女性に人気の事務職への転職!必要なスキルと転職成功へのポイントは?
- カテゴリ名:女性の転職
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転職で女性に人気があるのが事務職、未経験から目指す人もいれば、一般事務として経験を積んでキャリアアップを目指す人もいるでしょう。
今回は、事務職で正社員を目指す場合に必要なスキルと転職成功へのポイントを解説しますね。
目次
女性に人気!事務職の仕事とは?
女性に人気がある事務の仕事はどんな仕事があるのでしょうか?
ここでは、事務の仕事の種類を紹介するとともに、事務の転職に必要なスキルについても解説します。
オフィスワーク全般を指す
事務というと「一般事務」といわれる書類作成や電話応対、来客への対応をイメージしますが、オフィスワーク全般をいいます。
・営業事務
・医療事務
・貿易事務
・秘書
・パラリーガル
・学校事務
・企画
・マーケティング
・経理
・総務
・人事
・受付
事務やオフィスワークには一般事務の他にも様々な仕事があり、企業の管理部門や専門知識が必要な仕事もあります。
転職で事務の仕事を考えている人は、一般事務にこだわるのではなく、オフィスワークも含めて調べると自分の向いている仕事が見つけられるでしょう。
コミュニケーション能力が問われる仕事
事務の仕事とは、的確に仕事を処理する能力だけでなく、来客への対応や他部署から仕事を依頼されることもあるのでコミュニケーション能力が問われる仕事です。
仕事をこなすだけでなく、誠実な対応が求められるということも知っておきましょう。
貿易や法務、専門スキルが必要な仕事もある
事務の仕事というと会社の縁の下の力持ち、サポート的な仕事が多い印象ですが、貿易事務や法務、パラリーガル、経理、一般事務と同様に女性に人気がある医療事務などは、資格や専門的なスキルが必要な仕事とされています。
転職で事務の仕事を目指す場合、応募資格に実務経験や仕事に必要な資格を求められる場合もあります。
貿易事務や法務、経理を目指す場合には、事務としてのキャリアと専門スキルの両方が求められると思った方がよいでしょう。
事務職って女性でも転職しやすいの?
事務職は残業が少なく、子育て中の女性でも働きやすい印象があります。
実際事務職の求人に応募する人は男性より女性の方が多いので、比較的女性が転職しやすい仕事といえるでしょう。
人気の一般事務は倍率が高い
事務職の有効求人倍率は平成29年9月現在0.22%で、職種全体で考えると決して募集が多い仕事ではありません。
そのなかでも一般事務は、派遣社員や契約社員が業務を行っている企業も多く、正社員の募集自体が少ないというのが現状です。
女性の転職でも人気の一般事務ですが、未経験では正社員になるのは厳しいということも知っていたほうがよいでしょう。
コールセンター等のサポート部門は転職しやすい
事務系の仕事でも女性が多い職場といえばコールセンターです。
未経験者でも転職がしやすく、事務職のなかでは比較的求人の募集が多い仕事といえます。
接客業の経験がある人なら前職の経験が活かせますし、実務経験を積めば新人の教育係やリーダーとして仕事を任せてもらえる可能性もあります。
語学や経理、専門スキルがある人はキャリアアップも目指せる
事務の転職では経験者が優遇される可能性が高く、語学や経理といった専門スキルがある人は企業から歓迎される傾向があります。
女性が事務で転職をする場合、語学や経理だけでなく、自分が働いている業界で必要なスキルを身につけてキャリアアップする方法もあるでしょう。
すでに事務職で働いている人は、実務経験に加えて、自分しかできない強みを持っていることが必要です。
女性が事務への転職で非正規から正社員を目指すには
アルバイトや派遣、非正規で働いている女性のなかには、事務で正社員を目指している人もいるでしょう。
女性が事務で正社員を目指して転職をする際に、成功するポイントについてまとめています。
正社員で働く理由を明確にする
非正規から正社員に転職をするには、なぜ正社員になりたいのか明確にしておく必要があります。
アルバイトや派遣では産休や育児休暇が取得できない場合もあり、女性の場合は仕事を続けやすい環境を求めて正社員を目指す人もいるでしょう。
事務職は女性が多い仕事ですが、安定や給与アップだけでは正社員として採用されることは難しいと思ってください。
事務へ転職をして何ができるのか、将来どのようなキャリアを積みたいのかということも考えてから転職活動を行いましょう。
