内定を受けるか悩んだ場合にすべきこと。再整理と冷静な判断で後悔しない選択を

内定を受けるか悩んだ場合にすべきこと。再整理と冷静な判断で後悔しない選択を

転職活動中はとにかく内定を得ることに必死ですが、いざ内定がでると「本当にこの会社でいいのかな?」と思うことがあります。
贅沢な悩みのようですが、転職は人生の一大イベント。
悩みの原因をしっかり見極め、後悔のない転職を目指すのは大切なことです。
ここでは、内定を受けるかどうか悩んだ場合に今すべきことを紹介します。

内定を受けるか悩んだらもう一度整理すべきこと

内定を受けるか悩んだら、やみくもに新しいことをするのではなく、これまで行ってきた転職活動の結果を元に、再度整理するという方法を取るべきです。
ここでは、答えを出すために何をどう整理すればいいのかを紹介します。

企業研究結果を整理する

応募前におこなった企業研究は、内定を獲得した後にもう一度しましょう。
前の企業研究から日数が空いていて新しい情報がでていることもありますし、応募の前後では見えてくるものも違ってきます。
応募前にはとても良く見えていた部分が、他の企業も同時に応募することでそこまで大きなメリットでないと分かることもあります。
反対に、応募前にはあまり気にしていなかった点が実は他社にはない魅力だと気づくことも。振り返りの意味も込めて企業研究結果を整理しましょう。

志望動機を再確認

転職活動が長期に渡ると、活動初期にあった熱い想いや転職の目的を忘れてしまいがち。
内定がなかなか出ないと焦りも生まれてくるため、妥協の気持ちも浮かびやすくなります。
しかし、目的にあわない転職では再度同じ理由で辞めてしまうこともあり、それでは転職が成功したとは言えません。
そもそもどんな志望動機で転職を志したのか、転職して何を達成したいのか、本来の志望動機を再確認しましょう。

経験を活かせる仕事かどうか

即戦力が求められる転職の応募書類や面接では、どんな小さなスキルや経験でも棚卸し、少しでも面接官にアピールしたいという気持ちになります。
正直なところ「本当に活かせる経験」も「少しは活かせそうな経験」とが混在しているのが応募書類や面接の本音です。
「本当に活かせる経験」が評価されて内定に至ったのであればいいのですが、「少しは活かせそうな経験」が大きく評価されて内定獲得した場合はどうでしょうか。
内定を得れたという点では成功していますが、働き始めたときに苦労する可能性もあります。

内定理由を知ることは難しいですが、面接官の反応などを思い返してみるとヒントが隠されています。
自分が本当にアピールしたい点ではなく、隙間を埋める程度に書いたスキルについて深く質問されていたとしたら、企業が本当に欲しいのはそのスキル。
すでに企業との間にミスマッチが生まれつつあります。
経験を活かせる仕事かどうか、今一度確認しましょう。

自分が大切にしたい基準をクリアしている?

転職先にあれもこれもと条件を設定しては内定をもらうことが難しいですよね。
条件に優先順位をつけ、自分がもっとも大切にしたい基準をクリアしている企業を選ぶ必要があります。
例えば「子供との時間を優先させたい」という希望なら、高い給与を望むより、残業が少なく融通がきく企業を選びたいところ。
内定を得た企業が「残業が多いが給与は恵まれている」だった場合は、他の条件面で優れていたとしても選ぶべきではありません。
すべての基準を満たす企業はありませんから、絶対に譲れない基準をクリアしているかどうかを見極めましょう。

複数の内定がある場合の判断方法

転職活動がうまくいくと、人によっては複数の内定先をもらえることがあります。
どちらも捨てがたいと、複数企業の間で悩んだ場合はどうすればいいのでしょうか。
ここでは、複数の企業から内定を獲得した場合の判断方法を紹介します。

