応募条件を満たさなくても人事が欲しがる人の特徴と企業が条件を設定する理由

応募条件を満たさなくても人事が欲しがる人の特徴と企業が条件を設定する理由

求人広告を見ると必ず目につく応募条件。
書かれた条件を満たした人でなければ応募すらできないのかと、がっかりすることもあるでしょう。
しかし、条件を満たしていなくても応募に挑戦し、内定を勝ち取る人たちもいるのです。
ここでは条件に達していないのに人事が欲しがる人の特徴と、応募条件の設定理由を紹介します。

そもそも応募条件って何のためにある?

求人広告にある応募条件欄。
まずは応募条件を確認してから求人の具体的な内容を見ていく人も多いでしょう。
そもそも企業が応募条件を設定するのはなぜなのでしょうか?
ここでは、応募条件の設定理由を解説します。

採用活動の手間を省くためのフィルター

人気の職種や条件がいい仕事の場合、一度求人を出しただけでも応募者が殺到します。
特に世間的な知名度も高い有名企業は人気が集中しますから、中途採用とはいえ1つの求人に数百人単位での応募もあります。
応募条件を設定せず、誰にでも間口を広げた求人の場合は人事担当者の業務量が膨大に。
応募条件でフィルターをかけることで、求める人材にできるだけ近い人だけを集めて採用活動の手間を省くのです。

応募者の経験やスキルを客観視するため

「私には〇〇という経験やスキルがあります。」といくら口で言っても、それが本当かどうか、どの程度のレベルなのかは分かりませんよね。
経験年数や資格などの具体的な応募条件を定めておくことで、基本的にはそれをクリアしている人が応募してきますから、経験やスキルが「客観的に見てこれぐらいのレベル」という判断ができます。
応募者にとっても、どの程度の経験やスキルが必要なのかがわかるため、入社後のミスマッチにもつながりにくくなります。

求める人材がピンポイントで決まっている場合

業務内容を詳細まで記載し、「こういう人材が欲しいです。」とピンポイントで募集することもあります。
欠員補充で「今すぐにでも退職者の代わりをやってくれる人が欲しい」など、緊急性が高い募集や、余計な採用の手間をかけたくないため最小限の応募者で決めたい場合などに、募集条件を細かく設定することがあります。
かなり狭い範囲で募集条件を定めている場合は、条件をしっかり満たすか、それに近い人からの応募でないと受け付けるのが難しくなります。

「とりあえず」書いてあるだけもある?

実は応募条件は絶対的なものだけではなく、「とりあえず」記載してある場合もあります。
とりあえずというのは、「一応決めてあるけど、多少条件から外れていても応募してきてくれて構わない」「条件未達でも応募したいという意欲の高い人なら歓迎する」といったことです。
あまりに応募が殺到すると困るのでそれなりに条件は決めているけれど、応募者次第では柔軟に対応してくれる企業は意外と多いです。

ただし、すべての企業にあてはまるわけではなく、応募条件を少しでも満たさなければ有無を言わさず受け付けない企業もあります。
企業がどう対応してくれるかは求人広告から読み取ることは難しいですが、転職エージェントを介して聞いてもらうなどの方法であれば、応募前に確認しやすくなります。

応募条件に満たないのに人事が欲しがる人の特徴

応募条件には達していないけれどチャレンジ応募した結果、なぜか次々と内定を獲得する人がいます。
人事担当者が「条件とは違うけどこの人は欲しい!」と思われるのです。
ここでは、条件未達でも採用される人の特徴を紹介します。

同一職種ではなくても経験やスキルを導きだせる人

応募条件には学歴や資格もありますが、多くが「経験」を問うものです。
即戦力が求められる転職市場では特に経験が重視されるからです。
大抵は同一職種か、類似職種での経験を求められますが、全く違う畑の仕事なのに採用される人がいます。
その人たちの特徴は、これまでの経験やスキルの中から、応募職種との共通点を見出していることです。
例え異なる職種への応募であっても活かせる経験、スキルを導きだし、「だから私は貢献できます。」と言えるのです。

