志望動機などエネルギー業界で転職するために知っておくこと!

志望動機などエネルギー業界で転職するために知っておくこと!

わたしたちの生活は、エネルギーの供給なしには成立しません。日常的に使っている電気、ガスをはじめとしたエネルギーを欠かすことなく供給してくれているのがエネルギー業界であり、多くの人の生活だけでなく環境にも大きな影響を与える仕事なんですよ。エネルギー業界への転職を視野に入れるのであれば、業界の知識はもちろん、対策も業界に合わせて行わなければなりません。現在大きな変化をみせているエネルギー業界で転職を成功させるためには、動向に応じた志望動機を考えていくことが大切です。それでは今、エネルギー業界はどのような状況に置かれているのか、また、転職をするためには何が必要なのか、詳しく見ていきましょう。

エネルギー業界ってどんな業界?

日常生活において欠かすことのできないエネルギーを供給するのがエネルギー業界であり、大きく電力、ガス、石油に分けることができます。もともとは国の認可した電気事業者によって供給が行われていましたが、規制の緩和、福島第一原発事故などを経て電力供給の自由が広まってきました。

2016年4月に始まった電力小売りの全面自由化によって電力販売が誰しも行えるようになったので、今までになかった電気と通信のセットプランなど、新しい供給が生まれています。ガスも同様に自由化が進んで2017年4月から小売りが自由化したので、エネルギー業界の競争に拍車をかけることとなりました。体制の再編や価格競争など大きな動きを見せているエネルギー業界では、特に企業選びで慎重になった方がよさそうですね。

エネルギー業界での主な職種

エネルギー業界はエネルギーの「生産」に関わる仕事、「供給」に関わる仕事、また、「営業」といったように一連の流れを成立させるうえで多様な業務が存在します。エネルギーは安定して供給されることを最も優先さてきましたが、近年の動向によって「営業」や料金プランなどの「企画」といったポジションも重視されてくるでしょう。

安定したエネルギーの生産を保障する「技術」「開発」

エネルギーの供給は何より安定していることが求められます。家庭、企業を問わずいきなり電気やガスが止まってしまったら例え数分でも混乱を招きかねません。そのためにエネルギーの生産過程から、施設における機器の開発まで高度な知識、技術で管理することが必要なんですね。主にこうした分野は理系出身者によって担われることが多いようです。

生産されたエネルギーを届ける「管理保守」

電力会社であれば発電所の設備に異常がないかをはじめ、ガス会社であればガス管に老朽化がみられないかなど、エネルギー供給には必須のシステムを正常に保つのが管理保守の役割です。エネルギーの種類だけでなく、どの過程の管理保守を行うかも多岐にわたりますが、専門知識を必要とするためこれもまた理系出身者に担われる傾向にあります。

これから注目の職種である「営業」

エネルギー業界の大きな変動によって競争が活性化する可能性がありますので、営業職の存在は注目が集まりそうです。営業職は開発、管理保守などと違って文系出身でも十分可能な職種ですので、他業界からエネルギー業界を目指す文系出身者にはおすすめの職種ですよ。

エネルギー業界で働くメリット・デメリット

エネルギー業界の動向を把握したところで、次に実際に働くうえでどういう環境に置かれるのかを考えてみましょう。エネルギー業界の労働環境が自分にあったものかしっかり見極めてみてくださいね。

スキルがあれば世界進出も可能

英語を活かして働きたいという人も少なくないでしょう。外資系企業ではそこまで高い英語力を求められないため、他の面で適していれば採用してもらえる可能性も十分にありますよ。また、石油業界であれば海外に向けての事業展開も行っていますので、海外に渡って仕事をすることも可能です。ただし、こちらに関しては高度な英語のスキルが必要とされ、倍率も高い傾向にありますのである一定レベルの経験、スキルが必要です。

収入は比較的安定、充実の傾向にあり

エネルギー業界は平均して収入が高いところが多いです。たいていの場合は未経験でも整った教育体制に基づき経験を積んでいけるので、長く働きやすい環境と言えそうですね。ただ、何も知識のない未経験よりは関連する資格を持っている方がもちろん優遇されますので、目指す分野に応じた資格は取得して損はないでしょう。

転勤をいとわない覚悟が必要

エネルギー業界は求人の数が増加傾向にあり、また、未経験で応募可能の求人もあります。しかしほとんどの場合、営業職からスタートして数年は下積み時代となるパターンが多い様です。その際、企業ごとに範囲は違いますが、転勤を伴うケースがよく見られるので注意してくださいね。家族がいて一ヵ所に留まって仕事をしたい場合などはよく募集条件を確認する必要があります。

エネルギー業界に転職ってどうなの?

