簡単面接対策!転職活動で失敗しないためのポイントと気を付けたいマナー
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
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中途採用の面接では、これまでの仕事上の経験や前職の退職理由など、答えにくい話題も含めて、さまざまな質問がおこなわれます。
転職活動で失敗しないために知っておきたい回答のポイントや身だしなみのマナーなどをまとめました。
これから面接に挑む方、必見です!
目次
転職活動の面接対策、よくある質問の回答ポイント
面接対策、まずは中途採用でよくある質問から紹介します。
面接官に好印象をもってもらうためには的を射た回答をするのが重要です。
その回答のポイントをおさえましょう。
自己紹介
「まずは簡単に自己紹介をお願いします」と言われたら、何を答えればいいのでしょうか。
まずは、氏名を名乗りますが、問題はそのあとですよね。
自己紹介を求められたら、「1これまでの仕事の内容」と「2そこで身に着けたスキル」について簡単に話し、さらに「3転職後にやってみたいこと」を付け足します。
自己紹介を求められるのは、面接の冒頭です。
この後に詳しい質問がされることを想定して、簡潔に短くまとめておくのが回答のポイント。
情報量が多くなりすぎたり、長くなりすぎたりしないように注意しましょう。
これまでの職歴
「これまでのお仕事の経験について伺います」というように、中途採用では、職務経歴についても必ず質問されます。
自己紹介で簡単に説明した仕事の内容を、より詳しく説明しましょう。
ポイントは、具体的なエピソードや数字を交えること。
「前期比150%の売り上げを達成しました」のように、売上などの数字はもちろん、プロジェクトチームの人数なども具体的に伝えるといいですよ。
また、既に転職経験があると言う方は、経歴をダラダラ話すと長くなり、イメージダウンにつながることも懸念されます。
「大学卒業後は、営業職としてA社に3年、B社に5年勤務していました」というように、経歴をまとめても結構です。
自分のアピールしたい職歴にフォーカスをあてて説明すると、面接官にも伝わりやすくなります。
退職理由
「差し支えなければ退職理由を教えてください」という質問がされることもあります。
人間関係が理由ということもあれば、思うような仕事ができなかったなど、退職には様々な理由があるでしょう。
しかし、面接では、不平不満を口にするのはおすすめできません。
たとえば、「残業時間が多い」というのも、程度によっては愚痴に聞こえてしまいます。
退職理由では、前向きな表現を使って話すのがポイントです。
「自己啓発の時間がなかなか取れず、もっと資格取得やスキルアップにつなげる時間も欲しいと思った」などと言うと、印象は全く変わってきますよ。
志望動機
「当社への志望動機を聞かせてください」と言われた場合には、これまでの経歴や退職理由とうまくつなげた話をするのがポイントです。
たとえば、「御社のアジアを中心とした営業戦略に大変魅力を感じています。
これまでとは業界こそ違いますが、営業として身に着けたコミュニケーション能力や提案力を生かせると思い、御社を志望しました。」というようにまとめるとよいでしょう。
そのためにも、企業研究はもちろん、求人情報をよく読み、求める人物像などについてもしっかりと把握しておく必要があります。
入社後の展望
「入社後にやってみたいことはなんですか?」という質問も、中途採用ではよくある質問です。
たとえば「グローバルに活躍したい」というのも悪いことではありませんが、漠然とし過ぎていてビジョンが伝わりません。
ここでは、志望する企業で働くイメージをしっかりと持てていることを伝えるのがポイントです。
仕事に対する姿勢が伝わるように工夫してみるといいでしょう。
「ゆくゆくはアジア市場におけるマネジメント技術の習得を目指していますが、まずは、国内市場で販売戦略や数値管理などのマネジメントを徹底して学び、売上に貢献したいと考えています。」というように仕事へのイメージが明確な回答がおすすめです。
転職活動だからこそ気を付けたい?身だしなみの面接対策
「人は見た目が9割」という言葉があるように、第一印象を大きく左右するのは、やはり見た目です。面接での回答の内容はもちろん、印象も大切ですよね。
転職活動で押さえておきたい身だしなみのポイントをまとめました。
「いつもの」が通用しないことも
企業によってビジネススタイルのドレスコードは若干異なります。
そのため、「前の職場」で着用していたそのままのスタイルで面接に行ってしまうと、場違いな印象あるいは不躾な印象を与えてしまうことも。
採用面接においては、ビジネススーツが基本で、男女問わず、スーツ・シャツ・ネクタイの色は控えめなものにするのがポイントです。
カバンや時計などのアクセサリー類も、ブランドものを控えめにするなどの配慮があるといいですね。
清潔感が絶対条件
面接で不快な印象を与えないためには、清潔感のある装いを目指しましょう。
頭髪の乱れはどうしてもだらしなく見えてしまうもの。
きれいに整え、女性の場合は長い髪を束ねておくとよいでしょう。
また、爪など指先にも注意を。
書類を渡す際などにどうしても目についてしまうので、男性でも短く切りそろえるのが基本です。
女性でネイルをしている人は落ち着いた色やデザインにしておきましょう。
世代を選ばないビジネススタイルを心がける
クールビズ・ウォームビズが定着してきたことで、ビジネスシーンでも、特に若い世代ではカジュアルさやファッションの要素を取り入れた装いが受け入れられています。
ただし、面接は面接。
場をわきまえた標準的な服装を心がけるとともに、世代を問わず清潔・誠実・健康的と捉えられるような服装を目指すのがポイントです。
持ち物で面接対策!転職活動中に準備しておきたいもの
最後に、面接対策「持ち物編」です。
面接に便利なものから忘れがちなものまでまとめました。
最終チェックに活用してみてくださいね。
指定されたものは必須
当然ながら、面接に持参するよう指示されたものは必ず持っていくようにしましょう。
忘れ物は厳禁です。
面接も後半戦になると、印鑑を持参するように指示があることもあります。
忘れないように、転職活動中は認印を携帯するといいかもしれません。
また、面接会場の地図は事前に確認しておくのが常識ですが、すぐに見られるように携帯にブックマークしておくとベター。
もし迷ってしまった場合でも、焦らずにすみます。
ノートと筆記具は必ず用意を
面接に行く際は、ノートと筆記具は絶対に持参しましょう。
面接で説明してもらう際はただ聞くだけではなく、メモを取りながら聞くのがマナーです。
また、あらかじめ聞きたいと思ったことをノートに記載しておくと、「何か質問はありますか?」と言われた際に焦らずに済みます。
なお、メモをとる際にコピー用紙では雑な印象を与えかねません。
必ずノートや手帳などの用意を。
面接後の管理もしやすいため、転職活動用に1冊ノートを準備しておくといいかもしれませんね。
応募書類は一式持参すること
最後のポイントは、応募書類です。
面接には、履歴書や職務経歴書などの応募書類を必ず持参しましょう。
面接では、事前に提出している応募書類に沿って話が進められますので、書類の内容と話す内容に整合性がなければいけません。
直前の最終チェックにも使えるので持っておくと大変便利です。
「笑顔でハキハキ」で印象もアップ
転職活動では、志望動機や自己PRなどに対策の重点を置きがちですが、実は身だしなみや聞く姿勢など、思わぬ点も見られています。
面接前は、服装対策・マナー対策もしっかりと行いましょう。
とはいえ、当日どうしようもなく不安になることもあります。
そんな時は、「笑顔でハキハキと」を心がけるのが一番!それだけでも印象はがらりと変わりますので、自信をもって頑張ってくださいね。
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