アルバイトや派遣で身についたスキルを活かす
アルバイトや派遣といった非正規だと、事務職への転職ができると不安になる人もいるかもしれません。
女性の場合、派遣で事務をしていたという人なら、PCスキルもビジネスマナーもあるとみなされるので未経験の人よりは転職が有利になる可能性があります。
販売や飲食店でのアルバイト経験も、人と接する仕事なので、コミュニケーション能力が身についているはずですし、在庫管理などを行っていれば、PCスキルや事務処理能力もあると判断されます。
いままでの仕事での経験を活かせる人なら、正社員として事務職への転職も実現しやすくなりでしょう。
正社員登用制度がある求人にも応募する
正社員登用制度とは、アルバイトや契約社員で採用して、その後正社員として雇用をする制度です。
こうした制度がある会社なら正社員になれる可能性も高いので、女性が派遣やアルバイトから事務職で転職をしたい場合にも希望は叶えやすいでしょう。
派遣会社の紹介予定派遣の制度を活用したり、転職サイトに掲載されている正社員登用制度の求人に応募することも、正社員になるチャンスを広げる機会になるはずです。
女性の事務転職に有利な資格
ここでは、女性が事務への転職を目指す際に有利な資格を紹介します。
資格によっては、キャリアアップやスキルアップがしやすくなるので、転職の目的に合わせて取得を目指してくださいね。
社会人の一般常識があると認められる秘書検定
事務系の仕事を目指す女性に人気があるのが秘書検定ではないでしょうか。
社会人に必要なビジネスマナーや事務に必要な知識、実務にも活かせるので、事務への転職を目指す際に取得してもよい資格です。
秘書検定は、1級、準1級、2級、3級とありますが、転職活動で資格取得をアピールするなら実践的なマナーが身につく2級もしくは、ビジネスの現場での立ち居振る舞いや言葉遣いが身につく準1級を取得しておきましょう。
事務に必要なPCスキルをアピールするならMOS
一般事務は女性に人気の仕事がですが、パソコンでの書類で作成やデータ入力をすることも多いので、転職するならWordとExcelは必須になります。
事務への転職を有利にしたいなら、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)がおすすめです。
Word、Excelに関しては、基礎知識が身につくスペシャリストレベル(一般)とエキスパートレベル(上級)があります。
スペシャリストレベルには、PowerPointやAccess、Outlookの資格もあるので一緒に取得してもよいでしょう。
PCスキルをアピールするのであれば、Word、Excelはエキスパートレベルを目指してくださいね。
経理に必須の簿記
簿記も事務系の仕事を目指す女性に人気の資格ですね。
簿記は、1級、2級、3級、初級とありますが、2級以上を取得していると経理に必要な基礎知識があるとみなされるので、転職には有利になります。
簿記は経理を目指す人には必須の資格ですが、一般事務でも伝票や領収書の確認をすることはあるので、事務に必要なスキルを身につけたいという人におすすめします。
外資系ならTOEICや中国語、語学に関するスキルを身につけよう!
すでに事務の仕事をしている女性が転職でキャリアアップを目指すというのであれば、語学スキルを身につけるのも転職においては有利でしょう。
外資系や海外勤務を希望するのであればTOEIC800点以上のスコアが必要ですし、英会話ができれば貿易事務などの海外の企業と交渉が多い仕事でも活躍ができますよね。
また、中国に拠点をおく企業や東南アジア系企業での活躍を目指すのであれば、英語の他に中国語のスキルも身につけておきましょう。
事務で正社員転職を目指すならスキルアップを目標にしよう!
事務の仕事は書類作成や来客への応対が中心で、キャリアアップをイメージするのは難しいかもしれません。
書類作成をすればWordやExcelといったPCのスキルは身に付きますし、来客への対応はコミュニケーション能力が身につくはずです。
事務への転職を目指す女性のなかには、他の仕事よりラクそうだからという理由で事務を選ぶ人もいますが、転職をするならスキルを身につける、将来的には事務のスペシャリストを目指すといった目標を持って転職活動をしましょう。
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