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気をつけよう!深夜労働の注意点

あなたの勤務時間は何時から何時までですか?
多くの人が朝仕事をして、夜家に帰る仕事をしている中、夜遅くから仕事を開始する人もいます。
また、夕方出勤して翌日まで仕事をする人もいるでしょう。
人が普段寝ている時間に働いていると、病気になりやすくなったり、体調を崩しやすいと言われていますが、本当なのでしょうか?
そこで、深夜労働とは何なのか、深夜労働が体に与える影響などを紹介します。
これから深夜労働に従事する人や体に与える影響が心配な人は参考にしてください。

深夜労働とは?

そもそも、深夜労働とは、午後10時から午前5時まで労働することをいいます。
また、厚生労働大臣が必要であると認める場合においては、その定める地域又は期間について午後11時から午前6時までの間における労働の事です。

深夜労働が多い仕事

深夜労働が多い仕事として一般的なのは、夜でも人手が必要な仕事なのではないでしょうか?
警察官、消防士などの地域の安全や火災といった異常事態に対応する仕事、医者や看護師などの人命に関わる仕事をイメージする人が多いでしょう。

また、24時間営業しているお店に携わる人、道路工事や施設のメンテナンスなど昼間には人がいて作業できない仕事もあります。
他にも翌日の朝早く仕事をしなければならない鉄道会社の従業員など、意外なほど深夜労働をしている人は多くいます。

法律ではどの様に決まっているの?

仕事をしている人にとって、とても大切な法律である労働基準法ではどの様に定めているのでしょう。
労働基準法では、満18歳未満の年少者は深夜労働をさせることはできません。
ただしいくつかの例外はあります。
1.交替制によって使用する満16歳以上の男性である場合

2.農林業、水産・養蚕・畜産業、保健衛生業又は電話交換の業務に使用される年少者

3.災害その他避けることができない事由によって、臨時の必要がある場合、使用者が行政官庁(所轄労働基準監督署長)の許可を受けて、その必要の限度において行う時間外・休日労働が深夜に及んだ場合

また、使用者は、妊産婦が請求した場合は、深夜業をさせてはならないとしています。
これらの項目は、いわゆる年少者や妊産婦など配慮が必要な人の深夜労働を禁止していえるといえます。

割増賃金を知っておこう

深夜労働をすれば通常の賃金に加えて、割増で賃金がもらえます。
割増賃金とは、、使用者が労働者に時間外労働、休日労働、深夜業を行わせた場合に支払わなければならない賃金です。
時間外労働や休日労働をさせた場合には、通常の労働時間または労働日の賃金の2割5分以上5割以下の範囲内で割増賃金を払わなければなりません。
また、時間外労働と深夜労働とが重複した場合、および休日労働と深夜労働が重複した場合には、割増率は合算され、それぞれ5割以上の割増賃金が支払われることになります。

身体に与える影響

年少者や妊産婦に深夜労働を禁止しているのだから、深夜労働は体に影響があるのでしょうか?

深夜労働は体に悪いの?

深夜労働は少なからず体に影響を与えるようです。
まずは、自律神経が乱れるようです。
昼夜逆転生活の影響を受けやすいのが自律神経です。

自律神経とは、眠気や消化など人が自分の意志でコントロールできない体の機能を調節するものです。
これが乱れると、不眠や食欲不振、便秘や下痢などさまざまな体の不調になります。

次に、老化が早まるようです。
夜勤をしているとたとえ昼間に眠っても質のよい睡眠はなかなか取れません。
人間は寝てる間に、細胞の修復をしています。
この修復作業が上手くできないことが老化を早めるようです。

3つ目は、発がんリスクを高めます。
深夜労働をしていると体にはストレスがたまっていきます。
夜勤が多い職場の人は、若くしてがんを発症する可能性が高いという調査報告もあります。

生活のリズムを整える

深夜労働の体に与える影響を聞くと不安になりますが、リスクを減らす方法があります。
まずは、生活リズムを整えましょう。
深夜労働は昼間が体を休める時間です。
平日の昼間にレジャーや遊びに行きたい気持ちはわかりますが、まずは体を休める努力をしましょう。

また、夜勤が長期間にわたると休日をはさむたびに生活リズムが崩れる、という方も少なくありません。
深夜労働をしている人は普通に働いている人よりも自己管理を厳しくして体に与える影響を考慮して生活しなければなりません。

より良い睡眠を確保するために行うこと

生活リズムを整える他に睡眠時間をしっかりとることが重要です。
そこで日中に眠ることができる工夫を紹介します。

住環境を変える

交通量の多い道路や電車がそばに走っている所に住んでいるとどうしても騒音が気になりよく眠ることができないでしょう。
日中は交通量も増え、深夜労働のあとはなおさらです。
自分の仕事を考慮して住環境を選ぶことが大切です。
すぐには変えられない人は、耳栓や防音効果のある窓に変える工夫をしてみたらどうでしょうか。

遮光カーテンを活用する

強い光が睡眠に影響を与えることが報告されています。
ベッドルームの照明はなるべくソフトなものにして、遮光カーテンなどで強い光を遮るようにしましょう。
また、LEDの光は、省電力でも強い刺激がありますが、交感神経を刺激する必要がある勉強部屋や仕事部屋などに使った方がよいでしょう。寝室の照明を完全に落とし、真っ暗な環境で眠ることをおすすめします。

良質な睡眠を取るコツ

上記の他に様々な良質な睡眠をとる方法があります。

1.体温に気をつける。

睡眠前にはゆったりお風呂に入って血行を良くすると、就寝する頃には深部体温が低下する事で眠気が増します。
入浴は就寝2時間前位に済ませておくようにしましょう。

2.室温

寝室の温度、湿度は体温や睡眠の質に影響します。
冬は18度以上・夏は28度以下に保つようにしましょう。
冷房や暖房を上手に使い、上記の温度を目安に部屋の温度を調節する工夫をすれば、快適に眠ることができます。

3.食事

食事は、出来る限り寝る2時間前くらいには済ませるようにしましょう。
仮に寝る直前に食事をした場合、眠りに入っても胃腸は活動しているので、体は休むことができません。
朝目覚めた時に体が重く感じる場合は、食事に気をつける必要があります。

4.アルコールは控える

深夜労働をした後は、アルコールをとって寝付きを良くしようとする人がいますが、なるべく控えた方がよいでしょう。
確かに、アルコールには寝付きを良くする効果がありますが、利尿作用によりトイレに起きたり、睡眠の質を悪くします。
また、アルコールは体の順応性が高いのでアルコール依存症になってしまうリスクがあります。

5.睡眠導入剤はよく考えて使う

何をやってもよく眠れない場合は、睡眠導入剤に頼ることは有効ですが、そのリスクを考えなくてはなりません。
睡眠導入剤がないと眠れない状態が続くと次第に量が増えてしまいます。
毎回使うのではなく、どうしても眠れない時だけ適量を使いましょう。

深夜労働をするときは、生活習慣に気を付ける

いかがでしたか?深夜労働の基本から体に与える影響、良質な睡眠の方法を紹介しましたが、生活習慣に気を付けていれば、リスクを減らせるようです。
深夜労働が必要な職業の人は、生活習慣に注意が必要です。

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