ルーティンワークにうんざり!退屈な仕事が劇的に楽しくなる考え方とは?
- カテゴリ名:一歩進んだ仕事術
社会人としての経験をある程度重ねると、仕事への慣れがモチベーション低下や退屈さにつながることがあります。
特に毎日のルーティンワークには、「もううんざり!」と感じる人もいるでしょう。
中には「ルーティンワークがつまらないから仕事を辞めたい。」とまで思う人も。
しかし、それだけで仕事を辞めるのは少し待ってください。
ルーティンワークは少しのコツや考え方の工夫で劇的に楽しくなるものなのです。
ここでは、ルーティンワークが苦手な理由と、ルーティンワークが楽しくなる考え方を紹介します。
ルーティンワークが苦手なのはなぜ?
ルーティンワークを苦痛に感じている人は、まずはなぜ苦手なのかを考えてみましょう。
理由を知ればそこに働きかけることができ、ルーティンワークへの苦手意識を改善することができますよ。
ここでは、ルーティンワークが苦手な理由を解説します。
#毎日同じことの繰り返しで飽きるから
ルーティンワークとは、毎月、毎日など一定の範囲において決まった業務をおこなうことですよね。
仕事を始めた当初は慣れることで精一杯のため飽きるという感情はありませんが、仕事に慣れ、マニュアルで手順を確認せずともできるようになれば「また同じことの繰り返しか。」と退屈に感じることがあります。
目新しさや変化を感じにくいのは、退屈の大きな要因です。
集中力の欠如と飽き性が原因
ルーティンワークが苦手な人は、集中力が欠如している可能性もあります。
ルーティンワークだろうと何だろうと、目の前の業務に集中していれば退屈という考えは生まれにくいもの。
注意力が散漫でミスが多いなど、上司や先輩から指摘された経験はないでしょうか?
もともとの性格が飽き性ということも起因しています。
何をやっても長続きしない、一つのことを「やり遂げた」経験が少ないなど、飽き性は仕事にとって大きなデメリットになります。
仕事の目的を理解していないから
ルーティンワークの存在は、仕事がスムーズにおこなえる、誰がやっても一定の質を保てる環境が整っているということを意味しています。
急な用事や病気で人が休むことになっても、ルーティン化された仕事ならば代替がききやすく、職場全体、利用者への影響も少なく済みます。
これは会社にとってとても重要なこと。
給与をもらって仕事をする以上、その目的は会社への貢献であるべきですよね。
ルーティンワークが退屈だから嫌だという従業員は、果たして貢献度が高いと言えるのでしょうか。
仕事の目的を自分自身の満足、達成感のみに置くならば、会社員でなく起業するという方法もありますよ。
退屈なはずのルーティンワークが楽しくなる考え方
退屈だと思っていたルーティンワークも、少し視点を変えて考えてみるだけで一気に楽しくすることができます。
せっかく仕事をするなら、楽しくやりがいを持ってやりたいですよね。
ここでは、ルーティンワークが楽しくなる考え方を紹介します。
ルーティンワークこそ仕事効率最大の鍵
仕事効率を上げると、限られた時間の中で成果を出すことができますから、コスパの高い優秀な人材ということになります。
優秀な人ほど今ある業務をいかに効率的におこなうかを考え、より短い時間で結果を残すことに注力するでしょう。
ルーティンワークこそ仕事効率アップの最大の鍵。
日々の業務をその場しのぎでおこなうのではなく、ルーティン化していくことで、周囲と仕事内容の共有ができていざというときに頼みやすくなります。
他の人に任せることができれば、自分は違う仕事に取り組むことも。
どんどんルーティン化させて仕事効率がアップすれば、自身のステップアップにつながると思いましょう。
ルーティンワークをつまらないものとして捉えるのはなく、自分のためになる素晴らしいものだと位置づけるのです。
集中力を鍛えるのに最適
集中力がない人は、それがルーティンワークであっても変化が激しい仕事であっても、ミスを犯しやすくなります。
仕事の能力と集中力は切っても切れない関係でしょう。
集中力を鍛えるのに最適なのがルーティンワーク。
ルーティンワークが退屈だと感じたら、「給与をもらいながら自分の能力を上げてくれるもの」と思ってみてはいかがでしょうか。
人間は本来の力をごくわずかしか発揮していないと言われています。
集中力を高めれば高めるほど、自分では思ってもいなかったような力が発揮できるようになりますよ。
目標時間を設定して厳守する
ルーティンワークを毎日同じことの繰り返しだと感じたときは、時間をはかってみましょう。
一つのワークに対してどれくらいの時間がかかるのか確認したら、次にやるときはよりスピーディーに終わらせることを目指すのです。
「昨日より早く終わらせる」を日々目標にしていれば、時間内に終わらせるために方法を工夫したり、集中するよう意識が働きます。
時間を決めれば退屈だと感じている暇もないため、あっという間にルーティンワークが終わりますよ。
どんなことも目標をもって取り組むことで楽しくなります。
ルーティンを極めれば可能性が広がる
トップアスリートや一流企業のCEOの中には、毎日自分の中でルーティンを決めている人が多くいます。
同じ行動を繰り返すことで心身ともにコンディションを保ち、集中力をアップさせる効果があるからです。
仕事におけるルーティンワークも、これと同じように考えてみてはいかがでしょうか。
プロ意識をもってルーティンワークに取り組むことで、素晴らしい結果が出せる可能性があるということです。
何かを成し遂げる人は必ず、一見つまらないと思えるような行為を毎日コツコツおこなっています。
そう考えてみれば、ルーティンワークこそ仕事に重要なことだと気づくはず。
皆が楽できる方法を提供しよう
退屈と感じるまでにルーティンワークをこなせるようになったということは、職場の人の役に立つ大チャンスです。
他人に説明できるほど仕事理解が進んでいるはずですから、職場の誰でも簡単に、楽にできるように工夫しましょう。
例えば、マニュアルやテンプレートを作ってしまう、数字を入力するだけで自動計算できるようエクセル関数を設定してしまうなど。
「おっ、これ便利だね。」と言われるような工夫をどんどん組み込んでいきましょう。
誰かの仕事が簡素化されれば、その分他の人のフォローにまわる余裕もできます。
職場全体で残業が減れば、皆が定時で帰れて人件費の削減にもなるなどいいことづくめ。
ルーティンワークがつまらないと感じた今こそ周囲に貢献しましょう。
給与をもらってできる楽しみをもつこと
ご褒美があれば頑張れるということはないでしょうか。
「この仕事を終えたら週末は旅行に行こう。」「ルーティンワークを効率よくできたら好きなスイーツを食べよう。」など、仕事の先にある楽しみを作っておくといいですよ。
旅行もスイーツを購入するのも、給与をもらってこそできることですよね。
ルーティンワークをおこなうことでしっかり給与がもらえる、その事実を忘れないようにすれば、「有り難い仕事」と思えるでしょう。
楽しみのためには早く帰る必要があり集中力にもつながるため、仕事効率がぐんぐんアップします。
ルーティンワークは工夫次第で劇的に楽しくなる!
ルーティンワークを退屈と見るか楽しいと思うかは、考え方が大きく影響します。
同じ仕事でも嫌々やるのと楽しく取り組むのとでは、達成感や時間感覚が変わってくるでしょう。
ルーティンワークが嫌だから仕事を辞めたい!と短絡的に考えるのではなく、まずはその仕事を楽しくやれる方法やコツはないかを探ってみてください。
これからどんな仕事を担当することになっても、その考え方はきっと活かされることでしょう。
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