IT業界に転職したい第二新卒が知っておくべきポイントまとめ
- カテゴリ名：業界・職種・企業研究
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第二新卒でIT業界への転職を成功に必要な基礎知識から、第二新卒としての具体的な志望動機の例文までを紹介します。
IT業界への転職の際に第二新卒が知るべきこと、IT業界に転職するおすすめの時期についても触れています。
「第二新卒」や「IT業界」という条件での転職活動のポイントを押さえて、効率的に内定をゲットしましょう！
目次
IT業界に転職したい第二新卒のための基礎知識
IT業界に転職したいと考える第二新卒の人のための基礎知識を紹介します。
社会経験の浅い若手の第二新卒は、IT業界という仕事を見る視野もそんなに広くはない可能性があります。
IT業界も給与などの好条件やイメージに引っぱられる転職だと成功はしにくいかもしれません。
意外にポジティブな要素もあるので、楽しみに読み進めてみてください。
IT業界の種類
IT業界は、情報技術に関わる産業に携わる企業のことを指しています。
つまり、IT業界と一言でいっても、その種類は幅広く存在していると言えるでしょう。
希望するIT業界の企業を含めて、IT業界の種類をいくつ挙げられるでしょう？
ハードウェアの企業、ソフトウェアを扱っている企業、システムインテグレーター企業、ネットワーク通信関連企業などそれぞれにおいて業務が異なります。
第二新卒で転職する人は、ひとつひとつを確認していくと転職先の射程範囲を広げることにもつながるでしょう。
種類ごとの職種はさらに幅が広がる
幅広く存在しているIT業界の種類ですが、そのひとつひとつの中にもあらゆる職種が存在します。
転職サイトなどでは、職種を条件にして検索すると、複数の種類がヒットすることも多いです。
例えば、SIerと言われるシステムインタグレーター企業は、顧客の業務を把握し、抱えている問題を解決するための企画や設計そして開発・運用などをITで行っています。それぞれに、業務ごとの職種があります。
もちろん、通常の総務・人事・経理などの職種もあります。
第二新卒でIT業界に転職する際には、職種の特徴も理解しておきましょう。
身近に広がっているIT、AI、IOTなど
IT業界の中で、企業だけでなく役所でもIT業界の仕事と言えるものもあります。近年導入された毎ナンバー制度の導入などがこれにあたります。
アップルが開発したSiriなどの人工知能（AI）や、製造ラインでの産業ロボットであるスマートファクトリー、自動車分野における自動運転走行の実用化などはインパクトが大きいでしょう。
また、あらゆるものをインターネットで結ぶことがコンセプトのIOTインターネットの加速成長している分野と言えます。
第二新卒で転職する人は、こうしたIT業界の動向を確認していくことで転職先を広げることにもつながるでしょう。
第二新卒でIT業界に転職するために必要なこと
第二新卒でIT業界に転職するためには、どんなことが必要になるでしょう。
上記で紹介したように、IT業界といってもさまざまな業界の種類や職種が存在しています。これらを踏まえながら、第二新卒者のメリットをうまく生かして成功転職につなげましょう。
活かせる経験やスキル、強みをアピール
IT業界職を募集される企業にとって第二新卒の転職者を採用する最大のメリットは社会経験があることです。
前職がIT業界であったらそのスキルも次の転職には武器になりますし、人と触れ合う経験値は最低限の社会人マナーを備えていることで、面接で優位になります。
第二新卒者は転職活動に入る前に、これらの点をしっかり自己分析し、準備しておくようにしておきましょう。
未経験でも第二新卒OKの採用枠がある
IT業界は、技術的な専門知識が必要とされることが多く、未経験でのチャレンジは難しいという印象を持たれます。
確かに、IT営業やITコンサルタント、プロジェクトマネジャーやリーダー、SE、サポートエンジニア等様々な職種がありますが、そのほとんどは経験者優遇が多いのが実情と言えます。
しかしながら同業界では、経産省発表によると、2016年時点でのIT人材の不足は約17万人、IT市場の成長がこのまま順調であれば2020年には36.9万人、2030年には78.9万人にまで人材不足が拡大するとされています。
このような背景のため、未経験、第二新卒の転職者を受け入れる求人が増えているためSEなどの職種は、第二新卒の転職者でもチャンスが多いと言えるでしょう。
第二新卒でIT業界を狙う転職活動のポイント
IT業界への転職を目指す第二新卒者の転職活動のポイントを紹介していきます。
適切な転職活動のステップを踏むことで、リスクを最小限にしていくことが大切です。
転職活動でのポイントを押さえて、第二新卒の武器を活かし自分にピッタリの転職先を見つけましょう。
IT業界経験者の先輩
IT業界職は、自分の性格に向いている業種を選ぶことが重要と言えます。とくにSEのようなずっとプログラミングを繰り返し毎日することが楽しいと思えるのか？
それとも、新規システムについての説明や顧客の要望に応えていく方が好きなのか？など具体的に知るには、知り合いや先輩に聞くのが１番と言えます。
先輩や知り合いがいるのなら情報を伺ってみるといいでしょう。毎日の仕事の流れや、IT業界で働くことで感じていることを聞くことはイメージが掴め、転職に当たっての心構えにもなるなど参考になることが多いはずです。
