転職活動の失敗から立ち直る方法。応募前と活動中につまづくのはココ!

転職活動の失敗から立ち直る方法。応募前と活動中につまづくのはココ!

転職活動には失敗がつきもので、多くの人が共通してつまづくポイントがあります。
同じ失敗を繰り返さないように修正していくことが大切。
自分がつまづきやすいポイントを理解し、何がいけないのかを考えることで次の応募に活かすことができるでしょう。
ここでは、応募前と活動中にわけ、陥りやすい悩みや失敗から立ち直る方法を解説します。

応募前に陥りやすい悩みと立ち直り方

転職活動の中でも、応募以前の問題で悩みを抱えてしまうことがあります。
そもそも応募すらできない状況では転職は到底先のこと。
応募前に悩みにはどう向き合えばいいのでしょうか。
ここでは、応募前にありがちな悩みと立ち直る方法を紹介します。

転職活動に踏み切れない

転職したい気持ちはあっても、決心が固まらない、具体的な行動には移せないと、転職に踏み切れないと悩むことがあります。
この場合は、なぜ転職したいと思ったのかという基本かつ重要なことを書き出してみましょう。
会社への不満でも構いません。
今の会社に感じている不満の裏返しが「本当はこういう会社で働きたい。」「こんな仕事をやってみたい。」という転職理由になります。

転職したい理由の後ろには、今の会社でどうしても果たせないことなのかも加えていきましょう。
例えば上司が嫌いで一緒に働きたくないなら、異動届けは提出したか、上司とうまくやっている人の様子を見て真似してみたかなど。
今自分がやれるだけのことはやったのか向き合ってみてください。
転職したい理由を視覚化し、今の会社で叶えることができないと判断すれば、おのずと転職活動を始める覚悟ができるはずですよ。

やりたい仕事が見つからない

転職はしたいし今の会社にいるつもりはないが、やりたい仕事が見つからないと前に進めない人がいます。
やりたい仕事を見つけようとすると、自分がとても得意なこと、昔から好きで夢中になっていることなど、「人よりずば抜けて優れたことや夢を持っていなくてはならない」と思いますよね。
それこそがつまづくポイント。
そんなすごいものでなくていいのですよ。
これまでの仕事の中で、「どちらかと言えば嫌いではなかった」業務はありませんか?
自分がストレスなくやれた仕事を思い返してみると転職先の方向性が見えてきます。

求人媒体を利用し、給与の部分を見ないようにして求人検索をしてみるのも一つ。
給与や条件を外してみても気になった仕事は、仕事そのものに魅力を感じている証拠です。

転職に活かせるスキルや経験がない

転職したいけど自分にはスキルや経験がないと思う場合、キャリアの棚卸をしてみましょう。
これまで携わってきた業務、遂行のために何を使ってきたかということ。
スキルや経験は、誰もがうらやむようなすごいものである必要はありません。
少し視点を変えて、その仕事が「何の研修も受けていない入社1日目の新卒社員ができるか」を考えてみましょう。
「さすがに入社1日目の新卒には無理」と思う仕事だったら、それはあなたがしっかりキャリアの中で身につけてきたスキルになります。
電話応対や入力作業一つとってみても、十分に経験値を積んでいるのですから、自分に厳しすぎないか新人目線で考えてみてもいいでしょう。

キャリアの棚卸が十分にできたら、そこではじめて本当に転職できるだけのスキルや経験がないかがわかります。
もし本当になかったら?
必要なものを今から身につけても遅くはありません。
何もしないで立ち止まっているよりずっといいはずでしょう。

何から始めていいかよくわからない

転職活動が初めてで、具体的に何をすればいいのかわからないという方は、転職エージェントや転職サイトを利用するのが一つ。
転職エージェントは転職ノウハウの提供から応募アドバイス、求人紹介や面接日程調整など、転職活動を全面的にサポートしてくれる転職支援のプロです。

