AIに仕事を奪われる?協働すれば超フローで働ける

AIに仕事を奪われる?協働すれば超フローで働ける

AI(Artficial Intelligece)の存在とさらなる発展が、ジリジリと仕事の環境にも介入してきています。
AIは多種多様なことができます。
私たち人間は、自分たちにしかない強みを全力で発揮することが求められる時代が近づいているようです。
仕事が減ってしまうかも?という懸念もあるようですが、悲観視要素ばかりではありませんよ。

AI介入!現代の仕事・職業の未来

AIの技術は、この50年ほどの期間を経て、すでに3回目のブームを迎えています。
毎回のブームが技術の発展を促し、現在のブームでさらに私たちの職場や生活環境に身近になりました。
AIが職場環境に入ってくることで、私たちの働く環境はどのように変わっていくのでしょう。

AI導入で仕事が減る?

世の中では、AIが人間の仕事を行えてしまうので、たくさんの失業者を生み出すのでは?という懸念の声も広がっています。
すでにデーター処理や会計処理のようなものは自動化が進んでいるようです。
ルーチン業務の事務処理などは、残業したり、休日出勤をしたりが必要なことも代わりにやってくれるようになるでしょう。

未来の職業の変化

10~20年後には、AIの機能は、人間の知能により近づくと考えられるでしょう。
世界で行われているAIと職業の関係についての予測研究。
現在の子供たちが大人になって携わる職業の65%以上は、今、まだ実在していない職業だろうという予測もあるようです。
なくなりはしないとしても、それぞれの職業の質が変わっていくのは確かなことのようです。

日本の課題:IT業界の現状

今は大きな企業しか取り入れられず、一般的には導入されていなくても、近い将来に浸透していく可能性は高いようです。Windowsやスマートフォンが、今やどこの企業にも存在しているように。
AIの介入が進むに連れて、創る人、活用できる人、メンテナンスを行える人が必要です。
日本は、そこに追いつけていないというのが現状のようです。

AIができる仕事って何?

では、具体的にAIができることとは、どんなことなのでしょうか。
ひと昔前までは不可能だったことや、近年に人や企業が「こうだったらいいな」と思うようなことも易々とこなしてしまうのがAIのようです。

膨大なデータの処理

まず単純なところでは、情報収集とその処理。
昔々は一字一句の手書き、それがパソコンやコピー技術の普及によって急速に時間も手間も簡素化されました。
それでも、インプットは必要でしたし、抱えきれるデータの量は人間の許容量の範疇。
そしてAIは、人間が処理するには非現実的な量の情報を集め、格納し、適切なプログラミングに応じて、アッという間に処理を完了させることができます。
インプットや処理のための人件費や時間は必要なくなる可能性があるということですね。

有能なサポーターとしての分析

ビジネスも人の人生と同じく判断や選択といった決断の連続です。
どんな決断にも情報という材料が必要です。
情報集めについても、前の項目で説明したようにAIが活躍してくれます。
人間で集められる情報量は悲しいほどに微々たるもので、AIと比較すると、天と地、アリと像ほどの差があります。

ただ、情報というのは、多ければよいというものではなく、どう使うかが大きな問題です。
決断の際には、持てる情報を分析して、シミュレーションすることが欠かせません。

企業の明暗を分けるような大きな決断ほどは、マネージャー、幹部、そして経営者の仕事でした。
「この情報から、こうなって、ああなって、このようになることが予測できる」の可能性を一つ一つ入れ替えながらのシミュレーション作業には膨大な時間が掛かるものです。

時間が永遠にあるわけでもなく、限られた時間の中で決断を下さなければなりません。
人間なら、ある程度の日数をかけても、何十とおり、もしくは何百とおりのシミュレーションが限度でしょう。
そうしている間に、情報が変化していることもしばしばです。

AIは、このシミュレーションも可能。
たとえ、何千通り、何万通り、何百万通りであっても、驚くほどの短時間で行えます。
有力候補まで導き出してくれるのですから、人間が行うのは選択という決断だけ。

AIにできない仕事を徹底的に磨く

AIにできないことで、人間ができることはどんなことだと思いますか?
その答えを喜ぶ人は、AIの存在を熱烈に歓迎するでしょう。
素直に喜べない人が、仕事が奪われるのでは?という悲観的な見方をする傾向にあるようです。
AIの発展をじっと見つめているばかりでは立ち行かなくなるでしょう。
私たちもともに発展しなければならないようです。

選択と決断の連続

企業側でも消費者側でも、事業のステークホルダー(すべての関係者)の中に人間が存在する限り、判断や選択は人間が行うことになるでしょう。
会話をしたり、あらゆるサポートをしてくれるAIがあっても、まだ人間と同じように感情と五感を操れるAIの登場には時間がかかりそうです。
分析やシミュレーションをAIに任せたとき、人間は、それをどう決断に活かしていくかを学習しなければならないようです。
分析の仕方も、多角的に考えることができるはずです。
例えば、組織のマネージャーが部下に仕事を任せるのと同じように、任せる側としての分析力も磨いておく必要があるでしょう。

AIとの協働ができる

少し視点を変えてみましょう。
AIと協働できるのは、私たち人間だけです。
人間がいないと、AIは働き方を知らないただの機械。
無人化が可能なAIも、そのシステムを創り出し稼働させるには人間が必要なのです。
存在価値を奪われると考えず、それぞれの強みを高め合う存在でありたいですね。
そもそも、すべては人間が創り出しているものであって、AIは何も考えてはいないのですよ。

新しい仕事を生み出す

AIに任せられることが増えたら、私たちは、余裕の時間を手に入れることになります。
AIに関連させた事業、もしくは、余裕の時間を使うための事業など、社会のニーズはいろいろな角度から発生するでしょう。
小さなことから大事業まで、まだ存在していない仕事はたくさん生み出せるはずです。

叶うのは充実の超フロー

人間は、よりクリエイティブなことに集中する時間が得られます。
デザインや音楽の分野に留まらず、どんな職業でも、常に新しい事業や戦略を打ち出すことに注力できるでしょう。
「何かをする」はAIで可能でも「何かを想像し、感性で考える」ことはまだまだ人間の領域。
何かをすることが苦手とか得意での職業選択ではなく、そのことをより深く考えられるというスキルで仕事を選んでいくときが来るのかもしれませんね。

人間らしさを磨く!

コンピューターが生活や仕事に浸透するうちに、自然や人との接点が、激減した人間社会。
AIが作業を行ってくれることで、私たちは人間らしい生活をしていく機会が増えるでしょう。
人間らしい生活をしていく人たちのニーズが、これからの職業を繁栄させるのかもしれません。
もっと人や自然と触れ合い、趣向や嗜好を追求していくことが仕事に活きてくる度合いは大きくなりそうです。

AIはサポーター、仕事はもっと楽しめる

ビジネスには、時間を大切にする意識は欠かせません。
AIの発展で、自分の時間も周りの人の時間も削減されていきます。
余裕の時間の活かし方は、価値観によってさまざま。
しかし、その時間をキャリアに、事業に、社会に、どう活かしていくかを考えることも大切なことかもしれません。

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