未経験で外資系企業への転職を成功させるポイント
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
グローバル化が進み、転職で未経験でも外資系で活躍したいと考える人も増えています。
外資系特有の厳しさもありますが、外資系企業で働くことのメリットは日系企業では得難いものです。
未経験の職種で外資系への転職を成功させるためのポイントを紹介します。
目次
未経験の外資転職におすすめの転職サイト
未経験で外資系企業に転職する人におすすめの転職サイトを紹介します。
各社がグローバルにネットワークを持ち、外資系企業転職に強みを持つ転職サイトなのでぜひチェックしてみてください。
外資転職を考えるならまず登録したい「JACリクルートメント」
外資系転職に携わってきた歴史の長い転職サイトで、外資系企業との信頼関係も強固な転職サイトです。
外資系が未経験の人にとっては求人検索でも安心できる企業を探すことができる心強い存在です。
外資系企業や海外、特にアジア圏企業の求人に強く、扱っている職種の幅も広いのが特徴です。
エージェントと一緒に活用することで、希望する求人について良く知ってから応募することができます。
担当してくれるコンサルタントは各業界の出身者も多く、質の高いサポートに定評があるようです。
未経験の外資系金融などエグゼクティブ希望なら「ビズリーチ」
未経験でもハイクラスに転職したいと思っているなら活用したいのが「ビズリーチ」です。
30代以降のエグゼクティブ転職のサポートを強みとしています。
外資系金融業界に転職をした人、また外資系企業からの評判も良いようです。
サービスは求職者も有料になりますが、本気で好条件の外資系金融を希望している人は利用価値は高いはずです。
経歴書を登録してスカウトを受けるまでは無料なので、未経験者も経験者も市場価値を測る上でもおすすめです。
経理やコンサルなど外資系管理部門なら「MS-Japan」
経理やコンサルティングなど管理部門に特化した案件を持つのが「MS-Japan」です。
外資系や海外企業の求人も豊富に取り扱っています。
非公開求人が90%を超えるので、未経験の人もぜひ、エージェントも併用しましょう。
外資系や海外企業の管理部門の特質も詳しく理解したアドバイザーがいるので、有効な情報源になるはず。
未経験の人の不安や疑問も解決しながら転職活動ができるでしょう。
未経験で外資系企業への転職のカギは?
未経験で外資系企業への転職は、結論から言うと簡単ではありません。
しかし、うまく今までの経験につなげてアピールすること、最低限の条件を満たすこと、求められる人物像を備えていることなどがクリアできると、未経験でも転職成功の可能性をグンと上げることができます。
応募する職種を遂行していく英語力
外資系での未経験の職種に転職したいと思っている人は、まず、転職先での業務内容を徹底的に把握しましょう。
その職種自体は未経験でも、これまでの経験や勉強してきたことでカバーできる点がないか探すのです。
カバーできる点が、未経験の応募者のスキルや能力のアピールポイントになります。
グローバルな人材の中で立ち回る力
外資系企業には、日本人以外の多種多様な国籍を持つ社員がいます。
日本人社員も海外での学歴、職歴など経歴の幅や個性が広がるはずです。
未経験の転職では、その中でうまくコミュニケーションをとる姿勢や心意気を持つことも大切です。
外資系が未経験の人は、英語のレベル云々よりも、まずは英語でのコミュニケーションに抵抗がないことが先決事項。
転職活動では、仕事でもプライベートでも外国の方たちと積極的に関われること、建設的でロジカルなコミュニケーションの手法を心得ていることは、未経験でも外資系に採用される確率を高めるでしょう。
企業にメリットをもたらす実力
外資系企業というと未経験でも未経験でなくても英語力が浮かぶ人も多いかもしれません。
確かに未経験の転職者に英語力があって損をすることはありませんし、高度な仕事を成し遂げるにはビジネス英語の駆使も必要です。
外資系企業が未経験の転職者に求めるのは、英語でできる何かを持っているということ。
そして、外資系への転職活動では、「英語で何ができるか」と「外資系企業が求めること」が一致していなければ転職の成功は得られません。
外資系、そして未経験といっても英語力より、実績を出す仕事力や今後のポテンシャルを重視する企業は多いものです。
未経験でも外資系への転職するメリット
未経験で外資系企業に転職することのメリットを見ていきましょう。
未経験者でも外資系企業で働くことのメリットは十分に得ていけるでしょう。
未経験者としての自分のメリットを確認したら、自分が外資系に転職することで企業にどんなメリットを与えるかまで考えて転職活動を進めていくことが大切です。
