芸能業界に転職したい第二新卒が知っておくべきポイントまとめ
- カテゴリ名:業界・職種・企業研究
第二新卒で芸能業界への転職を成功に必要な基礎知識から、第二新卒としての具体的な志望動機の例文までを紹介します。
芸能業界への転職の際に第二新卒が知るべきこと、芸能業界に転職するおすすめの時期についても触れています。
「第二新卒」や「芸能業界」という条件での転職活動のポイントを押さえて、効率的に内定をゲットしましょう!
目次
芸能業界に転職したい第二新卒のための基礎知識
芸能業界に転職したいと考える第二新卒の人のための基礎知識を紹介します。
社会経験の浅い若手の第二新卒は、芸能業界を見る視野もそんなに広くはない可能性があります。
芸能業界も好条件や憧れだけのイメージに引っぱられる転職だと成功は得られにくくなるでしょう。
意外にポジティブな要素もあるので、楽しみに読み進めてみてください。
芸能業界の幅広い種類
芸能業界関連会社は映画会社、映画配給会社など多数ありますが、まず最初に浮かぶのが芸能事務所でしょう。
バーニングプロダクションやジャニーズ事務所など古くからの大手の芸能事務所からの傘下や新興勢力まで、その数は幅広く存在しているといえます。
希望する芸能業界の企業を含めて、芸能事務所をいくつ挙げられますでしょうか?
第二新卒で転職する人は、ひとつひとつを確認していくと転職先の射程範囲を広げることにもつながるでしょう。
種類ごとの職種はさらに幅が広がる
幅広く存在している芸能業界の種類ですが、そのひとつひとつの中にもあらゆる職種が存在します。
例えば、芸能業界の裏方の仕事でもプロデューサー、ディレクター、放送作家、AD、舞台美術、照明、音声・音響などの映像編集などがあります。またそれに付随するロケバスドライバー、芸能カメラマンの仕事や出演する芸能人の管理をするマネージャー、事務所ごとに営業、経理、事務などの仕事もあります。
マネージャーという職種であっても、筋肉アスリート系の芸人向けや、俳優などさまざまありますので、転職サイトなどでは、こうした職種を条件にして検索すると、複数の種類がヒットすることも多いと言えるでしょう。
また、第二新卒で芸能業界に転職する際には、こうした職種の特徴も理解しておきましょう。
芸能界用語を覚えよう
「1クール」「MC」「消え物」など芸能界で使われている業界用語はたくさんあります。たとえば、「うるさい」と言われたとき、周りが騒がしいことを言っているのではなく、主に映像業界で使われる用語で撮影の対象物や人の背景に余計なものが写り込んでいる状態を言っていて、「見切る」という表現もしたりもします。
その関連の仕事についた場合も含めてその言葉をある程度知っていないと入社後、勘違いをしてミスをすることもあります。または気が利かないなど思われるかもしれません。
第二新卒で芸能業界に転職することで、そういった言葉を早く覚えることにより人間関係を円滑にしていけるとも言えそうです。
大手でも第二新卒の採用枠がある
芸能業界では、第二新卒の転職者を受け入れる求人も多くなっているようです。
20代で転職する人が増え、企業の若手層の確保が難しくなっていることが背景にありますが、もともとは資格のいらない業界であったりもします。
第二新卒の転職者の場合、社会人経験があり、環境適応力があること、自発的に動いていけることなどが芸能業界の企業のメリットとなるのです。
第二新卒で芸能業界に転職するために必要なこと
第二新卒で芸能業界に転職するためには、どんなことが必要になるでしょう。
上記で紹介したように、芸能業界には多くの種類と職種が存在していることや、第二新卒者のメリットをうまく生かして成功転職につなげましょう。
企業で求められる適性を知る
第二新卒での転職では、企業が求めている適性を調べてみましょう。
企業、職種、求人内容ごとに異なってくるはずです。
第二新卒で芸能業界に転職したい!と漠然と考えている人は、職種ごとの確認をしてみると、自分にフィットする職種の幅が広がるかもしれません。
活かせる経験やスキル、強みをアピール
芸能業界の企業にとって第二新卒の転職者を採用するメリットは社会経験があることです。
前職が芸能業界であっても、芸能業界ではなかったとしても、それまでの経験やスキルをしっかりと認識し、今後どう活かしていけるのか整理しておくことが大切です。
第二新卒で芸能業界を狙う転職活動のポイント
芸能業界への転職を目指す第二新卒者の転職活動のポイントを紹介していきます。
適切な転職活動のステップを踏むことで、リスクを最小限にしていくことが大切です。
転職活動でのポイントを押さえて、第二新卒の自分にピッタリの転職先を見つけましょう。
情報不足は危ない!詳しい人の意見を必ず聞く
第二新卒で芸能業界に転職したいと思うとき、中々外側からは見えにくい職種の仕事でもありますので、事前の理解があったほうが転職してからのギャップを少なくすることができます。
第二新卒者で芸能業界の経験がある人でも、転職時にしっかり理解できているかどうかわかりません。
その業界や職種にできるだけ詳しい人の意見やアドバイスを聞いておかれることをお勧めします。
業界経験者の先輩
業界や職種に就いている先輩や知り合い方に聞いてみましょう。
特に毎日の仕事の流れや、芸能業界で働くことで感じていることを直に聞けることは参考になることが多いと言えます。
