上手く伝えて円満に!退職理由を考えよう

上手く伝えて円満に!退職理由を考えよう

退職を考えている人や退職を決意した人にとって次に考えなければならないことといえば、企業へ退職の意向を伝えるということです。
なかなか話しづらい内容ではありますが、実は上手く退職を伝えることで円満に退職を迎えることも出来るのです。
今回は、そんな「円満退職」の方法についてご説明します。

退職を決意!でも理由はどうやって伝えよう?

退職を会社へ伝える際に、一体どうやって伝えるのが良いのか悩んでしまいますよね。
伝え方によっては退職日までの期間、社内に居づらくなってしまうなんて可能性もあるのです。
では、一体どうやって退職の意向を伝えれば良いのでしょうか。

退職するなら円満退社を!

皆さんは、「円満退職」または「円満退社」という言葉を聞いたことはありますか。
退職という難しい内容ではあるものの、企業側と上手く話や折り合いを付け、労働者と企業側の双方が納得や理解をしたうえでスムーズに引き継ぎ等を終えて退職を迎えることを言います。
そうすることで喧嘩別れでは無く、お互いの関係を良好に保ったまま退職を迎えることが出来るのです。

でもどうして円満退社が良いの?

では一体なぜ、円満退職を迎えるのが良いのでしょうか。
どんな退職方法を選び、退職日まで居づらい思いをしたとしても退職日を迎えてしまえば何も変わりは無いのではないかと思っていませんか。
実は、退職後に影響を与える場合もあるのです。

退職理由が今後の転職活動に影響!?

定年退職や家庭の都合などで退職を迎え、次に企業で働く予定が無い人以外は転職活動を行うことになると思います。
そうした転職活動を行う中で、企業側と上手く行かずに前職を辞めた事や、引き継ぎ等をせずトラブルとなって辞めた事が次の企業に伝わってしまうと、「次の企業でもトラブルを起こすのではないか」「人間関係を上手く調整出来ないのではないか」と思われてしまう可能性もあります。
また、面接や履歴書で円満退職をしたと装っても、その嘘は目の肥えた面接官や人事担当者にはどこかでばれてしまうものです。
仕事を辞めるうえで、きちんと企業側と折り合いを付け、円満に退職を迎えたということで人間関係やトラブルに対する転職希望の企業の心配を無くすことが出来るのです。

退職後の職場の人間関係は今後も続くかも

また、円満退職を迎えた方が良い理由の一つとして、退職後にも前職場の人達とは関わりを持つ可能性があるからです。
同業他社や取引先に転職した場合はもちろんですが、退職後に前職場の人と再会するということは意外と多いものです。
また企業同士、人と人との繋がりというものは簡単に把握できるものではなく、自身の知らない意外な場所で繋がりがある場合もあります。
そういった場合に円満退職をしていないと、今後の業務や人間関係に大きな影響を与えることも考えられます。
逆に、円満退職を迎えていれば、今後の業務や人間関係をさらに円滑に進むことが出来る可能性もあると言えるのです。

どんな理由を伝えれば円満退社につながるの?

企業側にとってだけではなく、退職後の自身のためにも円満退職が必要だということが分かりましたね。
では、どのように理由を伝えれば円満退職を迎えることが出来るのでしょうか。
次に円満退職を迎えるうえで覚えておきたい、大切なポイントをご紹介します。

大切なのは「引止めが難しい理由」を考えること!

円満退職を迎えたいと思っている場合、退職を伝える際に本音でぶつかっていくことは当然自身の印象を悪くしてしまいますし、逆に穏便に済ませようと建前や嘘を並べても上司からの引き留めに合ったり、企業に残るための妥協案を提示されてしまうことがあります。
退職理由を伝えるうえで大切なのは「引き止めることが出来ない」と企業側が思う理由を用意することです。
そうすることで、円満に退職を迎えることが出来るのです。

全て本音を伝える必要は無し!上手に理由を考えよう

退職を迎えるうえで、全て本音を伝える必要は全くありません。
上司や同僚など退職を知った人に対して遺恨が残ることのないよう、実際に自身が思う本音の退職理由とは別に、企業側に対する建前の退職理由を用意することも必要になってきます。
そうすることで周囲の人間関係に火種を残さずに退職を迎えることが出来ます。
「退職をすることは残念だが、仕方のないことだ。」と周囲の理解や納得を得ることで、転職後の人間関係も円滑に進めることが出来るでしょう。

不満を伝えるのはNG!

退職を決意した際に、企業側や上司に対して不満を持っている人もいるでしょう。
しかし、円満退職を迎えるためにも不満は心に留めておくようにしましょう。
もう辞めてしまうのだから、言いたい事を全部伝えたいと思う気持ちはとても良くわかりますが、前述のとおり転職後の人間関係に大きな影響を与える場合もあるのです。
何より自分の今後のためにも、会社に伝えるのは感謝にだけ留め、不満は言わないようにしましょう。

具体的にどうやって伝えよう?

