未経験でも夢は叶う!転職でエステティシャンを目指す女性のための攻略法
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
女性なら誰もが1度は憧れる華やかな美容業界。
その中でも内面から美しさを引き出すことのできるエステティックは利用者も多く人気な職業の1つです。
エステティシャンになりたいと言っても疑問はたくさんありますよね。
ここではそのような疑問の解決や、エステティシャンってこんな仕事なんだ!と知っていただける内容をまとめました。
また、面接の際の極意もまとめてあるので転職希望の方にも必見です!
目次
エステティシャンになるには。未経験資格なしでも転職できるの?
「エステ業界ってどのような業界?」
「求められる人材とは?」
そんな疑問を解消するために、ここから業界について解説します。
エステ業界は今が狙いめ!?チャレンジするなら今!
エステサロン利用者は年々少しずつではありますが増加傾向なのです。
ということはそれだけエステティシャンが必要な時代になっているのです。
女性が憧れる職業の中でもっとも売り手市場なのが、エステティシャンと言っても過言ではありません。
年収も約150万円〜600万円と頑張った分だけ評価され稼げる職業の1つでもあります。
技術職ということで覚えることも多く大変そうなイメージもある仕事ですが、1度身につけた技術は一生ものの財産となり、ゆくゆくは自分で個人サロンを開業している方も多くいらっしゃる女性が活躍出来るお仕事です。
無資格でも誰でもなれる
エステティシャンは美容師とは違い国家資格ではないため誰でもなれる職業です。
はじめは全く知識もない状態でのスタートなので大変ですが、企業やサロンによっては研修制度や講習などを定期的に実施しているところもありますので安心して働くことができます。
エステティック業界にはさまざまな協会があり、各協会の会員になると資格取得をすることができます。
企業やサロンによっては資格手当として毎月の給与にプラスで支給される所もありますので、収入を上げたい方はチャレンジしてみては?
学歴問わず人柄で採用されるので高卒でも転職可能
エステティシャンは技術職というイメージが強いため、学歴や経験が必要なお仕事だと思いがちです。
しかしエステティシャンはお客様の悩みに直接耳を傾け、施術を通してストレス解消につなげるなど「心のケア」においても大切な役割を果たすお仕事なのです。
エステティシャンには、ホスピタリティマインド(おもてなしの心)がとても重要な素質として求められています。
面接官は学歴関係なく、あなたがどれだけお客さまに寄り添って癒しを提供することができる人物なのかを見極めています。
学歴に自信がない方、もちろん高卒でも問題ありません。
あなたの人柄の良さをしっかりと伝えることができれば、エステティシャンも夢じゃない!
30代超えていてもチャレンジできるお仕事
エステティシャンには年齢制限はほとんどありません。
売り手市場ということもあり多くの方にエステティシャンになってほしいため、30代以上の方でも重宝されます。
エステサロンによっては、とても富裕層なお客さまが多く来店されるところもあります。
そのようなところでは特に、社会経験の浅い若い方よりも30代以上の社会経験豊富な方のほうが安心して接客に入っていただけるという点でサロン側にもメリットがあるのです。
条件によって歓迎されない場合もあるので注意
売り手市場とはいえ、勤務条件や健康状態によってはマイナスポイントになってしまう事もあるため注意してサロン選びをしていきましょう。
勤務条件をいくつも提示してしまうと、入社前からやる気がないと判断してしまう可能性があるので注意しなければなりません。
サロンによって内容は異なりますが、お客さまに施術する際の禁忌事項にあたる症状がある方はマイナスポイントになる可能性が!
お客さまへの施術中に万が一の事が起きないための対策として、面接時に質問されることがあるため事前に確認しておくことが大事です。
エステティシャン未経験だからこそ転職前に確認しておくべき求人項目
未経験だからこそ知らない事が多くて当たり前。
「そんなこと知らなかった!」
「知ってたら別のサロンに転職してたのに!」
後悔しないためにも事前に確認しておくべきことを解説します。
フェイシャル、痩身、脱毛の専門店がある
エステサロンと聞くと、フェイシャル、痩身、リラクゼーション、脱毛を全て行っていると思いがちですが、全て取り扱っているサロンはほんの一部。
サロンによって取り扱っている内容はさまざまですが、最近では何か1つに特化したサロンが増えてきています。
例えばフェイシャル専門店や、最近ですと脱毛専門のサロンはとても増えてきていますよね。
ここもしっかりと事前に確認しておかないと、
「エステサロンだからエステのマッサージ技術が習得できる」
と思って入社したのに脱毛しか取り扱っていなく、
「目指していたエステティシャンと違った……」
というような事に陥ってしまう可能性がありますので気をつけましょう。
大手企業と個人サロンの違いって?