転職サイトは、エージェントのような積極的サポートがない分、転職の心構えや職種紹介、面接の注意点などをつづったコンテンツが充実。
「そもそも転職とは?」ということを学ぶのにはいいツールです。
自分で求人検索をして応募することもできるので、マイペースで転職活動したい人にもおすすめです。
転職エージェントも転職サイトも無料で利用できることがほとんどなので、自分で活動方法が分からない人は頼ってみてもいいですね。

転職活動中に心折れそうになったときの立ち直り方

転職活動を始めてみたはいいけれどなかなかうまく行かない、何をやっても内定にまでこぎつけないと、心が折れそうになることがあります。
ここでは、活動中につまづくポイントごとに、立ち直り方を解説します。

忙しくて活動時間がない

忙しくてとにかく時間がないと思うことがあります。
在籍中の活動、育児や家事をしながらの活動は、いくら時間があっても足りないぐらいに思えますよね。
この場合は、自分の1日のスケジュールの中で、本当に無駄な時間がないか洗い出していく作業が効果的です。
テレビを観ている時間、歯医者の待ち時間、ダラダラとお付き合い残業している時間など。
そうした時間が全くないという人は実は多くありません。
無駄な時間が見つかったら、その分を転職活動にあてるだけ。
1日1時間でもいいので取り組むことで、着実に転職に向けて進んでいますよ。

書類選考でダメになることが多い

書類選考でいつもダメになる人は、いくつか考えたいことがあります。
まずは応募先が適切か。
転職は即戦力が基本ですから、これまでの経験を活かせる仕事であることが大前提です。
給与や条件だけを見てやみくもに応募していないでしょうか。

次に書類の書き方。
誤字脱字や空欄が多い、丁寧かどうかなどの基本とともに、職務経歴書が整理されておらず分かりにくいなど、読み手の立場に立った書類になっていない可能性があります。

それもクリアしていたらあとはアピールの問題。
経験やスキルを、数字やエピソードを交えて具体的に書いてアピールできているでしょうか。
どうしても書類通過できないという人は、転職エージェントなどがおこなっている書類添削サービスを利用しましょう。
何がどう悪いのかをアドバイスしてくれます。

面接が大の苦手で壊滅的

書類選考は通るけど面接で不採用になる場合は、とりあえず会ってみようと思われるだけの経験やスキルがあるということ。
あと少しですから自信を持ちましょう。

あがり症で面接で失敗しやすいという人は、うまく話すことに意識が向き過ぎかもしれません。
スラスラと上手に話す必要はなく、面接官の質問に熱心に耳を傾けて何を聞きたいのか理解したうえで答えることが重要です。
面接対策として、家族や友人と模擬面接を行う、質問の答えを自分の言葉で話せるように練習してもいいでしょう。

転職して後悔することが多い

これまで何度も転職を繰り返し、転職してから後悔することが多いという人は、事前準備が不足しています。
大事な点は3つ。
自己分析、キャリアの棚卸、企業研究です。

自己分析とキャリアの棚卸ができていれば自分にあっていて経験を活かせる仕事を選べますし、企業研究を熱心にやっておけば、ブラック企業などにあたる確率もかなり下がります。
もちろん、3つをしっかりやっても失敗するということはありますが、何度も転職を繰り返している人の場合は学びが活かせていません。
転職を繰り返すうちに転職ハードルは上がる一方です。
少し立ち止まってみて、何が不足していたのか考えてみましょう。

転職活動はつまづいても立ち直れるから大丈夫!

転職活動における1人あたりの応募数は10社とも20社とも言われています。
つまり、ほとんどの人が失敗の連続の中から内定を勝ち取っているということ。
つまづくことは誰にでもあり得ることで、転職ではごく当たり前のことなので気にし過ぎる必要はありません。
そこから十分に立ち直って成功させることは可能ですから、反省点をしっかり振り返り次に活かしていきましょう。

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