一般的なメリットやデメリット以外にも、エネルギー業界に転職することが自分自身に合っているのかはしっかりと見極めなければなりません。今後予想される動向と、自分の望むキャリアプランがそこで叶うかはよく検討しておいてくださいね。

向上心のある人がどんどんキャリアアップをしていける

エネルギー業界は未経験の募集も十分にあり、頑張り次第でどんどん成長していきやすい業界と言われています。技術職に関しても資格はあらかじめ持っているに越したことはありません。しかし、就職後に資格を取る人も決して少なくないですから、仕事をしながらもどんどん知識や技術を深めていこうとする人ほどキャリアアップしていけるのです。

求人数は多め、企業のニーズを知る

業界の大きな変動に伴って人手不足のところも出てきています。組織を編成し直すところも珍しくないので、企業がどのような人材を求めているのかは最新の情報をチェックしてくださいね。エネルギー業界は以前よりビジネスの色が強くなってきたので、他の企業との差別化をはかるための「戦略」を練る能力に特化していたり、発電業者から電力を確保する「調達」をするために元営業職などは強いかもしれません。

エネルギー業界は特殊、なぜ興味があるのかもう一度考えよう

エネルギー業界は決してなくなることのない分野であって、さらに収入面、教育面、将来性で恵まれた環境と言えます。しかし、それだけの理由では長く仕事を続けることは難しいかもしれませんね。人々の生活を支えたい思いがあったり、再生可能エネルギーへの興味関心などがあれば仕事自体に魅力を感じることができますので、何故エネルギー業界なのかは今一度考えておきましょう。

エネルギー業界の志望動機を作るポイント

志望動機を作る際は、どの業界も共通して自己分析、企業研究が基本となっています。この基盤をしっかりと固めたうえで、業界の今後と自分の望むキャリアプランのすり合せを行っていきましょう。そして、これまでの経験がどのように活かせるか具体的に伝えられるよう、しっかりと各企業の情報を整理しておいてくださいね。特にエネルギー業界では大きな変動が起きているので、この動きに合わせたアピールができることが求められますよ。

小売りの自由化によって他企業とどのように差別化できるかが重要になっている

エネルギー業界が大きな動きを見せている要因は、何度も述べてきましたが、小売りの自由化が進んだことです。競争が激しくなることが予想されるなかで、どのような差別化をはかっていくかはどこも共通の課題と言えるでしょう。各企業の特徴をこうした面から観察し、とらえることで、適格な志望理由をつくることができますよ。

職種にあった経験を徹底的に掘り起こす

エネルギー業界の職種は多種多様であり、必要なスキルももちろん違います。活かせる経験、資格があればどんどん伝えて、どれだけ企業にとって有力な人材と成りえるかアピールしていきましょう。専門分野の経験があれば強いですが、営業であればコミュニケーション能力、心身のタフさなど、他業界で学んだことも活かせます。

将来の展望は、きちんと業界、企業の将来性と合わせて

エネルギー業界は下積みを重ねて、地道にキャリアアップをしていくことが多い傾向にあります。業界未経験であればなおさらなので、他業界の管理職からいきなり管理職を目指すというのはやはり無理があります。数年の下積みを経てのキャリアプランを視野に入れられるか、など業界の特色と自分の希望の合致点は確認しておいてくださいね。。

エネルギー業界の志望動機の例文

それでは上記のポイントをもとに志望動機を作成していきましょう。志望動機の例をいくつか記載しておきますので、イメージがつかめない方などは参考にされてくださいね。

他業種での営業経験を活かして営業にチャレンジ

メーカーで電力節電を意識した機器、設備の営業をおこなっておりました。自社の商品の魅力を徹底的に分析しお客様のニーズと合うかをじっくり検討した結果、売上実績の向上に貢献することができました。環境問題に以前から興味があり、次はエネルギーの分野で環境に貢献できるような仕事がしたいと思っています。貴社は特に環境問題への取り組みに積極的とお見受けしましたので、この度応募をさせていただきました。異業界ではありますが、営業経験で活かせるところは多いと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

同業界から、方向性の違う企業への転職

発電所で運転設備の点検を5年間してまいりました。仕事の知識をつけるなかで環境を意識した再生可能エネルギーに興味を持つようになり、積極的に再生可能エネルギーの導入を進めている貴社へ応募させていただきました。学生時代より機器工学を学び、現職でも積極的にPIAの技術認定など資格を取得しながら業務に励んできましたので、貴社でも向上心を忘れず責任を全うしていきたい所存でございます。

エネルギー業界で働く前に覚えておきたい業界用語

転職対策と合わせて、業界研究にもなるのが業界用語です。働く前に重要な業界用語は調べて頭に入れておきましょう。

再生可能エネルギー

環境負荷がより少ないエネルギーのことを言い、グリーン電力、太陽光発電、廃棄物発電などがあります。

原子力発電

福島第一原子力発電所の事故で知らない人はいないと思いますが、二酸化炭素の排出を全くせずに発電ができるなどの大きな利点もあります。

天然ガス

不純物をほとんど含まない、地層内の石油が温められることで形成された化石燃料をいいます。環境への負荷が少ないのでクリーンなエネルギーと言われています。

ビオトープ

生物が住みやすい環境を整えるために、主に水辺環境を人工的に管理していることをいいます。

新・国家エネルギー戦略

省エネルギー目標・石油依存度低減目標・運輸部門における石油依存度低減目標・原子力発電目標の5つの目標を柱に、2030年に向けてたてられている戦略です。

まとめ

エネルギー業界は専門知識を活かせればもちろん、職種を営業などに着目すれば誰しも働くチャンスが与えられる業界となっています。基本的には長く働きやすい環境で、環境、社会貢献にも直結することは言うまでもありません。転職を決めたのであれば動向に合わせた企業の政策を確認し、自分自身の経験から将来どのように貢献していけるのかを見直してみてくださいね。大きな動きを見せている業界ゆえの、独自の制作が見られることもあるでしょう。同じ事業のなかでも理念が価値観と合うところか、力を発揮できるような体制、事業展開をしているか等、入念に調べて応募することが大切です。

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