グローバルステージの経験
毎日、関わる仕事と周りの人たちを通じて、視野は大きくなっていくはずです。
具体的には、グローバル視点の市場動向に触れると、国ごとに大きさや幅が異なることも発見できます。
外資系企業が持つネットワークにより、日系企業では得られない情報や考え方にも触れられます。
関わる人が多国籍になればなるほど、様々な考えや価値観に触れ、自分の世界を広く柔軟にしてくれるでしょう。
未経験で始めたとしてもキャリア構築の上でとても有効となる能力を培うことができるはずです。
英語の実務力のブラッシュアップ
未経験の人でも培った英語力や海外経験をもとに外資系への転職が視野に入る人も多いでしょう。
企業によって英語のレベルも使う頻度も異なりますが、それに応じてビジネスで活用する英語力も向上します。
英語での応対力、交渉力、説明力、あらゆるコミュニケーション能力を実践の場で磨いていくことが可能です。
外資系企業では、日常でもビジネスでも生の英語力とその感覚を実体験できるのがメリットです。
そのような環境が未経験の人にとって、効率的で貴重なブラッシュアップの機会になるでしょう。
非正規社員でも年収は高め
外資系企業の求人の中には、転職者の非正規雇用が積極的なところもあります。
未経験の転職でキャリアを重視する人は、正社員でない採用枠も検討してみてはいかがでしょうか。
業務内容は非正規社員とはいえ、正社員のレベルと変わらないことが多いです。
近年は、英語学習市場も盛んになり、数年後の相場は変化する可能性が高いですが、年収も同じ職種の日系企業より高い傾向にあるようです。
未経験でも経験と実績を積めば、正社員への登用の可能性も出てくるでしょう。
オンとオフのメリハリも明確な点も、外資系企業の働きやすさとしての魅力のひとつです。
未経験の外資系転職は特化型転職エージェントを活用する
外資系企業への転職では、外資系が未経験の場合と職種が未経験の場合があります。
いずれの場合も、外資系企業に強い転職エージェントを活用して転職活動を進められることをおすすめします。
外資系も様々!企業の種類や業務レベルを知れる
外資系が未経験の人の転職では、確認しておくべきことがたくさんあります。
外資系企業の特徴は千差万別で、日系企業と区別する「外資系」という一言で括って転職するのは失敗のもと。
日常のオフィス内で使う言葉も日本語だったり、すべて英語だったり。
転職活動では、未経験OKという外資系の求人案件の業務レベルもひとつひとつ異なっていることを考慮しましょう。
未経験の転職で注意しておきたいのは、メインとなる職種、英語を使う頻度、英語を使う細かな仕事内容などを見て選択して自分とのマッチ度を測っていくことです。
英語資格のスコアだけでは見えにくい部分でもあり、転職活動の中で応募から内定を受ける前までに徹底的に確認することが大切です。
その際に有効な情報提供をしてくれるのが転職エージェントのキャリアアドバイザーです。
英語での職務経歴書や面接でのアピール対策
外資系への転職では、英語のレジュメやCVの提出が求められることが多いでしょう。
採用担当者や面接官が外国の人の可能性もありますし、面接に進んだ際にも、レベルチェックを兼ねた英語面接が行われることもあります。
外資系に未経験の転職で注意が必要なのは、レジュメやCVは自分で作成するということです。
提出書類の作成を第三者に任せてしまうと、面接での英語力とのずれが生じがちです。
採用担当者に疑念が生じやすくなり、選考時のマイナスポイントになりやすいようです。
その外資系企業に対する効果的なアピールのしどころや表現の方法をアドバイスしてくれるのも転職エージェントのキャリアアドバイザーです。
不明瞭になりがちな契約内容を防げる
外資系企業の職務規定や雇用契約のルールは、細かく複雑なこともあります。
英語での説明や文書になると、誤解や誤認の可能性が出てくるので慣れない未経験者は注意が必要。
認識に不一致があるままで転職となると、問題となったり、結果的に転職失敗となる可能性も出てきます。
ですから、転職エージェントのキャリアアドバイザーを介してしっかり理解しておくことをおすすめします。
規則面、契約面についての不正がないように、転職エージェントが仲介役として存在してくれるので安心です。
未経験で外資系への転職成功は情報収集と確認がカギ!
未経験で外資系企業への転職を目指すときは、情報収集と確認を行うことが大切です。
外資系企業の情報は、情報源が少ないので転職エージェントの助けを借りながらの活動が賢明です。
確かな情報を得た上で、自分がやりたいこと、できること、伸ばせることを加味しながら転職先を選択していきましょう。
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