「デマンドサイド」とは?その意味とビジネスでの使われ方

「デマンドサイド」とは?その意味とビジネスでの使われ方

経済用語は、分かっているようでもニュースを聞いていると分からなくなることがあります。今日は、自分に身近な「デマンドサイド」の意味を考えてみましょう。

「デマンドサイド」の意味とは?

「デマンドサイド(demand side)」とは、需要側という意味があり、「需要サイド」を意味しています。反対に、「サプライサイド(supply side)」とは、供給側という意味があり、「供給サイド」を意味しています。

この経済用語であるサプライサイドとデマンドサイドの話は、両方セットで覚えておくといいです。

「デマンドサイド経済学政策」「デマンドサイド政策」の意味とは?

「デマンドサイド経済学政策」とは、ケインズが1936年に発表した著書「雇用、利子および貨幣の一般理論」の理論を中心とする経済学のことで、需要重視の経済学ともいいます。

「デマンドサイド政策」とは、経済を活性化させる役割を需要側に与えることで、「需要重視」の利益を追求すると言い換えると分かりやすいかと思われます。

また、日本では、安倍政権で行われているアベミクストでは、経済学で言うところのサプライサイド(供給側)とデマンドサイド(需要側)、それぞれのてこ入れを一遍に盛り込んでスタートさせています。

2013年度国会で可決した、税制改正にも盛り込まれています。

※参考資料2013年税制改正より引用(https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/joto-sanrin/h25aramashi.pdf)

たとえば、住宅取得に伴って住宅ローンを設定した場合、10年間で最大400万円まで所得税などから控除できるように従来のローン減税も拡充されました。
所得税額が少なく、控除しきれない場合は、地方税から差し引く額も増やし、それでも残れば現金で給付することまで決められました。2014年4月から実施されています。

その他、住宅ローン減税と自動車取得税の縮小・廃止などにより、需要創出側の政策を投げかけています。

「デマンドサイド」を使うシーン

「デマンドサイド」という言葉は、経済用語のため政治や国際関連のニュースで目にすることが多いです。

また、厚生労働省からのレポートにもこの言葉はよく使われています。
「経済への影響・・・サプライサイドでは、労働力人口の減少や貯蓄の減少により、潜在的成長率が低下。 デマンドサイドでは、現役世代の減少により消費全体が下押しされ、需要が縮小。」

「デマンドサイド」を英語にするなら?

「デマンドサイド」は、「demand side」もしくは、 「demand‐side」と表記されます。

・経済への影響・・・サプライサイドでは、労働力人口の減少や貯蓄の減少により、潜在的成長率が低下。 デマンドサイドでは、現役世代の減少により消費全体が下押しされ、需要が縮小。
Impact on the economy … The potential growth rate decreases due to a decrease in the labor force and the reduction of savings. The consumption in general is getting smaller due to a decrease in the size of the working generation, resulting in less demand.

「デマンドサイド」は需要サイド

「デマンドサイド」は、需要サイドのことですので、消費者、つまり自分たちにも影響があるものが多いので、身近に感じる言葉だとわかりますね。

この経済用語であるサプライサイドとデマンドサイドの言葉は両方セットで覚えておくと国が行っている政策なども理解しやすくなりそうですね!

 

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