求人情報の給与欄に書かれている能力給とは

求人情報の給与欄に書かれている能力給とは

営業職やシステムエンジニアなど、個人能力の力をもっと世の中に貢献して、賃金を得たいと思う時に、魅力ある企業の求人募集で、目につくのが、給与欄に「能力給」と記載されている点です。

実際、この「能力給」とはどのようは、どのようなものなのでしょうか?

人事・教育制度の変遷

世界的に見ても珍しい日本の賃金の決め方は、人を評価することで基本給が決まります。

そのため、年齢給や勤続給といった属人給が主流でした。そうはいっても、時代の流れのなかで、会社と社員の関係は年々変わりつつあります。

人を単なる労働力として、会社からは労働そのものに対する報酬を払われていた時代から、現代は、職務遂行能力を評価した能力給も出てきました。

 

給与欄に書かれている「能力給」とは

能力給とは、一般的に、労働者の労働に対する能力に応じて算定される賃金のことを指します。

現在は、職務遂行能力を評価した能力給(職能資格制度が導入されている会社では職能給と称される)が主流を占めています。

日本企業の7割強が導入しているといわれる職能資格制度ですが、評価基準は企業により異なるようです。能力給制度を設けているからノルマがあるのでは?と心配される方もいらっしゃいますが、そういわけではありません。

が、しかし、「能力給」は、業務能率を評価し、それに応じて支払われる給与であることは間違いありませんので、業績が評価基準になることは否めないと思われます。

 

コンピテンシー評価

能力といっても、そのモチベーションは目に見えないものです。そのため、近年では、やる気と行動をかけあわせた方法で正しい評価をし、社員の正確な評価をすることを目的としている「コンピテラシー評価」方法を導入する企業もあります。

コンピテンシーとは、社員1人ひとりの「行動特性」や「業務の遂行能力」のことをいいます。

業務内容や役職に応じて、企業が社員に期待する「あるべき姿」と各社員の実際の行動を比較して、社員の正確な評価につなげ、やる気を維持させようという評価スタイルを導入している企業も武田薬品工業などの大手でも、多くなってきました。

なぜなら、能力給の問題点としては、業績=給料と評価だけされてしまうと、業績が低い時は、行動しているのに、給料が低い場合があります。

そのため、成果が出るまでの行動力をどのように評価してくれるか?が最も気になるところです。

「人」を中心とした何ができる? の保有能力と「業績」を中心とした仕事の結果だけでなく、何をしている? という行動にも大きな視点をあてることで、従来の能力主義の問題点を解消し、成果主義との調和を図ることにより、評価制度の柱として活用していこうという流れが主流になっているようです。

いずれにせよ、「能力給」に惹かれる人材の方は、その人自身が評価されるので、どのような評価基準かが1番の転職の肝となる部分だと思います。

ぜひ、評価基準に関しては、応募や面接の際に、しっかりと確認し、後からモチベーションが続かなかったということがないようにしていきたいですね。

 

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