IT業界に詳しいキャリアアドバイザーに相談
IT業界に精通している転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのも一つの方法と言えます。
キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントであれば、さまざまな業界でのIT業界のことについてリアルタイムで把握していることが通例です。
IT業界のことだけでなく、第二新卒者が転職について考えることにも有効なアドバイスはしっかりしている場合がほとんどです。
転職エージェントのSE向けスクール
IT業界職に転職したい第二新卒者の方の中で、webやインターネット系のSEやデザイナーなどの希望の方は、IT専門の転職エージェントに登録されることを第一にお勧めします。
特にIT業界に強い転職エージェント向けのSEスクールも行っている転職エージェントは、終了後、求人紹介もしやすいのが強みと言えるでしょう。
そのため、転職エージェントからは、あなたのスキルと企業のマッチした条件の案件を紹介してもらえる確率が高くなります。1度検討されてみてはいかがでしょうか？
第二新卒がIT業界に転職するのにおすすめな時期
第二新卒がIT業界に転職する際には、IT業界を取り巻く採用活動のタイミングについても知っておくと役に立ちます。
すべての企業が一致するわけではないので詳細の確認は必要ですが、目指す企業がまだ決まっていない第二新卒の人は参考にしてみてください。
3～4月の転職は求人増加及び新卒研修が受けられる
第二新卒でのIT業界職希望では、未経験でも受け入れられる企業が多いこともあり、また専門スクールを行っている転職サイトもあることをお伝えしました。
IT業界が未経験の人は、3～4月の入社を目指した転職活動がおすすめです。求人が増えるため、選択肢が広くなると言えます。
また4月であれば、同じく未経験の新卒の社員と同時期に入社することが多く、初めてのIT業界の方でもしっかりした研修や教育を一緒に受けられる可能性が高いと言えます。
9月10月は転職が多い時期
一年の中でも、春の時期とともに、9月10月は最も転職市場が活発になる時期ともいわれています。
そのため第二新卒者を対象にしたIT業界求人案件も増えます。
6月のボーナスをもらってから転職活動に入る人や、3月決算の企業にとっては下半期の戦略に対して人員体制を再度整える時期でもあると言えます。
全体的に、転職活動をするライバルが増える時期とも言われています。
社会経験のある第二新卒の強みを活かして、IT業界での転職を成功する確率を高めましょう。
冬のボーナス後も転職が増えるので狙い目
通常6月と12月にボーナスとして支給される企業も多いようです。
そのため12月のボーナス支給をもらってから、転職する人が増える傾向があります。
第二新卒にとっても転職時期として狙い目といえるでしょう。
第二新卒がIT業界に転職する際の志望動機の例文
第二新卒がIT業界に転職する際の志望動機は、企業に合わせて行うことが第一と言えます。
ただ、第二新卒の状況によっても志望動機の内容が変わってくると思います。
IT業界経験者、職種未経験者、IT業界未経験者という状況における志望動機の例文を紹介します。
IT業界からIT業界に転職する際の志望動機
前職では、主に個人向けの顧客に対してのサービス営業をしていました。構築されたアプリを通じて1個人と関わっていましたが、「社会と密接に関わっている金融機関を支えていく」という志を貴社において成し遂げたいと想い応募させていただきました。IT業界の基本は心得ておりますが、貧欲に商品の知識を吸収し、即戦力となれるよう頑張りたいと思っております。是非よろしくお願い致します。
IT業界の異なる職種のIT業界に転職する際の志望動機
前職はSEとして、2年経験を積んできました。この度東京○○に引越しをすることになり、貴社の△△システムの開発や運用のお手伝いをさせていただきたく応募させていただきました。
今までのIT業界経験を活かし、将来性のある○○の商品を安定して運用できるよう、しっかりサポートできる社員になりたいと思っています。
異なる業界からIT業界に転職する際の志望動機
前職ではサービス業のシステムエラーのサポートをさせていただきました。今回、日本最大級のインターネットサービスを提供している貴社で、サービスの向上やシステムの開発を行いたく応募させていただきました。企業理念と自分の考えがマッチしている部分が多く、自分で考えたことができそうで、自ら進んで仕事をしていきたいと思っております。
第二新卒のIT業界職への転職は未経験でも成功できる！
IT業界で第二新卒、もしくは未経験者でもOKという求人があることをお伝えしてきました。
特に、専門にしている転職サイトや転職エージェントもあり、スクールとセットで転職ができる可能性が多いところもあります。
一方で、その分、企業が求めているレベルに合わせるために、技術を習得するまでが厳しいと感じる場合もあるようです。
また入職後に、「適性がない」「思っていた仕事と違う」となるのを避けるためにも、第二新卒者は、転職活動での情報収集はもちろんのこと、転職エージェントで行われる自己分析シートなどをしっかり活用していきましょう。
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