保育士の転職!パート保育士が転職するときの時給の相場について
- カテゴリ名:業界・職種・企業研究
パート保育士という働き方をご存知ですか?
パート保育士とは、月に決まった額のお給料をもらうのではなく、働いた時間によってお給料をもらう(時間給)雇用形態の保育士です。
保育士から保育士への転職をした場合のお給料は、それまで働いていた保育園では昇給があったとしても、転職先ではまた初任給から段階を経て昇給をすることがほとんど。
交渉次第では前職の経験や勤続年数次第で条件を良くしてもらえる可能性もあります。
しかし、待遇面や給与体制は地域によってそれぞれ特色があり、各自治体によって定められていることも多いので、転職の際には募集要項をよく読むことをおすすめします。
それでは、パート保育士が転職するときの時給の相場と、保育士の転職事情について見ていきましょう。
パート保育士の給与相場は?
時給は人口の割合によって変動し、人口が多い都市部の方は時給が高くなる傾向にあります。
特に東京23区内では、保育士以外の仕事でも全体的に給与が高い傾向にありますから、それに合わせて都市部で働いている保育士の給与も高くなります。しかし、人口が多いため園児の数も多くなり、業務が大変になることもあります。
地方の場合、保育士を含めアルバイトは比較的時給が安くなる傾向が見られます。
その分、対応する園児の数が少なかったり、施設が非常に広いために園児たちを外で遊ばせることができたりします。
都市部と地方では、単なる相場だけでなく、人数の差や保育施設によっても給与体系が大きく変わってくる傾向があるのです。
富裕層向けの保育施設はどうなのか
富裕層向けの保育施設の場合、しっかりと設備が整っていたり、立地条件が良かったりします。
しかし、その分仕事がハードになってしまい、労働に見合った給与ではないと感じる場合もあるかもしれません。
やはり、それなりの給与が欲しい場合、それ相応のサービスの提供を行う反面、仕事量も増えます。
しかし、富裕層向けの保育施設は、制度の充実など何かと良い点もあるでしょう。
パート保育士の具体的な給与相場
都市部では時給1,000円以上は当たり前です。
やはり、それだけ人手不足なことや需要があること、そして保育園を利用する側の支払い額も高くなっていることが理由にあげられます。
一方で、地方になると時給1,000円未満のところがほとんどです。
しかし、保育士にも残業手当やその他の手当などがあります。また、夜間保育などを行っている場所であれば深夜手当などもつくため、時給1,000円以上になる場合もあるでしょう。
地方でも、体力に自信がある方や、夜間に働ける方は都市部並に稼ぐことは可能です。
保育士の転職事情は…
現在、多くの保育園が慢性的な人手不足に陥っていることもあり、通年保育士の募集を行っているので、いつでも転職ができる環境にあります。
また、現在では、各地方自治体でも離職している保育士に向けて様々なサービスやセミナーなどの支援も行っていますので、上手に活用していきましょう。
保育士の給与に関しては、仕事の割には安いといった現場の声が実際に多く聞かれますし、保育園に入園出来ないお子様も多数いることから、国が調査に動き出しています。今後は給料が上がることも期待出来るかもしれません。
働き具合によっても時給が上がることが十分に考えられますし、勤続年数が増えていくことによって評価も上がり、それに伴って給料が上がっていく可能性もあります。
転職したら給与はどれくらい変わる?
いま自分が住んでいる地域からあまり離れていない場所での転職を考えている場合は、今貰っている給与よりも少し下がると考えた方が良いでしょう。
勤務する地域や働く時間帯など大きな変化があるのであれば、その分給与の変動も大きくなります。
しかし、同じような地域で、同じような時間に働いた場合の給与の変化は、実質的な時給で言えば10円から100円程度になります。
給与面だけを重視するのであれば、勤務場所を変えたり、ハードワークが予想されても仕事内容が大幅に変わるような保育園に転職をしたり、思い切って大幅な変更を考えたほうが良いのかもしれません
また、転職を機に給与面だけでなく、職場への通勤時間や業務内容、保育園の方針など、実際の仕事内容についても改めて考えてみると良いでしょう。
保育士が転職するメリットはある?
通常、転職をした場合は役職手当などの特別な手当などがつくことはありません。
それでも、それぞれの地域で異なるお子様への接し方を学び、保育施設の方針に従って新たな仕事を経験することにより、スキルアップを狙えます。
保育士の仕事をしていくうえで、何より嬉しいのはお子様達の喜ぶ顔が見られることではないでしょうか。これはお金には代えられない価値があるものです。
転職をする場合は、今よりも条件や待遇・給与等がさらに良くなるように努めていきましょう。
もしも現時点で提示されている時給が減ってしまったとしても、頑張って働いていれば、その働きが認められ、この先段々と良くなることも期待できます。
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