労働時間に関するみなし労働制とは

労働時間に関するみなし労働制とは

シフト制やフレックスタイム制など、労働時間を設定する際においても様々な仕組みがあります。ここでは、その中でも特に「みなし労働制」と呼ばれる制度について、その概要をご紹介します。

みなし労働制とは

世の中に数ある仕事の中には、その性質上、どうしても実際の労働時間を正確に把握しづらいものがあります。こうした職種に対応するために存在するのが、みなし労働時間という制度です。簡単に言えば、実際には何時間何分働いたのかわからないので1日あたりでおおよそ〇〇時間働いたと「みなす」という処理で、給与を算出するものです。このようなみなし労働制が採用される職種には2つのパターンがあります。

事業場外労働

これは読んで字のごとく、会社などの決まった場所以外で仕事をする場合に適用されます。例えば出張や、外回りの営業などは会社の外で行なう業務ですので、実際の労働時間を正確に算出することが困難です。このような場合にはみなし労働制が適用されます。

裁量労働

裁量労働とは、例えば研究者や編集者、ゲームや映像の制作者のように、個人の裁量によって仕事の進め方や時間の使い方を自由に決めたほうが業務をこなしやすい場合です。こういった業務の場合には、おおよそ業務に必要となるであろう時間を算出して労働時間をカウントします。

残業の扱いは?

みなし労働制について知ると、当然湧いてくる疑問として残業の扱いはどうなるのか?ということがあります。明らかに不当に長時間働かされているのに、事前に決めたそれよりもはるかに短いみなし時間分の給与しか支払われないのは問題です。実際、ブラック企業と呼ばれるような企業の中にはこれを悪用するところもあるようです。しかし、当然のこととして、企業はみなし労働時間を超えた分の労働時間に対しては残業代を支払う義務があります。みなし労働制で仕事をする場合には、こうした決まりをきちんと理解して自分の身を守る意識も重要です。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で仕事を旅するキャリアジャーニーをフォローしよう!

こんな記事も読まれています