マネージメント経験とは
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
求職活動中には「マネージメント経験あり」という条件が課せられている求人に出くわすことも多いでしょう。
また、そのような指定がなくても、マネージメント経験をアピールすることが有益に働くこともあります。
しかし、この「マネージメント経験」という言葉、漠然と理解していないでしょうか?
しっかりアピールするためにも、マネージメント経験とはなにか、ということについて、改めて考えてみましょう。
人を管理する立場
マネージメント経験とは、簡単に言えば、複数の部下やプロジェクトのメンバーを管理した経験があるかどうかということです。
役職で言うと、課長、部長などがそれにあたるでしょう。
これをアピールする際には、具体的にどれくらいの期間、どれくらいの人数をどのように管理し、どういったプロジェクトに関わったのか、ということが伝わるようにするといいかもしれません。
役職にこだわりすぎない
「課長、部長」などと具体的な役職を出されると、それに該当しなければ即アウトかのようにとらえてしまいがちですが、大事なのは役職の経験ではありません。
例えば、課長経験者というだけでマネージメントができる人間であると判断できるとは限りません。
中小企業の課長よりも、大企業のプロジェクトリーダーのほうが大人数を率いて大きなお金を動かした経験があるという可能性も考えられます。
「マネージメント経験あり」を欲する企業側にとってもっとも重要なのは、前歴の役職ではありません。
知りたいのは能力の有無
結局のところ、企業側が知りたいのは、ある程度の人数とある程度の予算を管理して、上手に仕事を進める事ができる人材なのかどうか、ということではないでしょうか。
採用担当者によっても当然認識は違ってきますが、「マネージメント経験」といった場合には、特定の役職についたことがあるかどうかより、人を使う能力があるかどうか、という意味であると考えたほうが本質的であると言えます。
つまり、課長や部長になったことがなくても、複数の人を率いたと言える経験があれば、それをアピールしてみるのも一つの手ではないかということです。
役職だけであきらめてしまうよりも、とりあえずアピールするだけしてみれば。
もしかしたら能力を評価してもらえるかもしれません。
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