転職する?しない?転職で解消できる4つの悩みと失敗しないためのポイント
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
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今の仕事に不満がある場合、転職によって解消できる場合があります。
どういった悩みが転職によってクリアにできるのか、また、どういったリスクを伴うのかについて解説します。
転職への参考にしてみてくださいね。
目次
転職で解消できる悩み1「やりがいなど仕事内容」
「今の仕事には向いていないと感じる」「本当はもっと違う仕事がやりたい」などといった仕事内容に関する悩みを抱えている方もいるでしょう。
こうしたケースや、「今の仕事が何か違う……」と感じている方も、転職によって解消できることがあります。
職場が変われば仕事内容ももちろん変わる
当然ながら、職場が変われば仕事内容は変わります。
仮に、同じ業界・職種だったとしても、企業によってやり方は異なりますので、仕事内容が大幅に変わることも。
そのため、「今の仕事にやりがいが感じられない」など、仕事内容に不満がある場合は思い切って転職するのもおすすめです。
やりたい仕事が明確な方ほど、転職することで高い満足度が得られる可能性は高いでしょう。
未経験でのチャレンジは条件が悪化することも
一方で、どんなにやりたい仕事でも、転職後に必ずしも思い通りに行くとは限りません。
特に、未経験の仕事にチャレンジする場合は、「蓋を開けたら理想と全く違った」というようなケースも。
また、未経験でのチャレンジの場合は、条件面で不利になることも心得ておかなければなりません。
特に、給与は今までより下がる可能性がありますので、十分な検討が必要です。
転職で解消できる悩み2「人間関係」
「職場にどうしても合わない人がいる」「上司とそりが合わない」というような人間関係における悩みも、転職理由としてよく挙げられるもの。
実際に、転職によって職場を離れれば、これまでの人間関係の悩みは解消されます。
転職先の人間関係は未知
今の人間関係に関してはクリアになる一方で、転職先の人間関係は実際に入社してみないと分かりません。
つまり、新しい会社の人間関係については、良くも悪くも未知なのです。
人間関係の改善を期待したい場合は、あらかじめ、社風などから企業の雰囲気を見極めておくのが大切。
他にも、転職希望者向けの口コミサイトなどから情報を得るのもおすすめです。
ただし、色々と情報を集めては見ても、実際に働く部署によっても人間関係は変わるもの。
100%の解決を望むのは難しいのが現実です。
「人間関係」を理由とした転職は不利になることも
採用面接では、「転職を決めた理由を教えてください」と問われることがありますが、その際に「人間関係」を理由に挙げてしまうと、選考で不利になることがあります。
人間関係のトラブルは、どの企業にもつきものです。
そのため、内情を良く知らない人事担当者からすると、「この人はまた似たような理由で辞めてしまうかも」「協調性がないのでは?」と思われる懸念があるのです。
人間関係を理由に転職するのは悪いことではありませんが、採用面接で口にするのは避けた方が無難です。
転職で解消できる悩み3「収入」
「給料が安い」「業績不振でボーナスがカットされた」というような、お金の悩みも転職理由としてはよく耳にします。
「一家の大黒柱として、年収アップを希望する」ということもあるかもしれませんね。
こうした悩みももちろん、転職によって解消できる場合があります。
妥協しないのが一番のポイント
収入の悩みを解消したいのであれば、妥協せずに転職活動をすることが大切です。
企業としては、安くていい人材が欲しいことが明確ですよね。
同じスキルの応募者がいれば、給与条件が安い方を選びたいのが企業心理ですので、当然、高い給与を希望すれば不利にはたらくこともあります。
しかし、そこで妥協していては収入アップの希望は叶えられません。
希望の年収を伝える場合は、「最低額」を提示するのがポイントです。
はっきりと「年収600万円以上を希望します」と回答するようにしてください。
