一挙両得!ビジネス英語を鍛えて仕事力も上げよう!
- カテゴリ名:ワークライフバランス
- 投稿日:
仕事での英語のライティングに困っていませんか?
会話は何とか乗り越えられるけれど、書くとなると時間が掛かる人は多いようです。
忙しい社会人、英語ばかりに注力してもいられません。
ここでは、英語力もビジネススキルも同時に上げていける、ビジネス英語の学習のコツを紹介します。
ビジネス英語のライティングとは
ビジネス英語でも、日本と同じように、業界や業種独特の専門用語を使ったり、丁寧な言い回しをすることはあります。
しかし、英語でのビジネスコミュニケーションでは、これらのことよりも、もっと意識を向けるべきことがあります。
それを目標にして学習を重ねることが、効率的なビジネス英語の習得に繋がっていくでしょう。
3大原則
まず、ビジネスシーンでのライティングでは、目指したい3つの目標があります。
その文章をが「相手に伝わること」「読みやすいこと」「相手が読みたくなるもの」にするということです。
そのために守っていきたい3大原則が、「簡単」「短い」「正確」です。
ビジネスシーンでの英語の文章は簡単で読みやすく、短く、そして正確なものであるようにしましょう。
「伝える」と「伝わる」
伝えたいことや伝えなければならないことを、3大原則に沿って書くことが大切です。
3大原則が守られておらず、文字がギュッと詰め込まれた長い文章や、何を言いたいのか要点が掴めない文章は、相手の読むモチベーションを削ぎます。
また、不可解な単語や誤字脱字の多い文章は、読み手の理解の妨げになります。
結果的に読み手はその文章を読んで何をどうすればいいのかが分かりません。
「伝えた」けれども「伝わっていない」ということです。
英語力とビジネススキル
ビジネスシーンで使う英語は、仕事を進めていくことを助けてくれるツールです。
「簡単」「短い」「正確」を意識することは、英語を書くという場面に限ったことではありません。
伝わるコミュニケーションをすることは、そのままビジネススキルを上げることにも繋がるのです。
英語の練習をするのと同時に、母国語においても「伝わる」ことができるようなライティングができるようにしましょう。
ビジネス英語を使えるまでに上達させるコツ
英語学習は続けているのに、学習効果が仕事に反映されないと感じている人は要チェックです。
いつもの英語学習や仕事で、英文をライティングする際に役立つコツとその効果を紹介します。
書いて見える化しよう
英語を学習する際に、自分の手で英語を書いていますか?
手書きすることは、面倒に感じられるかもしれませんが、英語の学習効果も、仕事での考える力もUPさせるのだそうです。
まず、覚えたことや覚えたいことは、頭の中だけで完結させるより、手を動かすという動作が加わることで、記憶しやすくなります。
さらに、頭の中にあること(この場合は英文)を目に見える状態にすると、思考に余裕が生まれ、その先を考えることが容易になります。
実は、仕事で新しい単語や使い慣れないフレーズを使うときは、脳は結構忙しい状態。
英語を書き出すことで、頭の中に余裕が生まれるようにしましょう。
イメージ化して記憶定着をUP
覚えた英単語やフレーズを何度やっても忘れる、という方はいませんか?
そんな方におすすめの方法があります。
覚える際に、ぜひイメージ化(ビジュアル化)してください。
その英語の概念的な意味をイメージで覚えておくと、記憶しやすく思い出しやすいというメリットがあります。
自分なりの感覚で、簡素な図や絵で残すというのも、手の動作も加わってさらに忘れにくくなります。
また、どんな場面でもいいので、自分の仕事の中で使うイメージを自分に刻んでおきましょう。
まるで、ビジネスを舞台にしたドラマを作るように、やり取りの脚本を頭で描いてみましょう。
イメージで覚えた英語は、右脳で記憶されるそうです。
右脳は大量・長期的な記憶に長けていて、思い出しやすいといわれています。
ビジネス力にも直結するライティング強化法
テキストの問題を解いて、○か×かを確認するよりも、「簡単」「短い」「正確」を意識したトレーニングがビジネス英語の上達を早めます。
日ごろの学習の中に簡単に組み込める、具体的な方法を紹介します。
あいまいな日本語を具体的な英語に
日本語はとても曖昧な表現が多いと言われています。
文章の語尾で意思が伝わるというのも、英語とはほぼ真逆の構成。
コミュニケーションの特質も英語圏の文化とは大きく異なっているため、訳せない言葉もあります。
あいまいな日本語を英語にするトレーニングをしましょう。
4つのポイントを意識することで、ビジネスシーンでのコミュニケーションは強化されるでしょう。
・主語を必ず入れる
・主語に合わせた動詞の時制にする
・数字化に努める
・冠詞や代名詞を正しく使う
・一言で終わることを避ける(何に対するお礼か、何のどこをどうしてほしい依頼かなど)
日本語の曖昧さを反映させないためにも直訳しない
ビジネス英語は、英語のテストではないので、ぜひ、日本語一語一語ではなくて、言いたい内容を訳すよう心掛けてみてください。
上記で説明した日本語の曖昧さを、曖昧な英語で表現しないことにも役立ちます。
書きたいことを日本語にせず(頭の中にはあったとしても)、まずイメージして、それを知っている限りの英語を英語の語順で繋げてみてください。
難しい言葉と容易な説明言葉で言い換え習得
ビジネス英語では、専門用語やビジネス特有のフォーマルな表現を使うことがあります。
海外で活躍するには、それらをマスターすることが大切で、特に「書く」ことに関しては、必ずそれを使わなければならないシーンもあります。
その一方で、ビジネスで接する人のすべてが、それらを理解するとは限らないというのも事実。
ビジネス英語の最優先事項は「伝わる」ことなのですから、その言葉を知らない人には、使うべきではないですし、相手が理解できるようにかみ砕いて説明する必要があります。
一つ一つの表現のレパートリーを増やしておくと、コミュニケーションの際にすこぶる役に立ちます。
一つの単語で表す専門用語も、簡単な中学レベルの単語を駆使して説明できるようになっておきましょう。
確認はスペルチェックと簡素化する意識
確認することは正確さを出す上でも重要なことです。
同時に、簡単でシンプルに書けているかという点も確認しましょう。
英語を簡素化することは、意外に高度なテクニック。
残念ながら学校では学んでいない人が大半でしょう。
ビジネスパーソンとしては身に付けておきたい視点となります。
前の項目で挙げた直訳をしないことでも、かなりの簡素化に繋がるはずです。
まずは、容易な表現にして、その語数を減らす表現方法を学んでいかれることをおすすめします。
英語ライティングはビジネススキルも英語力も向上させる
英語のライティングを強化できて、その中身もビジネスに直結するものなら効率的です。
どちらも、一朝一夕に上達できるものではないので、日常の仕事の中に溶け込ませながら学習できるのもメリットです。
ビジネス英語もビジネススキルも使いこなせてこそ本物。
いつもの学習法と違う点があったら、そこが試しどころかもしれません。
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