後付けでも大丈夫!経歴に一貫性を持たせるポイントとは?

後付けでも大丈夫!経歴に一貫性を持たせるポイントとは?

ある程度転職を繰り返してくると、自分のこれまでの職務経歴に経験企業がたくさん増えてきます。
ひとつひとつステップアップとして、しっかりと意図をもって転職されるケースが多いと思いますが、ネガティブな理由で辞めたケースもあるのではないでしょうか?
また、転職先を探すのに苦労した結果、採用された企業になんとか入社した!という企業もあると思います。
その結果、全体を俯瞰してみると、経験業界や職種など一貫性が無く、なんとも説明し辛い職務経歴になってしまうことがよくあります。
発生した経歴は履歴の改ざんに当たるので修正することはできません。
しかし、どういう意図をもってその経歴を歩んだかは、良し悪しはともかく、ある程度後付けで説明を加えていくことが可能です。

今回は転職によって増えてしまった自分の職務経歴を、一貫性をもって説明できるようにするポイントをご紹介いたします。

面接で職務経歴説明が重要な理由

職務経歴書は、過去の自分が在籍していた企業で携わってきた業務や経験などを記載する書類です。
履歴書では会社名のみの記載で具体的なことがわからないため、転職時には職務経歴書の提出が求められ、面接においても見ながら会話することがほとんどです。
面接という限られた時間の中で採用を判断するのは、ほとんどが職務経歴に関連するやり取りなのです。
そこで、重要な職務経歴の説明について考えてみましょう。

企業が職務経歴書を確認する目的

企業が人材を採用するのは、売上アップなどの大きな貢献を期待しているからです。
そのため、職務経歴で主に確認するのは、
①仕事経験として何ができるのか?
②どういった貢献をしてきたのか?
という、成果を出してきた実績になります。
これは多くの場合、職務経歴書にも記載します。

書類だけでは確認できない「説明」

書類からはハッキリわからないですが、企業側には気になる部分があります。
それは、なぜ転職をしたのか?という理由です。
書類の段階で転職回数や経験企業などは把握されています。
しかし、回数が多い場合や経験業界や職種がバラバラの場合は、企業側はとりあえず面接で聞いてみようと思いますよね。
書類には記載されていない部分をいかに説明できるかが求められているのです。

過去を今に繋げる自分理解

面接で職務経歴説明が重要なのは、この書類を見ただけではわからない説明を直接確認されるからです。
そのため、書類を作成することだけではなく、どう説明するか?を事前に準備することがとても大切です。
説明するためには自分自身の経歴について、自分が理解していなければなりません。
転職本などで経歴の棚卸や自己分析を勧めているのは、この自分理解を深めるのが目的です。

職務経歴書を通じて伝えるべきポイント

それでは、職務経歴書ではいったいどのような内容を伝えられるように意識するのが良いでしょうか?
職務経歴書が面接で重要になることを考えると、ただ漫然と経験した企業について書くのではなく、ポイントを踏まえ、説明がしやすいように記載する必要があります。
ここでは事前に自分の理解を深めるために整理する主なポイントについてご説明します。

各職務経歴企業での経験

まず整理する内容は各職務経歴企業での経験です。
会社で配属された部署や担当した業務だけではなく、そこで、企業に貢献したであろう経験を具体的にいくつかあげられるようにしておきましょう。

転職を通じて存在する自己の考え

続いて整理しておきたいのが、それぞれ転職時にあった自分の考えについてです。
多くの場合、転職する理由は、何か前の企業や職場において不満があったからです。
待遇面や人間関係かもしれません。
そのまま応募書類に書いたらネガティブに思われてしまう理由で構いませんので、正直な内容を自分で把握しましょう。

応募企業へ繋がる転職動機

最後に整理するのが、今回応募する企業を希望するきっかけや動機です。
これも現職での不満が発端かもしれませんし、応募企業への憧れかもしれません。
かっこ良い内容にする必要はありませんので、正直な内容を自分で把握しましょう。
大切なのは現時点で無理に取り繕った内容を意識しないことです。
バラバラの経歴であれば、バラバラの転職理由でも不思議はありません。
客観的に自分理解を行うために、客観的に整理してください。

職務経歴に一貫性を持たせるための工夫

転職回数がかさんできた中で過去の職務経歴を振り返ると、思った以上にその理由や動機、経験企業などがバラバラしたものであることに気付きます。
これは転職が、その当時の職場環境や年収面など瞬発的な理由を発端として行われることが多いからであり、遠い将来を予測しての行動ではないからです。
なのでバラバラが当然であると理解し、そこを一つ一つ意味があるように繋げることが、職務経歴説明のポイントです。
では、どのように一貫性のある経歴に繋げていくのでしょうか?

「今」を中心にして経歴のストーリーを作る

まず最初に転職を検討している「今」にフォーカスします。
これは、企業が採用するのは過去の自分ではなく、「今」の自分だからです。
働き始めから「今」の自分になるまでのストーリーを作ってみましょう。
例えば、「現在のスタートアップベンチャーで色々な業務成果が出せる自分」をPRして転職するのであれば、逆算してストーリーを作ります。
例)最初は大企業→幅広い経験を積むためにベンチャー企業→更にスタートアップで経験するため小規模ベンチャー企業→異なる業界でのスタートアップベンチャー企業

過去の経歴ごとにストーリー上での意味を一つ作る

一本のストーリーを作ったら、そこに実際の職務経験企業を当て嵌めてみます。
自分理解で経験企業を整理した際に、貢献したポイントをあげると書きましたが、バラバラした経歴であっても、何か一つの貢献箇所だけをピックアップすると、意外と繋がっているように見せることができます。
例えば「現在のスタートアップベンチャーで色々な業務成果が出せる自分」を例にしますと、以下の様な繋げ方ができます。
例)大企業で担当業務を深く経験⇔だが、担当が分かれていて全体感が無い→ベンチャーで全体感をもって業務経験⇔既に形が出来上がっていた→スタートアップで一人で構築から運用まで全部経験→更に異なる業界でも通用するよう経験
この時にどうやってもストーリーに乗ってこない企業がある場合は、以下の様に失敗だったとまとめます。
「上記のストーリーに合う会社だと考え転職したが想定と実態が違った。そのため、再度転職をした」

応募企業で更にストーリーが続いていく絵を描く

最後に一番重要な今回の応募企業への一貫性に紐付けます。
ここまでのストーリーから逸脱しない様に、しかし、現職では経験できないような理由にまとめることができれば十分な説得力を持たせることができます。

過去よりも未来の期待感を伝えることが最も重要

ここまで自身の職務経歴に一貫性を持たせる工夫について説明しました。
大切なのは、企業側は入社してからどう貢献してくれるかを知りたいのであり、あなたが過去に行った経験を知りたいわけではないということです。
自身のこれまでの様々な経験が「今」の自分を形成し、それがいかに応募企業の将来に貢献できるかということを軸に、職務経歴に一貫性のあるストーリーを持たせることで、説得力のある職務経歴説明になるでしょう。

 

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