面接におけるビジネスマナーを知ろう!【入室編】
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
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社会人として仕事を行い、ビジネスの場で生活していくうえで大切になるビジネスマナーですが、これは決して社会人にのみ求められるものではありません。
就職を目指す人にも同様に求められるものなのです。
今回は就職を目指す立場だからこそ知っておきたい、面接におけるビジネスマナーの中から「入室」に注目してご説明していきます。
目次
就職活動の中でもさまざまなマナーが存在する面接
就職活動において初めて企業と直接顔を合わせる機会となる面接試験。
書類選考とは違い直接コミュニケーションを取ることが出来るこの試験は、自身をアピールできる絶好の機会でもあります。
ですが、面接においてもさまざまなビジネスマナーが存在するのをご存知でしょうか。
このビジネスマナーが守れているか、いないのかによって企業側が受けるイメージは大きく変わってくるのです。
マナーを守ることで好印象を残せる!
社会人として知っておくべきマナーを守れない人は、だらしのない人、マナーを知らない人という良くないイメージを面接官に与えてしまうことになります。
ですが、逆にしっかりとマナーを守り面接を終えることが出来れば、マナーが身に付いているしっかりした人であるという好印象を残せるのです。
自身をアピールすることに加えてマナーを守ることができれば、面接試験をいっそう有利に終えることが出来るので、きちんとマナーを守るようにしましょう。
面接開始前に気を付けておきたいポイントとは?
では具体的にどういったポイントに気を付けて面接に挑めば良いのでしょうか。
まずは面接がはじまる前だからこそ気を付けたいポイントをお教えします。
面接を受ける前には、ぜひ下記のポイントを見直してみましょう。
清潔感のある身だしなみ、出来ていますか?
まず確認を行いたいのが、身だしなみに清潔感があるかという点です。
寝ぐせがついている、服にシワが寄っていたり汚れていたりする、といった相手に不快感を与える点が無いかをよく確認しましょう。
家を出る時に確認していたとしても、面接会場へ移動するまでに汚れる場合もありますので、時間に余裕を持って会場へ向かい、面接がはじまる前に必ずチェックしましょう。
清潔感のある身だしなみは相手に好印象を与えるための重要なポイントとなります。
面接時間の5分前に到着を!
また、面接において遅刻は当然あり得ないことですが、会場に早く到着しすぎるのも良くありません。
企業側の準備が完了しておらず対応が出来ないという場合もありますので、企業側を急かさないためにも面接の5分前を目安に到着するように心がけましょう。
あまりにも早く到着してしまった場合にはそのまま受付を済ませるのではなく、会場の近くで前述の身だしなみチェックを行ったり、面接の対策等を行っておき、5分前に企業の受付に向かうようにすると良いでしょう。
企業に入ったら面接は始まっていると思って!
身だしなみのチェックを終え、時間通りに企業を訪れることが出来たらいよいよ面接は目前です。
ですが、応募者の対応を見られるのは決して面接の場だけではありません。
企業に入ったその瞬間から、面接は始まっていると思い丁寧な対応を行うことが大切です。
「まだ面接が始まっていないから大丈夫」と気を抜かずに、しっかりと受け答えを行うようにしましょう。
受付でもハキハキと明るい対応を
企業に入り受付を行う際はしっかりと名前と用件を伝えましょう。
大切なのは明るくハキハキと話し、笑顔を忘れないということです。
企業に入り緊張する気持ちもわかりますが、受付から丁寧な対応を意識することで面接への事前練習にもなりますし、企業側へ良い印象を与えることが出来るでしょう。
しっかりと挨拶をしよう
受付を終え面接会場や待合室への案内を受ける際に、社内の人とすれ違うこともあるでしょう。
その場合は軽く会釈をしながらしっかりと挨拶をするようにしましょう。
また、案内をしてくれた担当者にはきちんとお礼を伝えることで好印象を残すことが出来ます。
待合室では静かに、しっかり最終調整を!