総合得点方式で機械的に判断

「面接官の人柄がよかった」「先に内定をくれた方を選ぶ」など感覚的に選んでしまう人もいます。
しかし、面接官が直属の上司とは限りませんし、面接だけで人柄を判断するのも危険。
先に内定をくれたかどうかも企業の採用状況によるものなので、運を頼りにしているだけと言えます。
感覚に頼り過ぎるのではなく、冷静に客観的に見極める方法としておすすめは総合得点方式。
企業ごとに「仕事内容」「給与」「労働時間」など項目別に点数をつけ、合計得点が高い方を機械的に選ぶという方法です。
この方法を採用するときは、そもそも優先順位が高い条件を両者がクリアしていることが前提です。優先順位が高い項目について条件を満たしていない企業ならば、その時点で答えはでているでしょう。

考えられるデメリットを比較する

会社を辞めたくなるときは、働いていることで起きるデメリットが原因ということがほとんど。
企業を選ぶときはやりたいことや希望が叶うことも必要ですが、それ以上に「耐えられないことはないか。」が重要です。
いくらやりがいがある仕事でも、残業が多すぎる、ノルマがきつ過ぎるなど、耐え難い何かがあればそれは退職要因になるでしょう。
内定企業で考えられるデメリットを洗い出し、どちらがより自分にとって大変な面が多いのかを見極めましょう。

客観的な意見も参考にする

いろいろな方法で判断を試みたけれどどうしても決めかねてしまった場合は、客観的な意見も参考にする必要もでてきます。
最終的に決めるのは自分ですが、他の人の意見を聞くことで盲点だったことに気づくこともあるでしょう。
注意点としては、あくまでも参考程度に聞くということ。
選んだ責任を他人に押し付けることはないようにしたいですね。

内定を迷う人が覚えておきたいこと

内定を受けるべきか迷う自分の優柔不断なところに嫌気がさしてしまう、せっかく内定をくれた企業に申し訳ない気持ちになることもあるでしょう。
ここでは、内定受諾を迷う人が覚えておきたいことを紹介します。

他人基準を持ち続けても後悔する

内定受諾を一時的に悩むことはあっても、そもそも自分の軸や基準を明確に持っている人は、転職活動結果や自分の考えを整理していくことで答えを導きだすことができるでしょう。
それでも決まらないという場合は、他人基準を入れて考えている可能性があります。
例えば「どちらが世間体がいいか。」「この企業は知名度があるから親が喜びそう。」など。これらは価値観の問題なので絶対に大切にしたいという人はそれでもいいでしょうが、他人基準で選んだものはいつか自分の気持ちとのミスマッチが生まれます。
後悔しても他人に責任を求めることはできませんから、自分基準を確立するようにしましょう。

相談相手は厳選すべき

誰かの知恵を拝借したいと内定先をどうするか相談することは一つの手です。
しかし、相談相手は厳選すべき。
転職の経験もないのに一般論を押し付けてくる友人や、現在の転職市場の状況をよく知らない年配の人や自営業者の意見はあまり参考になりません。
的確なアドバイスが欲しいなら、企業の管理・人事担当をしている友人や、転職市場の状況をよく知る転職エージェントなどがいいでしょう。
自分が何を優先すべきか迷った場合は、自身の性格をよく理解し、家計を共にしている配偶者の意見も聞いてみるのも一つです。

断っても大丈夫だからじっくり考えよう

人事担当者がとてもいい人だったとか、こんな自分を採用してくれたのに断るのは気が引けるとか、内定を断ることに抵抗があるかもしれません。
しかし、企業への配慮を考えるなら「転職して働き続けられなければ迷惑」と思いましょう。企業としては、働き始めてすぐに辞められるより、内定を断ってもらった方がまだマシです。
それに、内定を断られるのは普通にあることなので、残念な気持ちはあれど、企業としてはある程度想定できること。
断っても大丈夫なので、納得できるまでじっくり考えるようにしましょう。

内定を受けるか悩んだときは冷静に判断すべき

内定受諾を迷ったら、まずはこれまでの転職活動結果を整理して振り返ること、複数企業で迷ったらいくつかの方法を利用して、感情抜きに冷静に判断することが大切です。
悩む時間は限られていて返事を引き延ばしにすることはできませんが、落ち着いて考えてみれば答えを導きだせるはず。
後悔しない選択をしていきましょう。

 

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