知人からすすめられた人材銀行とは

知人からすすめられた人材銀行とは
Sophieja23 / Pixabay

人材銀行は、「管理職」、「技術職」、「専門職」など、高度な知識と豊かな経験をもつ中高年齢者の再就職や促進、産業界が期待する人材の確保のために国が設置したものですが、平成28年3月をもって廃止となってしまいました。

専門的な職業を求める人、またその人材を求める企業にとっては、ハローワークよりも利用価値が高かったかもしれません。

今回は、人材銀行とはそもそも何なのか、どんな機関なのか、人材銀行に代わる組織について見ていきましょう。

人材銀行とは

厚生労働省の機関で、中小企業を中心とした経営管理や生産管理についての専門知識、技術を有する人材に対しての再就職促進のための職業紹介を行うところです。
管理職や専門職、技術職に従事してきた中高年者を対象に、ハローワークの一機関として職業相談や職業紹介を無料で行ってきました。

人材銀行はなぜ廃止となったのか?

人材銀行は、知識や技術のある経験豊富なシニア人材の求職活動を支援するサービスを行い、シニアの転職・再就職をサポートしてきました。

東京・埼玉・名古屋・京都・大阪・福岡の全国6ヶ所にあり、ハローワークに比べて専門的な知識や技術をもった人の就職斡旋に強みを持っていましたが、事業の効率化、スリム化を図る国の事業見直しで、廃止されました。

人材銀行に代わる組織はあるのか?

人材銀行が廃止され、事業を引きついだ組織はあるのかというと、正確にはありません。
もともと、職業紹介をしていたハローワークがありますので、そこを利用するほかないというのが実情ですが、似たような事業を行っている組織は存在します。

中核人材確保センター

平成28年4月からハローワーク飯田橋内に、中核人材確保センターが設置されています。
40歳以上で管理職、技術職、専門職を必要とする人材確保支援のため専門施設で、人材銀行の代わりに創設されたわけではありませんが、ほぼ近い業務を行っています。
扱う求人は、都内就業の仕事に限られますが、住居は東京でなくでも大丈夫です。

参考:東京労働局ハローワーク飯田橋

東京しごとセンター

東京しごとセンターは東京都の委託を受けて行っている事業で、都内での雇用・就業を支援することが目的で設置された「しごとに関するワンストップサービスセンター」です。
若年者から高齢者まで全ての年齢層の求職者を対象としていて、きめ細やかな就業相談ができるのが特徴です。

参考:東京しごとセンター

埼玉ハローワーク中核人材確保支援窓口

埼玉ハローワークには、管理職、専門職、技術職を希望する方の支援窓口があります。

人材銀行ではなくハローワークへ

都内勤務希望の方は、中核人材確保センターや東京しごとセンターで、就業相談にのってもらえますが、それ以外の方は、各地域のハローワークで、対応してもらうことになります。
ハローワークの中でも埼玉県は、上記の支援窓口がありますが、そのような窓口はないところの方が多いのが実情です。

ただ、人材銀行や支援窓口といったことではなく、東京都の東京しごとセンターのように、例えば千葉県なら、千葉ジョブサポートセンターとして再就職に向けた総合支援施設がありますし、自治体によって、民間と協力して就業支援をサポートしているところも少なくありません。
人材銀行は、なくなりましたが、再就職や就業支援をサポートしてくれるサービスがなくなったわけではありません。

 

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