どうしたらいいの?年下の上司との付き合い方
- カテゴリ名:役立ちコラム
努力の結果、転職に成功して新しい会社に入社できても色々な問題が出てきます。
転職先では、他の会社で経験を積んでいても新人扱いです。
給料が減ってしまった、待遇が変わったなどの問題の他に、自分より年下の上司のもとで部下として働かなくてはならない人も多いでしょう。
給料や待遇は自分で納得できても、年下の上司の態度や言動にイライラしてしまう人にとって、仕事のモチベーションが左右される問題です。
そこで、転職で入った先で年下の上司の付き合い方を紹介します。
職場の人間関係に悩んでいる人は参考にしてください。
まずは職場慣れることを優先しよう
以前よりも転職が一般的になったことで、年下の上司の元で働く人が増えるのは当然のことと言えるでしょう。
転職して入ってきたあなたは、即戦力として活躍してくれることを期待しています。
その中には、年下の上司がいても上手くやってくれるという考えも入っているでしょう。
つまり、そんなつもりはなかった、話が違うという言い訳は通用しないのです。
いくら年下でも上司として接することは社会人として当然要求されます。
しかし、年下の上司の関係に悩むよりも、職場に慣れることを優先して考えましょう。
上司との付き合い方は以前の会社と同じで良いと思います。
最初は戸惑うかもしれませんが、仕事を覚えないことには会社でやっていけません。
あくまで新人と言うことを意識しよう
前職で役職に就いていたとしても、転職先での扱いは新人と変わりありません。
新入社員と違うところは、社会人経験がありマナーや組織内での動き方を知っているくらいです。
その会社の仕事のスタイルや取引先、慣習、連絡の方法は、一から学んでいかなくてはなりません。
しかし、転職した人の悩みの一つが周りの人の期待の大きさに応えなくてはいけない辛さがあるということです。
いうなれば、丁寧に仕事を教えなくてもやっていける新人のような扱いを受ける中で、仕事を教えて貰わなくはなりません。
前職で部下に対して仕事を教えていた立場から一転して、頭を下げて仕事を教えて貰うことはプライドが許さないという人は、これも仕事の一部と割り切って我慢しなければなりません。
雑用を積極的に行う
自分は前職でこんな仕事や役職に就いていたというプライドは捨てなくてはなりません。
そのようなプライドを持ったまま、新人が行うようなコピーをとったり、資料作りなどの雑用を行わないと、ただの偉そうにして使えない新人になってしまいます。
ここは、社会人としてスタートした気持ちに戻って積極的にこなしましょう。
挨拶が基本
人間関係の基本は挨拶です。
これは、新入社員も転職して入った人も同じです。
前職で役職に就いていた人は、部下からの挨拶に慣れていたかもしれません。
しかし、あなたは新人です。
自分から挨拶を交わしていくようにしましょう。
転職した先で上手くいくコツは、いかに前職でのプライドを捨てて、新人として振る舞えるかにあります。
このことを常に意識して、積極的に挨拶をすることで職場に慣れることを優先しましょう。
年下の上司と上手くいかなかったら
転職した先で仕事にも慣れ、少し余裕が出てくると、年下の上司の言動や接し方にカチンと出てくる人がいます。
偉そうな口ぶりや威圧的な態度など、年下の若者に何でこんなこと言われなければならないんだと思ってしまいますが、けして態度に出してはいけません。
自分の役割をしっかりとやり遂げる
いくら年下の上司の言動にイライラしても、与えられた仕事をキチンとこなすようにしましょう。
あなたがイライラするのと仕事を疎かにすることは何の関係もありません。
上司だけでなく周りの人たちに迷惑をかけることは厳禁です。
同じと歳の先輩を見つける
頭で分かっていても気持ちの整理ができないのは人間だから仕方ありません。
どうしても、愚痴や文句を言いたいときはあるでしょう。
そこで気を付けることは、言って良い人物を見極める事です。
上司に近い人物は避けて、自分の境遇を理解してくれそうな人を選ばなくてはなりません。
無難な人は、同じ会社で転職してきた人か同い年の先輩です。
しかし、いくら分かってくれそうでも様子をみながら少しずつ相談しましょう。
仕事上の付き合いだと割り切る
年下の上司に限らず、同僚や先輩でも仕事上の付き合いだと割り切って接していれば、イライラしないかもしれません。
仕事とプライベートの付き合い方を変えるのは、ストレスが多い今の社会に適応する手段かもしれません。
宴会の言動に注意
普段割り切って仕事上の付き合い方をしている人は、飲み会の席では注意が必要です。
お酒で人が変わってしまう人や普段思っている事をいってしまう人は飲みすぎないようにしましょう。
もしかしたら、上司があなたの本音を聞きたくて飲み会の席を用意してくれるかもしれませんが、あくまでも仕事の延長として付き合っておきましょう。
そこで、年上の威厳を出して、仕事とはこうするものだ、以前の会社ではこうだったなど説教したり、本音を言ってしまってはいけません。
次の日にはあなたに対して接する態度が変わってしまうかもしれません。
年下の上司との付き合い方
どうしても年下の上司との付き合い方が分からない人は、少し考え方を変えてみてはどうでしょうか?
上司も同じ会社で働いている人間です。
少し見方を変えてみれば、気持ちが楽になるかもしれません。
相手も気を遣っていることを意識する
逆にあなたの元に年上の部下がきたらどうでしょうか?
最初はどう接したら良いか分からないのでしょうか。
言葉遣いや注意するときの言動は強い口調で言っても良いかなど、戸惑うことでしょう。
上司も同じ気持ちであなたに気を遣っていますよ。
言いづらいことはこちらから
本当は年下の部下にやらせる案件や雑用を、上司はあなたに言っても良いか迷っているかもしれません。
それを察して、自分から言ってもらえば上司としてはやりやすいでしょう。
上司としては、年下、年上に関係なく、全体のバランスを見て仕事を割り振らなければなりません。
年上だからあなたに楽な仕事ばかりやらせるわけにはいきません。
あなたが率先して仕事をやっていけば、周りの示しもつくでしょう。
相手の立場を考える
考え方を変えるのは転職先で良好な関係を築く上でとても大切です。
新人がやる仕事をするのは当たり前で、年下の上司がいても変わりません。
上司に新人として扱って構わないという雰囲気を作り出す努力が必要です。
とても大変なことですが、転職して年下の上司を持った人がやならければいけない事なのではないでしょうか。
上手に付き合って仕事を充実させよう
いかがでしたか?
年下の上司との上手な付き合い方を紹介しましたが、転職で新しい会社に入った人にとって人間関係を良好にすることは、新しい仕事をやる上でとても大切です。
仕事上の付き合いと割り切る、考え方を変えてみる、相手の立場に立ってみるなど、年下の上司との付き合い方は人それぞれですが、上手に上司と付き合えるかはあなた次第です。
せっかく転職したのですから、快適な職場で働きたいのは誰でも思うことでしょう。
しかし、それには新入社員にはない努力と工夫が必要なのではないでしょうか。
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