円満退職を迎えるうえでの大切なポイントがわかったところで、具体的にどのような理由を伝えて退職を迎えれば良いのかを見ていきましょう。
いくつかの例を参考に、円満退職が迎えられる退職理由を考えてみてください。

自身のステップアップなど前向きな理由を!

退職理由がネガティブな物であった場合、現状改善のための妥協案を提示されたり、働き方改善を促されてしまう可能性が高いです。
そこでおすすめなのが、自身のステップアップや挑戦したいなどのポジティブな理由を用意することです。
例えば「興味のある仕事が見つかった。」「違う環境で自身の力を試したい。」と言った現職場では実現できない、かつ前向きな理由を用意するということです。
そうすることで引き留めにあうこともありませんし、上司からの納得も得られやすく退職後も良い関係を築くことが出来るでしょう。

万能な言葉「一身上の都合」

また、退職する際に耳にする言葉として「一身上の都合により退職」と聞いたことがあるかと思います。
これは、その人自身の身の上や境遇などに関する個人的な問題や事情を表す言葉なのですが、退職理由としてこの言葉を使うことも出来ます。
労働基準法上では、労働者側が企業側に退職理由を伝える必要は無いとされていますので、企業側の理由では無く個人的な理由で退職をしたいという意味でこの言葉を使うこともおすすめします。
しかし、中には詳しく退職理由を聞き出そうとする上司がいる場合もあります。
そういった場合は、前述の「引き止めることが出来ない理由」を用意しておき、それを伝えるとよいでしょう。

会社ではどうにも出来ない家庭の事情

最期におすすめしたい退職理由として、家庭の事情を伝えるという方法もあります。
これは寿退社であったり、介護や育児といった企業側ではどうすることも出来ない理由を用意するという引き止めることが出来ない内容となります。
また、これらの理由は引き留めも出来ませんが、深く追求することも出来ませんのでこれらの理由を伝えることもおすすめです。

退職理由を決定!どうやって切り出そう?

伝えるべき退職理由を決定したら、次に必要なのがその理由を企業や上司に伝えるということです。
退職とは企業側にとって決して良いものではありませんので、伝えづらい内容ではありますが上手く話しを通すことで円満に退職を進めることが出来ます。

まずは直属の上司に相談してみよう!

まず退職の話は直属の上司に伝えましょう。
直属の上司を飛ばして社長や部長に話をした場合、上司の管理能力を問われる事態になりかねず上司との関係が悪くなってしまいますし、仲の良い先輩や同僚に先に相談した場合はそこから上司の耳に入り不快な思いを与え余計なトラブルが起きる可能性があるからです。
そこで始めに直属の上司に相談という形で話を持ちかけましょう。

上司と相談して退職日を決定していこう

直属の上司と相談を終え退職の了解を得たら、上司はその内容を社長や部長と話し合い今後の方針を決定します。
後任をどうやって決定するのか、退職者が担当していた業務をどのように引き継ぎ退職時期をいつに決定するか、などの方針を社長や部長、そして退職者と共に調整してから退職が正式に確定され周囲に告知されることになるのです。
その後の業務のことも考え、上司と共に退職日を確定していきましょう。

退職理由を伝えたら上司から引止めが!

退職の意向を上司に伝えたところ、さまざまな妥協案や改善策を提示され引き留めに合う場合もあります。
また、引き留めに合いなかなか退職の話が進まずに退職日を確定できないなんてこともあるのです。
なぜ上司は引き留めを行うのでしょうか。
そして引き留めに合った時はどうしたらよいのかを見てみましょう。

なぜ、退職を引きとめられるの?

引き留めの理由としては、「企業にとって必要とされている」という場合ももちろんありますが、「上司の管理能力を疑われてしまう」「退職者を出さないような方針を出している」といった上司や企業側の都合である可能性もあります。
ですが、当然引き留めにあったからと言って必ず会社に残らないといけないわけではありません。
そのような場合にも退職の話を進めることは可能です。

引きとめられても退職は法的に認められた権利!

どれだけ引き留めにあったとしても、退職の自由は法的に認められた労働者の権利なのです。
そのため、何を言われても退職の話を進めることは可能です。
その場合、毅然とした態度で退職の決意が変わらないことを訴え続けることが何より大切です。
直属の上司が話を進めてくれない場合は、さらにその上の上司や人事部に直接相談し話を進めて貰いましょう。
また、どうしても話が進まない場合ではありますが、労働基準監督署に相談したり、次の転職先を決めてしまうことも方法の一つではあります。

円満退社で今後の社会人生活も円満に!

いかがでしたか。
ただ退職するだけではありますが、どのような退職を迎えるかによって転職後の仕事に影響を与える可能性もあるのです。
円満退職を迎える事で今後の仕事がスムーズなものになるように、退職の際には今回おすすめしたポイントを意識して話を進めてみてください。

 

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