東京都内の事務系転職、ポイントは?転職活動のノウハウを伝授
- カテゴリ名:業界・職種・企業研究
多くの求人が集まる東京都内の転職。
事務系の職種も例外ではありませんが、転職活動そのものが簡単かというと、決してそうではありませんよね。
東京都内における事務系の仕事を中心に、求人情報の選び方や転職活動の進め方のポイントを紹介します。
目次
東京での転職活動、事務系は難しい?転職市場の傾向
東京都をはじめ、特に都市部では企業の人手不足が話題になることも多い昨今ですが、事務系職種の転職事情はどうなのでしょうか。
東京都内で事務職の求人を見ると、求人数そのものは多いのですが、楽に転職できるというわけではなさそうです。
女性に人気な事務職は離職率が低い職種
東京都内の転職に限った話ではありませんが、事務職は、女性を中心に人気の高い職種です。
一方で、事務は、一度就職すると辞める人が少ない「離職率が低い職種」とも言われています。
労働環境が良い東京の大手企業ほど、事務のポジションが空きにくく、応募がかかりにくいというのは事務職の大きな特徴。
転職サイトなどを見ると、東京都内でも、それなりに事務職の求人を見つけることはできますが、同じ企業からの募集はかかりにくいのが現状です。
見つけた時がまさに転職のチャンスですので、機会を逃さないよう、事務の転職は早めの応募が欠かせません。
東京は求人数も多いが、競争率も高い
多くの企業が集まる東京都内は、事務職においても求人数の多さが目立ちます。
同時に、事務職の求人において、東京都内は競争率も高いのが大きな特徴です。
離職率が低い事務職は、特に正社員の空きが出るケースが少なく、人気の高さも手伝って、良い求人があればすぐに応募者が殺到し、転職希望者が決まってしまうことも。
求人が出た段階で、いかに早く応募し、選考プロセスに進むかということも、東京都内の転職では明暗を分けるポイントなのです。
契約社員やパート・アルバイトなど、働き方が多様な事務職
東京都に限ったことではありませんが、事務職の求人では、正社員での募集よりも、契約社員やパート・アルバイトといった求人が多いのも特徴的です。
派遣社員を積極的に利用するケースもあり、正社員に限って転職活動をするとなると、より高い競争率で争うことに。
東京都内の正社員事務での転職活動も例外ではなく、狭き門というのが現状です。
一方で、働き方が多様に選べるのは必ずしもデメリットではありません。
子育てなど、ワークライフバランスを考慮した転職活動もできますし、正社員登用実績のある会社で入社後にキャリアアップを目指すという方法もあります。
東京の事務系職種、転職活動の進め方のポイント
競争率の高い事務職での就業を目指すには、どうすればよいのでしょうか。
東京での転職活動の進め方のポイントを紹介します。
事務系職種の転職活動は中小企業が狙い目
東京都内には、言わずと知れた大企業から中小企業まで様々な企業が集まっています。
中でも、事務での転職を目指すなら、中小企業の求人が狙い目です。
「東京の有名企業で働きたい!」と意気込んでも、大手企業は社内異動などで欠員補充が効くため、事務の求人は見つかりにくいのが現状です。
また、大手企業では派遣社員の利用に積極的なところも多く、東京都内でも正社員事務の求人を探すのは困難な場合も。
その一方で、比較的規模の小さい企業の場合は、欠員補充などの求人が出やすいため、会社の規模にこだわらなければ、良い求人が見つかりやすいのです。
東京都内には大手だけでなく、中小企業もたくさんありますので、見方を変えるとより選択肢が増えることもありますよ。
大手よりもベンチャー企業がおすすめ
東京都内には、まだまだ歴史が浅く、成長途中といった企業もたくさんあります。
いわゆる「ベンチャー」と呼ばれるようなこうした企業の場合は、事業拡大を機にスタッフを募集することが多いため、東京都内で事務の求人を探すなら狙い目なのです。
また、ベンチャー企業には、転職後にキャリアアップしやすいという魅力もあります。
中途入社の社員でも、リーダーとして、あるいはマネージャー職として、活躍の道が広がりやすいのもベンチャー企業の特徴です。
歴史が浅いからといってあなどれませんよ。
契約社員や派遣社員から正社員を目指す方法も
事務の仕事は、正社員からパート社員まで働き方は様々です。
