英文履歴書のResumeとCVの違いと4つのスタイル

英文履歴書のResumeとCVの違いと4つのスタイル

転職で英文履歴書の提出が求められて書き方に困っている人はいませんか?
日本の履歴書とは大きく異なり、英文履歴書の中にもResumeやCVなど色々なスタイルがあります。
適切に選んで自分をしっかりアピールできる履歴書を提出しましょう。

英文履歴書(ResumeとCV)の基本は自由構成

英文履歴書は、日本の履歴書のようにフォーマットが決まっているわけではなく、レジュメでもCVでも、自由なレイアウトで作成します。
自由な分、アピールの仕方、内容のまとめ方、書類作成のセンスなども問われることになります。
自信のない人は、ResumeやCVなどのキーワードで検索して、サンプルのレイアウトを参考にしてみてください。

テンプレートの活用はおすすめしません。
自分の書きたいこととテンプレートに設定されている構成が合わないことがあるからです。
シンプルな設定であれば変更も容易ですが、オンライン上のものは案外、作り込まれていることがよくあります。
白紙の状態から作成するほうが、よりスムーズに作成できるでしょう。

日本語の職務経歴書の翻訳では不十分

レジュメやCVは、日本の履歴書とはフォーマット自体も異なるのでそのままの翻訳しても有効ではありません。
明らかに足りない内容があるはずです。
英文履歴書は日本語で書く職務経歴書のようなものですが項目は異なります。

文章や箇条書きする表現も、日本語の直訳では簡潔な表現にできません。
レジュメやCVでは、正確な教科書のような主語や動詞の揃った書き方はしません。
文法よりも内容の把握しやすさを重視した言葉選びや表現が必要になってきます。
直訳しないということを覚えておいてください。

ResumeとCVとスタイルを使い分けよう

ResumeとCVは厳密には別物。
Resumeは、主にアメリカ式、CVはヨーロッパやアジアなどで活用される形式と言われており、それぞれに含めたほうがいい項目も若干異なってきます。
また、ResumeやCVにもいくつかのスタイルがあります。
経歴の長さ、転職回数、業種や職種によってよりアピール性の高いスタイルを選ぶことが大切です。

英文履歴書のResumeとCVの違い

求人内容を見ると求められている提出書類がResumeと書かれている場合と、CVと書かれている場合があります。
応募する企業や採用担当者が英語圏なら、それに従って作成し提出します。
少し注意が必要なのが、英語圏でない場合(例えば日本)でResumeとCVを混同されている可能性も。
それぞれの特徴を知って、本来求められるのがどちらなのかを考える必要が出てくるかもしれません。

Resumeとは?

CVに比べると比較的シンプルな内容です。
通常はA4、1枚に収めるのが一般的で、経歴をざっくりまとめます。
写真を含め、個人的な情報は記載しないという点がCVとの大きな違いです。
生年月日、身長や体重、健康状態、趣味、婚姻状況、扶養状況などは記載しないのが通例。
雇用の差別を回避する文化が反映されています。
主にアメリカやカナダでは主流になっているようです。

CV(Curriculum Vitae)とは?

日本の職務経歴書の内容により近いのは、CVです。CVはレジュメよりも細かい経歴を記載します。
ヨーロッパ、アジア、アフリカ、中東などでよく使われています。
通常はA4、2枚に収めるのが理想とされています。
個人的情報も含めますし、ほぼすべての学歴と職歴の記載が求められるので、レジュメに比べ、より詳細な内容が必要です。
また、レジュメと書かれていてもCVの意味合いで提出が求められていることがあるので注意しましょう。

英文履歴書(ResumeとCV)の4つのスタイル

ResumeとCVのどちらで書くことが適切かが分かったら、次はそのスタイルを選びます。
英文履歴書は、職歴や転職回数、業種や職種によって、よりアピール性の高いスタイルを選ぶことがポイント。
自由なフォーマットだからこそのメリットです。
ここでは4つのスタイルについて、それぞれの特徴と、どんなタイプの人に適しているのかを説明します。

クロノジカル(時系列)

自分の経歴を時系列に沿わせて記載していきます。
一番馴染みのあるスタイルではないでしょうか。
英語の場合は、直近の経歴から遡るように順番に書いていきます。
応募する職種と直近の仕事が同じなら時系列のスタイルが向いているでしょう。

書く側にとっても読み手にとっても今までの経歴が分かりやすいという点がメリット。
同じ業界を貫いている人、転職もステップアップできている人に適しているスタイルです。

読み手が経歴の中から、応募職に関する適性を拾っていかなければならないというのが難点かもしれません。
転職回数の多い人や途中のブランクがある人は、その点が目立ちやすくなる点がデメリットです。
異なる職種に転職する場合も、他のスタイルの検討してみましょう。

ファンクショナル(経験重視)

全体の経歴ではなく、経験やスキル、能力を重視したスタイルです。
例えば、マネジメント力、営業力、マーケティング力などアピールしたいことについての経験、業績やスキルにフォーカスして記載します。
応募したい職種に適合する内容に絞って提示することが可能で、転職経歴のそれぞれの業務で、共通して磨いた能力をクローズアップすることができます。

採用担当者にとっても、応募者の能力やスキルなど、できることがすぐに把握できるという点はメリットです。
転職回数の多い人、異業種や未経験職種への転職にトライしたい人にとっては有効なスタイルです。
また、ボランティア活動など、正式な仕事以外の活動などが、応募する企業や職種に対してアピール性が高いと考えられる場合も、このスタイルだと盛り込みやすくなるでしょう。

コンビネーション(時系列&経験重視)

上記の2つのスタイルを組み合わせたものもあります。
読み手の目につきやすい最初の部分でアピールとなる経験や実績をまとめ、その後に経歴を時系列で記載します。
クロノジカルとファンクショナルスタイルの良い部分を取り込めるので、汎用性も高く、よく活用されるスタイル。
応募する職種に対して経験、実績、知識共に充実している人に向いています。
内容が長くなりやすいのがデメリットなので、重複する部分の簡素化に努める必要があるでしょう。
職務経験の長い人は避けた方がいいかもしれません。

ターゲット(達成事項のみアピール)

自分のできることや達成してきたことだけにフォーカスして記載するスタイルです。
ファンクショナルのスタイルにも似ていますが、さらに企業の求める条件や能力、スキルに絞り込む点で異なります。
その能力や実績について詳しく表現してアピールとするのが特徴で、募集されているポジションに適性や条件が一致している場合に有効です。

経歴と職種に合わせた英文履歴書を選ぶ

レジュメやCVは、書き方が自由な分、迷ってしまうこともあると思います。
しかし、自分を効果的にアピールするために経歴や職種に合わせて選択できることは英文履歴書のメリットです。
それぞれのメリットとデメリットを知り、有効な英文履歴書に仕上げましょう。

 

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