同期との適切な距離感の保ち方。大事だからこそ知っておきたい付き合い方のコツ

同期との適切な距離感の保ち方。大事だからこそ知っておきたい付き合い方のコツ
rawpixel / Pixabay

学生時代のように友人がそばにいない会社では、同期入社の存在は心強いですよね。
何でも言いあえて悩みも相談できる同期は貴重ですから、ぜひ大事にしましょう。
ただ、大事な存在ゆえに慎重な対応も必要。
同期とはいえ仕事上の付き合いがメインですから、適度な距離感を保つことも大切になります。
ここでは、同期との付き合いにおける注意事項と適切な距離を保つコツを紹介します。

 

同期との付き合いで覚えておきたいこと

社会人になって数年の若い人にとって、同期入社は特別な存在です。
入社式で隣の席だったり研修で同じグループだったりして、急速に親しくなることもありますよね。
社会人経験が浅い人ほど同期との関係性が深くなっても不思議ではないでしょう。
ただし、大事な存在の同期だからこそ、付き合い方を心得ておくべき。
距離感を間違えると仕事上の信頼に関わってくることもありますから注意が必要ですよ。
ここでは、同期との付き合い方で覚えておきたい注意点を紹介します。

一番わかり合えるのはやっぱり同期?

社会人経験が何年もあると、同期以外にも先輩や後輩、上司とも信頼関係が築けてくるなどして、職場での人間関係はさまざま。
同期だから特別ということはなくなります。
しかし、社会人経験が少ない人は、人間関係の傾向が偏りがちで、特に同期入社の相手は自分と立場が近いこともあって親しみを覚えることが多いでしょう。
会社員としての交友関係がまだ狭い若い人は「同期=友人」のように公私ともに行動をともにするというケースもありますよね。
この場合、必ずしも同期が自分の気持ちを分かってくれるわけではなく、場合によっては同じ道をたどった先輩や上司の方が理解してくれることもあると覚えておきましょう。
もちろん人によってさまざまですが、同期というだけで個人を見つめることなく付き合ってしまうことには少々注意が必要です。

比較対象になるという覚悟が必要

同期入社でも職場が違い、たまに会う程度ならば距離感が保ちやすく問題ありません。
近況報告をして悩みや不安を共有することで、また明日から頑張ろうと明るい気持ちになれることでしょう。

ただ、職場が同じ同期の場合は必ず比較対象になるということは覚えておきたい点。
比較されるのは必ずしも悪いことではなく、それによって切磋琢磨して成長していけるものですが、近い存在ゆえに異常なライバル心をもってしまうこともあります。
先輩や上司には気を遣うのに、同期にだけやけに態度が横柄だと、人としてどうなのかと思われます。
職場の雰囲気を悪くして、周囲の信頼を得られにくくなることがあると覚えておきましょう。

公私混同には気をつけて

職場には一定のルールが設けられており、会社員として働く以上秩序を保って行動すべきですよね。
しかし、同期入社の相手に頼まれると、部署の立場を利用して、ルールを超えた行動を取ってしまうことがあります。
それではルールを守って行動している人との不公平が生じますし、ルールを破るといつか必ずばれるもの。
そのとき「同期だったからつい……。」と言っても何の言い訳にもなりません。
プライベートであれば自分のできることをやってあげればいいですが、会社上の立場を利用するのはNGです。
ルールを破って同期にいい顔をしたところで自分には何のメリットもないのですよ。
越権行為を気軽に要求してくるような同期とは距離を置くことも必要です。

 

同期との適切な距離感を保つコツ

大切な同期と適切な距離感を保ち、長く付き合っていくにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、同期とのいい距離感を保つコツを紹介します。

社会人としてのマナーを守るべき

同期入社の人に対してにこやかに接すること自体は問題ありませんが、職場にいる間は友人のような振舞いをせず、ビジネスライクな対応を心がけましょう。
職場内で同期同士がプライベートの話で盛り上がってしまっていると、職場の人はあまりいい感情を持ちません。
仲がいいのは素敵なことですが、仕事は仕事と割り切って、社会人らしい行動を意識すべきです。

例えば同期に対して敬語を崩す、ニックネームで呼ぶなどは、仕事中はマナー違反。
他のすべての同僚たちと同じような対応が大切です。
最近は、会社としてあえてニックネームで呼ぶことをルール化しているような企業も存在します。
その会社にいるときはそれがルールですから従うだけであって、そうでない限りは一般常識が何かを常に考えておきましょう。

同期と自分、強みが違うから焦らないこと

何かにつけて比較対象とされやすい同期に対して、段々とストレスを感じてくることがあります。
特に同期が器用で自分より評価を受けやすいタイプだと、うとましく思うこともあるかもしれませんね。
しかし、社会人経験がまだ浅い段階ですから、同期と自分を比べて焦る必要はありません。
何でもできる要領のいいタイプが必ずしも優れているわけではなく、覚えるまでに時間がかかっても、誰よりもできるようになる人もいるのです。
それぞれ性格も強みも違うのですから、自分の強みを活かすことを考えましょう。
新人時代の評価が数年後に逆転することなどよくあるのですよ。

仕事に対するスタンスを共有しておくこと

いくら同期であっても仕事中は無駄話をしたくない、ルールはルールで守りたいなど、自分なりに仕事上のスタンスがあるでしょう。
しかし相手がそれを理解していなければ、仕事中にプライベートな話をしてきたり、困った依頼ごとをしてくる可能性もあります。
我慢して相手にあわせても、邪険な態度をとっても、同期との付き合いはうまくいきません。
自分はこんな風に思っているという仕事への考え方を普段から伝えておくと、相手も理解してくれるはずですよ。
相手がどんなことをされたら嫌なのかを知るためにも、相手の考え方を聞いておくことも大切ですね。

同期が悩んでいたら解決ではなく話を聞いてあげよう

先輩にも上司にも言えない悩みを、同期だからこそ明かせることがあるでしょう。
同期の悩みの相談を受けることもありますよね。
ただ、残念ながら職場上の悩みの多くは同期である自分には解決できません。
人間関係の悩みを具体的に解消できるように人員配置をする権限もありませんし、自分も同じ社歴だから悩みの理解はできても解決策は提示できないもの。
特に職場が違う同期の場合、職場の状況を理解していないのに下手なアドバイスをするのは逆効果になり得ます。

では同期の悩みを放っておくのか?というとそうではありません。
ぜひじっくりと話を聞いてあげましょう。
相手にとってみれば、話を聞いてもらうだけでスッキリすることもありますし、話しているうちに自分の考えが整理され、具体的な解決に何が必要なのかを冷静に考えることもできるはず。
同期の悩みに対しては無理に解決しようと奔走するのではなく、まずはじっくり話を聞いてあげることが大切です。

同期との付き合い方で悩みを抱えたら?

同期とはいえ人との付き合いですから、相性があわないなどの問題で悩みを抱えることがあるかもしれませんね。
同期グループができている場合、そのうちの1人との相性があわなくても我慢してしまうことがあるでしょう。
しかし、悩むぐらい上手に付き合えないならば、いっそ距離を置いた方がうまくいきます。
職場におけるいい出会いは同期だけではないのですから、一人の大人として自立した人間関係を築く勇気も必要ですよ。

 

大事な同期だからこそ適切な距離感を保とう

溢れるほどの企業が存在する中で、同じ時期に入社をすることで、同期に対する思い入れが深くなることがあるでしょう。
悩みや不安を共有しやすく話しやすい、ほっとできる存在ですよね。
ただ、大事な同期だからこそ長く付き合っていきたいもの。
適度な距離感を保っていけるよう心がけましょう。

 

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