中には、契約社員・パート社員から、社員登用の実績を持つ企業もあります。
そのため、転職時に正社員の求人にこだわらずとも、ステップアップして上を目指すという方法も、事務系の転職ではおすすめです。
経験を積みながら正社員を目指したいという場合は、これまでに社員登用の実績がある会社を選ぶようにするといいですよ。
また、派遣社員の場合は「紹介予定派遣」として転職すると、当初の契約時に正社員雇用の可能性がはっきりします。
正社員登用の希望が強い方は、あらかじめ「紹介予定派遣」として転職活動を進めるのもいいかもしれません。
転職活動では、「いいな」と思ったらすぐに応募を
東京都内の求人はたくさんありますが、その分、人もすぐに集まりやすいのが特徴です。
転職活動では、正社員・派遣社員・パートなど、働き方に関わらず、早い者勝ち。
転職希望者の多い東京都では、迷っているうちにすぐに募集が終わってしまう事もあります。
条件に合う企業があれば、早め早めの応募がおすすめです。
内定獲得へ!東京の事務系職種の正社員転職、成功のポイント
競争率が高く、ライバルが多い東京都内の事務系転職。
転職成功のためには、やはり選考でのアピールは欠かせませんよね。
事務職の選考におけるアピールポイントを押さえておきましょう。
PCスキルとビジネスマナーは事務職の必須項目
事務の転職では、PCスキルは必要不可欠。
中には、Excelの関数やPowerPointの知識が求められることもありますが、ExcelとWordの基本操作ができればOKという求人が大半です。
これまで業務でパソコンを使った経験がないという方は、最低限の知識はあらかじめ習得しておきましょう。
東京都内の大手転職エージェントでは、無料のスキルアップ講座を開設していることがありますので、転職活動の合間に積極的に活用してみください。
「資格を取ってアピールしたい!」という方は、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)がおすすめです。
一定レベル以上のスキルがあることの証明として、転職活動で大いに利用できますよ。
また、事務はデスクワークだけでなく、電話応対や来客応対も行います。
会社の顔となることも多いため、転職活動ではビジネスマナーも重視なポイントに。
転職活動中のメール、電話でのやりとりはもちろん、面接での受け答えなども、きちんとしたマナーで対応したいものです。
自信がない方は、面接での応対など念入りにシミュレーションしておくといいですよ。
人柄やコミュニケーションスキルが転職成功を大きく左右する
ビジネスマナーに通じるところもありますが、事務の転職活動ではコミュニケーション能力も重視される項目です。
事務スタッフは、社内外を問わず、色々な業務がスムーズに進むよう陰ながら支える役割が期待されています。
そのため、周囲と密にコミュニケーションを取り、積極的に動いてくれる人材が求められています。
笑顔で明るく接してくれるような人が、転職活動でも好まれていますので、面接ではにこやかに、ハキハキとした受け答えを心がけるのも大きなポイントです。
転職面接では、応募書類との一貫性も重要!
転職活動では通常、書類選考を経て面接へと移ります。
その際、応募書類に書かれたことを元に面接で質問がなされるわけですが、書類の内容とまったく違うことを話してしまうと、面接官にとっては説得性がなくなります。
極端な話ですが、履歴書には「貴社の経営理念に感銘し、志望します」と記載したのに、面接では「事務職に興味があったので」と話してしまうと、どうしても印象に残りにくい人物になってしまうのです。
転職活動中は、一度に複数の企業を受験するので、志望動機などもややこしくなりがち。
応募書類は、都度コピーをとり、面接の前にはもう一度見直すようにしておきましょう。
ライバルの多い東京での事務系転職は、十分な準備が必要
東京都内は事務職の求人も多い一方で、ライバルも多く、競争率も高いのが特徴です。
良い求人を逃さないためには、すぐにでも応募が必要ですが、一方で、きちんと準備をしておかないと不採用となったり、入社後のミスマッチにつながったりすることもあります。
あらかじめ志望する条件を明確にして、東京での転職成功にチャレンジしてみてくださいね。
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