年数不足だが濃い経験をしている

同じ経験年数でも、忙しい会社とそうではない会社、どちらで経験を積んできたかによって得てきたものは違うでしょう。
経験が短くても貴重な経験をしている場合も、人事担当者にとっては魅力的に映ります。
経験年数が応募条件に定める年数から不足していても、濃い経験をしていれば、年数の不足をカバーできるほどの経験値だと判断されるということ。
例えば短期間でいくつものプロジェクトを掛け持ちしていた、新規事業立ち上げに関わって事業を軌道に乗せた特徴的な経験があるなどです。
この場合は、いかに経験をアピールできるかどうかが大事。
経験不足でも採用される人は、「年数は満たしていませんが、私はこんな経験をしており、それが必ず御社の役に立ちます。」と、説得力をもって話せる人です。

畑は違えど際立った成果を出している

全く異なる畑の出身でも、際立った成果を出している人は人事担当者が欲しがります。
例えば前職で全国の営業社員の中でトップセールスだった人は、他の業界の営業職はもちろん、異業界・異職種であっても結果をだせる可能性が高いでしょう。
成果を出すために目標を設定し、それに向けて具体的に何をすべきかのプロセスは、どんな仕事においても共通して行われることだからです。
状況を分析し、自分には何があって何が足りないかを把握できる能力にも長けているはず。
こういう人は実績を数字を使って示し、どのようにしてその実績を挙げてきたのかを具体的にアピールできるため、人事担当者の目に留まりやすくなります。

今回の案件には合致しないが別部署で活躍できそう

コミュニケーションスキルが高い、ロジカルな考え方ができるなど、ビジネスマンとしての基本的な能力が高い人は部署に限らず「企業への貢献度が高そうな人」だと思われることがあります。
「今回は経験者を募集しているから合致しないけど、手放すのは非常に勿体ない。」と判断されるだけの資質がある場合、別の部署ではどうかと提案されるケースも。
本人としては希望の部署ではないため悩みどころではありますが、その企業への志望度が高い場合には、別部署であっても受け入れるという選択肢がでてきます。

誠実な人柄で信頼感のある人

応募条件を完璧に満たしているけどどこか横柄な態度の人、応募条件からは少し外れているけれど非常に誠実な人柄が感じられ、信頼できそうな人。
2択であれば後者を選ぶという人事担当者も少なくありません。
人と人が一緒に働くということは単なる機械的な判断だけでなく、必ず感情、相性などの問題が関わってきますよね。
「一緒に働きたいと感じるかどうか。」はとても大切な基準になるのです。

話し方や態度もそうですが、できることとできないことを正直に面接で話してくれる人も好印象。
「入社したもの勝ち」という考えで自分を大きく見せるのではなく、「お互いに納得できる転職にしたい」という気持ちがある人は誠実さが感じられます。

誰よりもやる気と積極性が感じられる

中途採用者は経験やスキル重視のため、新卒のようにやる気が評価されることは少ないと思われがちです。
しかし中途採用者であっても、応募者の中で誰よりもやる気と積極性が感じられる人はやはり印象に残ります。
経験が不足していても、意欲の部分である程度カバーできると判断され、採用につながるケースもあるのですよ。
もちろん、やる気のアピールに終始していてはいけませんが、活かせる経験やスキルを棚卸したうえで積極性を見せれば十分勝算があるということです。

応募条件に満たなくてもチャンスはある!

気になる求人を見つけても応募条件を満たしていないと残念な気持ちになりますよね。
しかし実際のところ、企業が応募条件を設定するのは絶対的なものばかりではありません。
どうしても入りたい企業があれば挑戦してみるのも一つ。
応募条件の壁を超えて採用したいと思われるよう、アピール方法を工夫しましょう。

 

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