たとえば、スタジオ限定でのタイムキーパーは、フロアディレクターが兼任している場合が多いなどあります。というような職種の役割や重要点まで聞き出せるといいですね。
業界に詳しいキャリアアドバイザーに相談
芸能業界に精通している転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのも一つの方法です。キャリアアドバイザーであれば、芸能マネージャーなどは未経験者の採用は20代前半しかとらないなどの制作プロダクションも多いなどの業界特有の情報をリアルタイムで把握していることが多いです。
芸能業界のことだけでなく、第二新卒者が転職について考えることにも有効なアドバイスがもらえるはずです。
転職エージェントを有効活用
芸能業界に転職したい第二新卒者の人は、 転職活動では、転職エージェントに登録されることをお勧めします。
是非、 第二新卒や芸能業界に強い転職エージェントを見つけてみてください。
2つか3つ、複数の転職エージェントに登録して、求人を比較検討できるといいですね。
視野にない自分に合う可能性のある求人に出会える
第二新卒者が知っている芸能業界っていうのは意外に狭い範囲かもしれません。
そのため転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めていくことで、 第二新卒の視野にはなかった職種などの求人案件に出会える確率が高まるでしょう。
経験やスキル、第二新卒の転職者としての希望などを考慮して「こういうのもありますよ」という提案をもらえるかもしれません。
非公開求人を紹介してもらえる可能性
ほとんどの転職エージェントが、独自の非公開求人を持っています。
非公開求人は、 自分では探すことが不可能です。
もし、紹介してもらえた場合、 第二新卒の希望やスキルにより近いものである可能性が高いです。
転職エージェントはマッチした条件の案件しか紹介しないからです。
もちろん、紹介してもらった後の検討は必要ですが、自分で求人を探すだけよりも転職活動が効率的になるでしょう。
第二新卒が芸能業界に転職するのにおすすめの時期
第二新卒が芸能業界に転職する際には、芸能業界の採用活動のタイミングについても知っておくと役に立ちます。
すべての企業が一致するわけではないので詳細の確認は必要ですが、目指す企業がまだ決まっていない第二新卒の人は参考にしてみてください。
番組改編に合わせて
テレビ番組は3か月を1単位(1クール)とし、4月・7月・10月・1月に編成が行われます。
そのため、番組制作会社各社の募集が活発になるのは、改編前が多いと言われています。
もちろん、一般的求人が増える、3~4月または9月~10月に求人数は増えますので、この時期も求人が増えることが予想されますが、ライバルも増えます。
第二新卒が芸能業界に転職する際の志望動機の例文
第二新卒が芸能業界に転職する際の志望動機は、企業に合わせることが鉄則です!
ただ、第二新卒の状況によっても志望動機の内容が変わってくると思います。
芸能業界経験者、職種未経験者、芸能業界がまったく未経験という状況における志望動機の例文を紹介します。
芸能業界から芸能業界に転職する際の志望動機
前職では、主に芸能事務所にてスタッフとして仕事をしておりました。さまざまな芸能人の企画や営業などをしているなかで一人にだけではなく、客観的にさまざまな芸能のことを書くことに携わりたくなりました。貴社には芸能部門もあると聞きまして応募させて頂きました。是非とも芸能の世界の基本は心得ておりますので、貴社の成長の発展のために必要な力を磨いて貢献につなげていきたいと思っています。
芸能業界の異なる職種の芸能業界に転職する際の志望動機
前職ではホテルにてイベント部門におりました。芸能プロダクションでの仕事は、芸能の世界に関心がある私にとって、興味の尽きない刺激的な分野であるとともに、自分の努力で結果が出せる仕事だと思っております。
イベントにて、社員の方と接した時にても礼儀正しく親切に接していただき、丁寧さを感じました。私もその方を見習って貴社の一員として活躍したいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
異業種から芸能業界に転職する際の志望動機
前職は店舗などのPR紹介のデザインや動画制作の仕事をしていました。ずっと、学生の頃から、芸能人の○○やドラマが好きで趣味でパロディ画を動画でつくったりなどしてSNSであげたりしていました。今回、貴社でデザイン制作スタッフ募集を知り、社会人としての基礎的なスキルは一通り身についた今、改めて今後のキャリアを考えた時に、好きな芸能関係で仕事をしていきたいという思いが止まらずに応募させていただきました。
第二新卒の芸能業界への転職は未経験でも成功できる!
芸能業界で第二新卒、もしくは未経験者でもOKという求人も多くあります。
仕事が激務なことも多く夢だけでは続かないという声もききます。第二新卒者は、ぜひとも転職エージェントなどを活用して「思っていた仕事と違う」と入社後にならないためにも転職活動での情報収集をしっかりして夢の転職を掴んでください!
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