施術をお客さまに提供するというところではどちらも同じですが、事業規模が違うため雇用形態などさまざまな違いがあります。
大手企業のメリット・デメリット
大手企業のメリットは正社員雇用はもちろんのこと、福利厚生が充実していたり、勤怠管理がしっかりしているなど企業として安定している分安心して勤めることができます。
店舗数も多いためサロン内での人間関係がうまくいかず悩んでいるときなど別の店舗に異動して勤務することもできます。
デメリットとされているのは営業時間が長いうえに営業前や終了後に技術練習を行うこともあるため拘束時間が長い事です。
しかし技術練習は自分自身のスキルアップに繋がるため前向きに捉えればデメリットとはいえないかもしれません。
個人サロンのメリット・デメリット
個人サロンのメリットは規模が小さいため店舗異動もほとんどなく、お客さまや同僚との信頼関係をより深めることができます。
スタッフの人数が少ない分任される業務もたくさんあるため施術だけではなく契約書の作成やその他のサロンワークも身につける事ができます。
デメリットとされているのは、サロンによって異なりますが始めは雇用形態がアルバイトや契約社員からスタートし、一定の業務がこなせるようになるまで正社員になれないため正社員に昇格するまで社会保険が完備されていないなど、生活や収入の面でも不安定さがあります。
大手企業も個人サロンもそれぞれに良さがありますので、自分自身の理想とする働き方にあった方を選択することが良いでしょう。
社内バックアップ制度
企業によってさまざまなバックアップ制度があります。
そのなかでも教育に力を入れている制度が整っているところを選ぶことが、未経験のエステティシャンでも安心して働けるポイントの1つです。
研修制度
技術と知識を身につけてお客さまに提供するお仕事ですので、未経験の方は特に学ばなければ提供することが出来ません。
サロンによって研修の進め方はさまざまですので事前に確認しておきましょう!
研修には大きく分けて2パターンあり、研修センターで新人を全員収集して授業のようなカリキュラムで習得する研修とサロンでのOJT(オンザ ジョブ トレーニング)にてより実践的な環境で習得していくものがございます。
前者の場合ですと、その会社の教育担当者から統一された技術や知識を学ぶことができます。
同期と出会うことができお互いに刺激し合いながら成長することができます。
ただし、苦手な科目があった際に周りとついつい比較してしまい劣等感を感じてしまう可能性もあるため、割り切って考えるようにしなければなりません。
後者の場合ですと、よりリアルな現場で学びながら実践できるためいち早く即戦力として活躍する事ができます。
施術デビューが早いということはエステティシャンとしてのやりがいに触れる機会が早くなるということです。
しかし一方で、誤って覚えていた場合や曖昧な状態でデビューしてしまう可能性があるためしっかり納得した状態でデビューするように気をつけなければなりません。
どちらの働き方が自分に合っているのかしっかり考えて選択しましょう。
メンター制度の有無
研修があれば未経験でも大丈夫!
もちろん大丈夫ですが、技術や知識についてだけではなく普段の接客中に出てきた疑問や業務のことで聞きにくいことなども解消できる制度です。
初めは不慣れなことばかりで悩みが増えるのは当たり前です。
自分一人で抱え込まずメンターに相談できる環境があると日々の業務もより楽しく過ごせますね。
社内資格取得で収入アップの可能性あり
無資格でも働けるエステティシャンですが、実はさまざまな資格があるんです。
協会によって異なりますが、1〜3級や初級〜上級のように取得するには難易度が上がっていくものもあります。
取得するとディプロマやバッジを発行されるものもあり、取得する事でエステティシャンとしての1つの武器に!
サロンによっては給与に資格手当として付与するところもあるためそこも重要なチェックポイントとして調べてみると良いですね。
未経験でも出来る!エステティシャン仕事内容とは
エステティシャンには施術以外にもさまざま仕事内容があります。
普段エステティシャンは何を行っているのかを解説していきます。
カウンセリングをしてお客様に合ったコースを提案
お客さまのほとんどの方が自分には何のコースが適しているのか、そのコースはどのような効果があるのかを知らずに緊張して来店されます。
まずは安心して体験していただくために楽しく会話をしながらお客様の悩みを聞いてコース決定を行っていきましょう。
お客さまは何か理由があって来店されてます。
そこもしっかりと引き出し、身につけた知識を活かして具体的な説明を行い不安な状態でコーススタートしないようにするための重要な業務です。
お客様へ施術トリートメント
カウンセリングで決定した内容を元にお客さまへ施術を開始!