現在の年収で嘘はつかないこと
転職活動では、参考までに前職の給与(年収)を聞かれることがあります。
「年収600万を希望しているので、今の年収もそのくらいに合わせておこう……」と安易に嘘をつく方もいますが、こうした嘘は簡単にばれるもの。
信頼に関わるので、正直に申告しましょう。
収入の話は、採用面接の中でももっともナイーブな話題のひとつ。
自分で給与交渉を行うのは大変ですよね。
そのため、収入に関する希望が強い場合は特に、転職エージェントンの活用がおすすめです。
企業との交渉に動いてくれますので、非常に助かります。
転職で解消できる悩み4「残業などの勤務時間」
「残業が当たり前」「休日出勤が多い」となると、仕事と生活のバランスが取れずに体調を崩すこともありますよね。
こうした勤務時間に関する悩みも、転職によって解消できる悩みのひとつです。
残業時間の条件を明確に
近年、過労死や「ワークライフバランス」にも注目が集まっているため、転職によって残業時間を減らすことは比較的簡単かもしれませんね。
とはいえ、「残業が全くない」という会社はそう簡単には見当たりませんので、まずはどの程度までならOKとするのか、上限を明確にしておくのがポイントです。
たとえば、「連日残業でも1時間程度ならいい」という方もいれば、「月末に集中して残業がある方が、メリハリがあっていい」という方もいるでしょう。
こうした細かい条件もはっきりさせておくと、企業を絞り込みやすくなります。
求人情報通りとは限らない
残業時間の目安や有給休暇の日数については求人情報に必ず記載があります。
とはいえ、必ずしもその通りとは限りません。
特に、有給休暇の消化に関しては、取得率が悪い会社は多いと言われていますので、求人情報をうのみにしていると、ミスマッチとなることも。
面接でも聞きにくい項目なので、口コミサイトなどで確認するのもおすすめです。
転職に失敗しないためのポイントは?
先述した4つの悩みは、転職することで解消できる悩みの一例です。
とはいえ、また別の悩みが湧きあがる可能性もありますよね。
そこで、転職でミスマッチを防ぐためのポイントも抑えておきましょう。
自己分析をしっかりと行う
転職活動をする際には、今ある不満や悩みに注目しがちですが、仕事をする上では様々な条件があるはずです。
まずは、「どういった企業で働きたいのか」「どういった仕事がしたいのか」について、しっかりと自己分析をしたうえで、転職活動に踏み切ることが大切です。
企業選びの基準があいまいでは、転職活動も思うようには進められませんよ。
志望条件には優先順位をつけておく
自己分析をすると、仕事の内容だけでなく、休日や残業時間、給与、社風など様々な条件が出てくるはずです。
その中で優先順位をつけ、妥協点を探しておくことも大切です。
たとえば、「残業時間は絶対に少ない方がいいけど、通勤時間は多少かかってもいい」というように優先順位をつけておくと、求人情報を選定しやすくなります。
転職エージェントなどをうまく活用する
収入面での悩みを解消したい場合に、転職エージェントの活用が便利と先述しましたが、転職活動全体をスムーズに進めたいという場合にも転職エージェントは力強い味方となってくれます。
収入だけでなく、社風や有給消化率など、応募者の立場では聞きにくいような質問もエージェントの担当者を介すことで聞きやすくなりますので、情報収集の面でも便利です。
また、応募書類の添削や面接指導などもエージェントのサービスのひとつ。
転職エージェントを利用することで、ひとりで転職活動を進めるよりも有利に立つこともできますよ。
転職活動にはそれなりにパワーが必要
「今ある仕事の悩みを解消したい」という理由で転職活動に踏み切る方は多いものですが、転職活動をし、実際に次の仕事を見つけるにはそれなりの労力が必要です。
まずは、転職に踏み切る前に、今の仕事を続けるメリットとデメリットを洗い出してみるのもおすすめです。
転職せずとも、今ある悩みを解消できる手立てが見つかることもあります。
まずは今の仕事を見つめなおすことから転職準備をはじめて見ましょう。
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