ビジネスコミュニケーションで必要なこととは?
- カテゴリ名:役立ちコラム
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仕事でのコミュニケーションにストレスを感じることは誰にでもあるものです。
コミュニケーションでストレスを受けることが頻繁になると辛いですよね。
自分の捉え方の癖やコミュニケーションの流れを見直しが必要かもしれません。
意識して少しの変化を起こすことで、いつものストレスを軽減し、仕事も円滑に進めることができます。
仕事でのコミュニケーションをラクにするための方法を紹介します。
ビジネスコミュニケーション能力が低い人の特徴
仕事上のコミュニケーションには、ビジネスなりのルールがあります。
家族や友人のような感覚でいると仕事がスムーズにいかないことが増えるでしょう。
当たり前のことのようで、意外と認識されていないことがたくさんあります。
そのことがストレスの源泉になっていることも多いようです。
まずは、自分側のことから見直していきましょう。
感情(自分)を優先してしまう
もう!イライラする!
なんでそうなるの?
あり得ない!
また?
いい加減にしてー
なんで私だけ?
なんですと?(カチン!)
ビジネスシーンでよくあるつぶやき、もしくは心の叫びではないでしょうか?
感情が湧くのは自然で仕方のないことですが、自分がその感情をコントロールできずに、いつも囚われている人は、本人も周りも疲れるはずです。
まさにストレスを増大させることなのです。
大切なことが見えていない
にこにこ&フレンドリーということも良好なコミュニケーションに必要な要素のひとつですが、仕事でのコミュニケーションは、それだけで十分とは言えません。
起きていることや言われたことの本質を見ることがとても大切です。
どんなに明るく積極的に接することができても、本質を見る意識がなければ重要なことが抜けてしまう恐れがあります。
思考の幅や視野が狭い
ビジネスでのコミュニケーションでストレスを抱えやすい人は、思考が限定されていることが多いと言われています。
思考の幅や視野が狭いとは、認識できることが限られるということ。
感情や判断なども偏ってくるでしょう。
先入観や偏見、固定観念、バイアスなど、表現はいろいろありますが、これがあるとコミュニケーションがうまくいかないだけでなく、自分で自分を苦しめる感情を持ってしまいがちになるようです。
共有力の不足
仕事でのコミュニケーション力が不足している人は、情報の共有も苦手と言われています。
ビジネスでの共有事項は、適切な方法を知らないとうまくできないもののようです。
いわゆる報告、連絡、相談が代表的なものでしょう。
さらには企画や提案、会議での発言などのような共有=伝えることも含まれてきます。
これらがうまくいくと、仕事がスムーズになり、ストレスが減ることは明白ですよね。
ビジネスコミュニケーションを知ろう
ビジネスでのコミュニケーションでは、具体的にどんなことが必要になるのでしょうか。
仕事以外で、家族や友人と交わすコミュニケーションと比較しながら確認してみましょう。
コミュニケーションは誰でもしている
私たちはどの場面でもコミュニケーションはとっているもので、コミュニケーションを取らないというのもその方法の一部と言えるでしょう。
ビジネスでのコミュニケーションには、時間の意識が欠かせません。
聞くときは、自分にとって何らかの糧になり、伝えるときも相手にとっていい仕事や時間に繋がる意味が必要になってきます。
仕事以外の場合は、ゆったりと構えてもいいものです。
だからこそ、友人や家族というのは気兼ねなく接することができるものでしょう。
こう考えると、慣れ親しんだ上司や部下とのコミュニケーションでは、両方を区別しながら接していくことが必要になると言えるかもしれません。
仕事で必要なコミュニケーションとは?
ビジネスでのコミュニケーションには「仕事」という共通項が存在しています。
仕事は、進めなければなりません。
できるだけ質が高いほうがいいですし、できる限りスピーディーな遂行が求められます。
そのためにできることは何か、自分が知らなければならないことは何だろう、相手に知らせておくべきことはどんなことかを考えることが大切です。
ビジネスでのコミュニケーションのメリット
ビジネスでのコミュニケーションが円滑にできるようになると、仕事が進み、その成果も出やすくなるでしょう。
コミュニケーションの良し悪しが人間関係に影響を与えることは、皆さんもご存知の通り。
ビジネスでのコミュニケーション力が向上していくと、日常生活にも派生するものですし、日常生活で応用することもできます。
人間関係も良くなり、人生の質を上げると言っても過言ではないでしょう。
ビジネスコミュニケーションの極意
ビジネスコミュニケーションの質を上げるためのポイントを見ていきましょう。
仕事をするときに意識できているか、振り返りながら読んでみてください。
コミュニケーションのスタイルというのは、習慣なのではじめは難しいことがあるかもしれません。
しかし、実践によって仕事の進捗がスムーズになったり、仕事で関わる人たちとの関係が良好化する可能性は高いものです。
その真意は?を問うことで劇的変化
仕事上のコミュニケーションでは、相手の発信の意図、目的といった真意を意識してみましょう。
指示を受けたり、頼まれたりするときは特に役に立ちます。
取り掛かる行動や質問が変わってきて、その遂行がスムーズになるでしょう。
さらに的を射た確認事項が浮かぶかもしれません。
叱られたり、断られたり、クレームを受けたりというときには、隠れた相手の気持ちを考えてみます。
そうすることで、少なくとも自分に湧く感情に振り回されることは少なくなるはず。
意識していないときとは、まったく違う視点で捉えることを可能にするでしょう。
真意を見極めることは、高度な能力かもしれませんが、自分の受け止め方だけに囚われないという意識だけでも、自分や周りの反応を変えることができるのです。
正確な先読みが仕事をスムーズにする
仕事でのやり取りをするとき、目の前でやっていることや、今話していることの先まで考えてみることも有効です。
気が利くという表現が当てはまります。
意識すれば、思いつくことが増えてくるでしょう。
ファイルの処理でも、あとあとの使い勝手を考えながら整理したり。
職場の誰かに取引先に出向いてもらうときは、そのお願いだけでなく、地図や経路をメールで送っておいたり。
こんなことが必要になるだろうなという想像力を働かせてみましょう。
事実を扱う心掛け
ビジネスでは、仕事以外の時よりも、聞いたり伝えたりすることの「確実性」を意識してみてください。
コミュニケーションを取る人との誤解や思わぬ間違いを減らすことができます。
自分も関わる人も、事実をもとに動けば、無駄な時間を過ごすこともなくなるはず。
事実という確信がなければ、「確かではないのですが」をしっかり伝えます。
聞くときも意識すれば、確実な情報と、そうでない予想の情報を区別することができ安易な判断からの失敗や間違いを防ぐことにもなるでしょう。
ビジネスパーソンとしての信頼性を高めることにも繋がります。
ビジネスコミュニケーションは意識から
ビジネスと日常をきっぱり分けたコミュニケーションは難しいものですし、分けることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
確かなことは、ビジネスの場では、仕事を進めるためのやり取りが必要だということです。
ビジネスシーンでの伝え方、聞き方がうまくなってくると、日常生活でも応用が効いてさらに周りの人との関わりがスムーズになりますよ。
すべては意識から!それだけでもコミュニケーションに変化は起きるでしょう。
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