考えることが楽しくなる!マインドマップ仕事術
- カテゴリ名:一歩進んだ仕事術
マインドマップは思考を深め、発想を広げるツールとして多くの人に活用されるようになりました。日常や仕事でも様々なシーンで活用できるようです。効率化したい時、解決したい時、あなたもマインドマップの書き方や活用法を知って、マインドマップで思考することを試してみませんか?
マインドマップの基本
マインドマップは、数十年以上世界中に人たちに活用されています。マインドマップを書木ながら思考していくことで、頭の中を整理したり、新しい発想やアイデアを生み出す助けにできるのです。マインドマップを使うことの効果としては、整理して思考できる、記憶力が上がる、理解力が高まる、発想の喚起、問題解決も容易になるなどが主なものです。生活やビジネスシーンでも大いに役立てることができる思考術なのです。
仕事でのマインドマップ活用タイミング
仕事での活用シーンの例を見ていきましょう。マインドマップをいつ使うかという決まりはありません。自分の仕事の中で役に立ちそうだなと思えたら、ぜひ取り入れてみてください。
タスク管理
全体を常に把握しながら考えることができるのがマインドマップのメリットです。このことを毎日の業務のタスク管理に活かしている人も多いようです。TODOマッピングという手法で取り入れている人もいます。ひとつひとつの作業をバラバラに解決していくのではなく、その関連性も踏まえてこなしていくことができます。段取りよく進めていく工程管理も可能になります。また、後で降って湧く業務があっても、既にある業務をきちんと把握しているし、それぞれと関連付けながら管理や処理することができます。このことでパニックになったり、作業が混乱したりするのを防ぐことにも繋がるのです。
アイデアが欲しい時
新しい発想やアイデアが欲しい時にも活躍しているマインドマップです。頭の中にある関連したキーワードを探って書き出すという作業をしているうちに、はっと気づくことがあったり、意外な答えが導き出されることが多くなるのです。新しいプロジェクトの企画や戦略を練る時や、発生した問題に対する解決法を探る時、課題を達成するために取り組む具体策を考える時などにも役立てられているようです。プレゼンテ―ションの構成でも伝えることの見極めや重要ポイントの精査ができます。
ヒアリングメモ
お客様と商談したり接客したりする時に、その内容を覚えていなくてあとで困ったことはありませんか?その場で、相手の話をよく聞こうとすればするほど、メモする手先が疎かになることもよくあります。そんなヒアリングの際にも役立つのがマインドマップです。通常のマッピングよりややラフに書くことになりますが、枝(ブランチ)や矢印などで繋げているおかげで、話の内容をより鮮明に思い出すことができます。聞いていることをあまり考え込まずにさらさらと書き込んでいくのがコツのようです。研修などでの講師のレクチャーをノートすることにも活用できそうですね。
学習時のノート
記憶力が高まり、長期間の記憶に残りやすくなるというのもマインドマップの大きな効果です。新しい商品や仕事の知識や新規プロジェクトに関する内容になると覚えることがたくさん出てくるものです。マインドマップに残して随時追加していくことで得た知識を確実に業務に活かしていくことができるでしょう。疑問点が鮮明に見えやすくなるという点も理解を深める要因となるでしょう。ビジネスパーソンとしてのスキルアップのための学習をする時もマインドマップで覚えていくことで効率的にスキルを習得することができます。語学学習で単語を覚えることも、読書した内容を確実に知識としていくことにも役立てられているようです。色やイメージを使って楽しく学んでいくプロセスを取り入れることで継続もより簡単になります。
マニュアル作り
流れとその関連性を見つけることを簡単にしてくれるマインドマップです。業務フローや取り扱いのマニュアルを作成する際にも役立ちます。全体を見渡すので必要カ所が漏れることも防げます。見やすさまで配慮して作成すれば、周りと共有することも可能になります。多くの文章がぎっしり詰まっているマニュアルは読む気が失せるものですが、マインドマップでパッと図式化されたものを見ることができれば、みんなの理解を効率化できますよね。
悩みの整理にも!
仕事上のスキル不足のこと、職場の人間関係のこと、自分のプライベートのことなど悩みが頭の中をぐるぐるしてしまうこともあります。そんな時にもやもや、うじうじしてしまう気持ちや考えを全部マインドマップに書き出すと解消に役立ちます。書いているうちに、その後の対処策が見えてきたり、展開が想像できたりするのです。ネガティブに考えていたことの原因を列挙したり、プラスの部分を探っていくことで違う視点も取り入れられます。ストレスを溜めてしまう前の自己消化法としても有効のようです。感情的にならずにいつも冷静に対処する助けにもなるようです。
マインドマップ活用の注意点
マインドマップの効果はマインドマップを書くことだけでは十分に得ていくことはできないようです。魔法を起こすのは、あなた自身の思考だということを覚えておきましょう。マインドマップはあなたの思考を強力にサポートをしてくれるツールなのです。
ルールに縛られずに書こう
マインドマップには、いくつかのルールがあります。でもルールに縛られてしまうとそこに思考を使ってしまいます。これでいいのかな?、合っているのかな?、ルールに沿っているかな?と気にしてばかりではもったいない思考の使い方をすることになります。書くことが浮かばない時は、ルールに縛られている証拠かもしれません。
まずは、基本的な書き方や活用法に自分が慣れるまで継続してみましょう。その時は慣れることに集中してもいいかもしれません。書き出すことに慣れないとうまく思考が回らないのも事実です。面倒が楽しいに変化するまで色々なケースを試してみることをおすすめします。
マインドマップは自分だけのツール
本来のマインドマップは自分の思考を充実させるためのツールとして使います。自分の思考のためのマップなら書く前からまとまっている必要はありません。そのまとまらないを助けることが本来の目的なのです。ごちゃごちゃしていてもOKなのです。それを後で関連づけたり、考えて行くことにマインドマップを活用していく意義が隠れていることを忘れずに書いてみてくださいね。
職場で共有したり、後々に自分が振り返るノートとして活用したりする場合に、マインドマップらしく見た目を整えていけばいいのです。このプロセスもしっかり記憶に定着する役目を果たしてくれるはずです。
マインドマップで充実の仕事術
マインドマップは書いて終わりではとってももったいないです。もちろんそれだけでもすっきりしたりすることもあります。でも、その先に何か進めたいことがあるならもう書くことが無いと思えるところからもうひと踏ん張りして思考を広げましょう。書いたことを関連付けることで発見があったり、強調することで確認や判断をして確信のあるものにできることをビジネスに活かさない手はないでしょう。
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