面接がはじまるまで待合室で待機する場合は静かに担当者の到着を待ちましょう。
携帯電話を弄って時間を潰したりせず、携帯電話の電源は切っておくかマナーモードに設定をしておくと良いでしょう。
また、この時間は面接前の最終確認が出来る時間でもありますので書類を確認したり、自身の考えてきた対策等を復習するなどして最終調整の時間に当てましょう。
企業から書類等の配布があった場合には、それらに目を通しておくのも良いでしょう。
いよいよ面接開始!面接における入室の流れとは
さて、いよいよ面接がはじまります。
面接会場に入るときから面接官はあなたのマナーを見ているものです。
しっかりと下記ポイントをおさえて面接に挑みましょう。
回数は3回!ドアをしっかりとノック
まずは面接会場のドアを3回しっかりとノックしましょう。
よくノックを2回と思っている方も居ますが、2回はお手洗いをノックするときの回数であり、ビジネスシーンではノックは3回とされていますので気を付けてください。
部屋の中から入室を許可する声が聞こえたら、しっかりと室内に聞こえるように「失礼します」と告げてドアを開けましょう。
もしも室内からの応答が無い場合は再度ノックを3回行い、それでも返事が無い場合には一呼吸置いてドアを開けるようにしてください。
部屋の中に入りドアを閉めよう
ドアを開け入室したらドアの方へ向き直り、丁寧かつ静かにドアを閉めます。
後ろ手でドアを閉めたり、大きな音を立ててドアを閉めるのはマナー違反ですし乱暴な印象を与えてしまいますので注意してください。
そして面接官の方を向き、「よろしくお願いします」と挨拶し気持ちを込めてしっかりと一礼しましょう。
椅子の横に立って挨拶を
一礼を終え面接官の前にある自身が座る椅子の横に立ちます。
面接官から名乗るよう言われたら、自身の名前を聞き取りやすいようにゆっくりと落ち着いて告げ、しっかり挨拶をするようにしましょう。
椅子に座って荷物は床へ
名乗った後、面接官から椅子に座るよう指示がありますので必ず「失礼します」と一礼してから椅子に座ります。
椅子に座る際は背もたれに寄り掛からず、男性は拳ひとつ程度に軽く足を開いた状態で膝の上に手を置き、女性は足をきちんと閉じた状態で膝の上に手を置く姿勢を意識しましょう。
また、椅子に座る際にはカバンは椅子の横にしっかりと立てて置くようにし、カバンを椅子に寄り掛からせたり倒して置くことが無いように注意してください。
面接で緊張するのは仕方がない!
面接試験は誰もが緊張するものであり、応募者が緊張していることは面接官もわかっています。
ビジネスマナーをしっかりと把握していても、緊張して抜けてしまったり、思わぬミスをしてしまったりすると思いますが、決して焦ってはいけません。
焦ってさらに印象を悪くしてしまう場合や、取り返しがつかないミスを犯してしまうこともあり得るからです。
緊張したり、ミスをしてしまった場合は2つのポイントをしっかりと意識するようにしましょう。
大切なのは、明るく笑顔で対応すること!
何より大切なのは明るく笑顔で対応をするということです。
失敗して気落ちしたり自信を無くすこともあるかもしれませんが、常にハキハキとした対応を心がけることで爽やかな好印象を与えることが出来ます。
失敗してしまってもそこで諦めるのではなく、挽回するためにも明るく受け答えするようにしましょう。
常に見られているという意識も大切!
また、失敗をしてしまった際に表情に出てしまったり、態度に出てしまうことがあるかもしれませんが面接官は常に応募者を見ています。
いつも見られているのだという意識をしっかりと持ち、表情や姿勢などにも注意を払いましょう。
笑顔で丁寧な対応をすることはそれだけで好印象を残すことが出来ますので失敗をしてしまったあとでも意識するようにしましょう。
面接の受け答えだけじゃない!入室のマナーもしっかり守ろう
面接では受け答えの内容だけではなく、応募者のマナーや対応もしっかりと見られているものなのです。
質問に対する受け答えだけを意識するのではなくその他のポイントで悪い印象を残すことがないようにきちんとビジネスマナーをおさえて面接に臨むようにしましょう。
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