卒に対し職務経歴書の提出を求められることは、ほとんどありません。、新卒に期待することとは一般の求職者とは違うからです。
一般の求職者に対しては、それまで培った経験や能力を期待しているため、それを知るために職務経歴書が必要になります。対して、新卒は今持っている経験や能力ではなく、将来性や伸びしろに期待しています。そのため、経歴や能力を詳細に記した職務経歴書の提出は、必要ないのです。

職歴がないのが明白だから

もう1点、明らかな理由は、職歴が無いことが明白だからです。アルバイトも職歴と見なすのであれば別ですが、アルバイトを除きほとんどの新卒には職歴はありません。よって、職務経歴は不要という訳です。

 

まれに新卒でも職務経歴書が必要な場合がある

とはいえ、新卒だからといって、すべてのケースで職務経歴書が不要なわけではありません。まれに職務経歴書の提出を求められる場合があります。それは一体どのようなケースで、どのような目的で提出するのでしょうか。

アルバイト遍歴を確認するため

よくあるケースとして、アルバイト遍歴を確認するために、新卒といえども職務経歴書の提出を求められることがあります。本来は、アルバイト経験を職務経歴書に記載することはありません。しかし、このように企業からの指定でアルバイトを記載した職務経歴書を求められた場合は、アルバイトも職歴として見なし一般の職務経歴書と同様に作成しましょう。

企業側のミスで職務経歴書が必要だと記載されている

職歴の無い新卒の募集にも関わらず提出書類に職務経歴書が記載されている場合、企業側のミスによることも多いようです。中途採用と新卒を同時に募集していると、中途採用の求人票を流用して新卒の求人票を作成したことが、このようなミスに繋がることがあります。求人票を見て職務経歴書の提出を疑問に感じたら、本当に提出すべきものなのか、企業に確認をしてみましょう。

 

職務経歴書の代わりに、自己PR用紙を添付すると良い

新卒の場合、職務経歴書の提出は不要で履歴書のみの提出でOKです。職務経歴書が不要とはいえ、せっかくのアピールチャンス。職務経歴書の代わりに、「自己PR用紙」を提出する、という方法があります。それまでの学生生活やアルバイトで経験したこと、苦労したことなどを「自己PR用紙」としてまとめてみてはいかがでしょう。「自己PR用紙」は、企業にとって、新卒ならではの可能性や伸びしろを見極め、よい人材を採用する上の判断材料になるはずです。

 

自己PR用紙に書くべきこと

では、自己PR用紙にはどのような内容を記載したら良いのか、採用担当者が感心する自己PR用紙の書き方と内容について紹介します。採用担当者は、応募した学生がどのような人物でどのような可能性を秘めているのか知りたいと思っています。自己PR用紙で最大限に自分自身のことをアピールして、内定を勝ち取りましょう。

アルバイトや部活で苦労したこと

自己PR用紙の内容は、できるだけ濃い内容にしていきたいものです。そのために、具体的な事柄やエピソードが説得力を持ちます。アルバイトや部活の経験で、苦労したことや工夫したことなどを記載しましょう。
「飲食店のアルバイトリーダーに○年従事。○名のアルバイトスタッフを育成指導しました。スタッフのモチベーションを維持しながらの指導は大変苦労しました。相手の立場に立ち尊重することで、お互いの信頼関係が生まれることを学びました」というように、エピソードとともに、教訓として学んだことが書かれているとさらに良いでしょう。

苦労した末に達成したこと

これまで、苦労した末に達成したことはありますか?学生生活や研究、資格取得など、これでもかというくらい力を注ぎ達成した経験を見つけて、自己PR用紙に記載してみましょう。達成できなかったことは、そのプロセスを記載しても良いでしょう。この内容から採用担当者は、応募した学生の達成意欲やストレス耐性などをみています。

 

不安になったら、企業に直接確認するのも手

職務経歴書を提出すべきなのか、自己PR用紙で代替えしても良いだろうか、と不安になったら、遠慮しないで企業に直接確認することもひとつの方法です。「どうしたらよいだろう」と悩んでいる間も時間は過ぎるばかりです。わからないことは早めに解決して、その分、就活に時間とエネルギーを注ぎましょう。

 

まとめ

新卒にとって職務経歴書は不要です。けれど、職務経歴書にアルバイト経験を記載したり、代わりに自己PR用紙を提出したりすることで、機転が効くなどの思わぬ評価を得ることができるかもしれません。他の学生とは一線を画した対応は、採用担当者を感心させるでしょう。トラブルや疑問さえも自分自身の力に変えられるような強かさを持つことも、就活には必要なのかもしれませんね。

 

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