実際に肌に触れながら状態を確認し今後の改善案などをお伝えしながらトリートメントを行います。
施術終了後はお客さまにも触れて確認していただきビフォーアフターを実感していただけるとより満足度が上がります。
カルテ記入
お客様の悩み、施術内容や施術前後の変化などを記入します。
次回来店された際に記録として残っていると担当者が変わった場合でも、お客さまから何度も同じ事を聞く手間が省けますし、お客さまからも好印象です。
ベッドメイキング
ただ横になるだけのベッドだと思いがちですが、お部屋に入ってからがトリートメント開始と言っても過言ではありません。
お客さまに気持ちよくご利用いただくためにシワ一つないようにベッドメイキングをしましょう。
そこが完璧ですとそれだけでも満足度アップに繋がります。
店内美化
エステサロンは綺麗になる空間。サロンが汚れていたら誰でも嫌ですし、そこで綺麗になれるとは思えないですよね。
店内美化はとても重要!
ロッカールーム、鏡、メイクブース・化粧品、トイレ、シャワー室、廊下など確認しなければならないところはたくさんありますが、店内美化を完璧に出来るエステティシャンはきっと何をするにも憧れられる存在になれるはず!
フロントでのアフターフォローと次回予約の確認
施術を受けてお客さまは満足しているかもしれません。
更に満足度をあげるためにアフターフォローを行いましょう。
- 今回はお悩み・現状を元に何のコースをして施術後にどのように変化したのか。
- どのくらいのペースで施術していくのが良いのか?
自宅でのケアの仕方など事細かくお伝えします。
体験した内容が持続出来るように最適のアドバイスをして差し上げましょう。
次回の予約の希望を確認し希望される場合は予約を入れます。
リピーターにも繋がるので必須で確認する重要な業務です。
エステティシャン未経験者が転職。面接にまでに準備すること
エステティシャンの面接は一体どのようなことをするのか?
何を準備してた方がいいのか?
未経験者でも採用を勝ち取れる方法とは。
まずはなりたいエステティシャン像を考える
エステティシャンになって何を目指しているのか?
それは人それぞれ違うと思います。
「誰からも信頼されるエステティシャンになりたい」
「技術力を上げて指名の取れるエステティシャンになりたい」
「バリバリ働いてキャリアアップしたい」
「高収入を得たい」
上記のように、まずは自分のなりたいエステティシャン像を決めてそれに合ったサロンを見つけていきましょう。
志望動機や転職理由は選んだサロンの売りを必ず入れる
ここは必ず抑えておきたい重要なポイントです!
エステサロンによって
「ハンドテクニック」
「最新機器を取り扱っている」
「リラクゼーション」
「高級な空間作り」
「アットホームな雰囲気」
力を入れているところやコンセプトは上記のように全く違います。
機器しか取り扱っていないサロンに、
「ハンドのテクニックを磨いて指示されるエステティシャンに……」
というような志望動機を伝えてしまうと速攻返り討ちに合います。
企業研究をして、ここを完璧に抑えておくとそのサロンへの入社意欲が高いことがしっかりと伝わります。
面倒くさいとは思わずしっかり調べておきましょう。
また、転職理由は必ず聞かれる項目の1つです。
痩身が売りのサロンに
「前職ではハードなボディトリートメントばかりで疲れたためボディのトリートメントが少ないサロンに転職したくて……」
というように、転職先がここのサロンで間違ってないですか?と面接官に言わせてしまうような転職理由は避けましょう。
服装、身だしなみが1番大事!
エステティシャンはお客さまに憧れられ模範的な存在になることも必要なことです。
「顔に自信がない」
「体型にもコンプレックスがある」
そのような悩みがあるとエステティシャンになれない、という訳ではありません!
身だしなみでいくらでも印象は変えることができます。
最近では服装自由としているサロンも多くなりましたが、面接時はスーツまたは同等の綺麗めな服装で参加するのが望ましいでしょう。
また金髪など明るすぎる髪色は避け、爪も短く綺麗に整えておくのが望ましいです。
面接約1週間前からハンドクリームなどを使用しハンドケアをしておくと好印象に繋がります。
メイクは濃すぎるメイクや流行のメイクは避けエステティシャンらしいナチュラルなメイクを心がけてください。
スッピンは論外です!
自宅近くの店舗を事前にいくつか把握しておくこと
面接時には勤務希望地を聞かれることがあります。
必ず第一希望通りになるとは限らないためいくつか店舗のあるサロンは近隣のサロンはいくつか確認しておきましょう。
第二希望などを聞かれた際に
「他に何処に店舗があるか分かりません」
となるとマイナスポイントになってしまいます。
エステ専門の転職サイトを使って転職活動をスムーズに
売り手市場だからこそ悩んでいるなら思い切ってエステに転職してみるのも良いかもしれません。
しかし、事前に確認しておくことや準備はしっかりとしておく必要がありますね。
エステ専門の転職サイトなら企業情報や募集要項などまとめて見れて他社比較もしやすいです!
やりたい仕事、自分に合ったサロンを見つけて楽しいライクワークを手に入れてください。
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