短期派遣で賢く稼ぎたいけど就労可能?短期派遣の魅力と種類を紹介

短期派遣で賢く稼ぎたいけど就労可能?短期派遣の魅力と種類を紹介

空いた時間を有効活用して賢く稼ぎたいなら、短期派遣で働くという方法があります。
集中して働いて臨時収入を得ることができるほか、思いがけないメリットもありますよ。
ただし、短期派遣には制限があるため少し注意も必要です。
ここでは、短期派遣の魅力と種類、就労条件など、短期派遣の基礎知識を紹介します。

ここが魅力!短期派遣で働くメリット

短期派遣は、長期派遣や直接雇用の正社員、アルバイトなどに比べてどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、短期派遣で働く魅力を紹介します。

少しの間働きたいというニーズに対応

結婚や配偶者の転勤予定があるなど、少しの間だけ働きたいということがあります。
期間を決めて働く希望があれば、短期派遣はとてもいい働き方。
契約期間があらかじめわかるため、計画的に働くことが可能です。
すぐに辞めることを前提で正規雇用に応募するという無責任なことをするより、堂々と働くことができるでしょう。

アルバイトより時給が高め

短期間の勤務希望なら、短期のアルバイトという方法もありますが、派遣とアルバイトとの大きな違いの1つが時給。
アルバイトの時給に比べると、派遣の方が有利な傾向にあります。
派遣先の立場に立って考えてみると、時給が高い派遣を受け入れることのメリットは主に2つ。
1つは直接募集のアルバイトに比べて採用活動や手続きに手間やコストがかからないということ。
2つめは派遣会社を通して紹介してもらうことで、質の高い人材を確保できるという点です。派遣には高い時給を払う価値があるため、派遣の時給はアルバイトに比べて高いのですね。

急な出費でお金が欲しい

短期派遣は、給与を日払いや週払いで対応してくれるケースもあります。
急な出費予定が立て続けにある場合など、「すぐにでもお金が欲しい!」という希望を満たしてくれるのが短期派遣という働き方なのです。
ただし、月払いを基本とすることもあるため、給与の支払い方法などについては事前に確認しておきましょう。

子育てがひと段落したけど社会復帰に不安

妊娠のタイミングで一旦退職し、子育てがひと段落したら働き始める女性は多くいます。
一度仕事から離れるとブランクができるため、復帰時には自身のスキルやストレス耐性などに不安を感じるかもしれませんね。

差し迫って正社員で働く必要がないなら、短期派遣で慣らしておくのも1つです。
短期派遣で慣れてきたら長期派遣にシフトする、正社員の転職活動を始めることもできます。ブランク明けにいきなり転職活動をするより、不安が軽減されるのではないでしょうか。

人間関係がドライで楽

長期派遣になれば職場の人と接する時間が増え、それなりに人間関係が発生します。
職場の人と仲良くして知り合いを増やしていきたいなら別ですが、人間関係が煩わしい人は短期派遣が向いています。
短期なら深く付き合う必要もありませんし、仕事上の関係性を徹底して守ることができるでしょう。
人間関係がドライで楽なのも短期派遣の魅力です。

引き継ぎ不要でスムーズに辞められる

短期派遣の場合は、基本的に引き継ぎがいらないような単純作業や簡単な仕事がメインになります。
覚える前に契約期間が終わってしまうような複雑な仕事は自社の社員が担当しますから、契約満了前に引き継ぎ計画を立てる必要もありません。
ぱっと始めてぱっと終わることができるという単純明快さがいいという人もいますよ。

まずは確認。短期派遣で就労可能かどうか

派遣法改正により短期派遣として働けなくなったという話を聞いたことはないでしょうか?
実は短期派遣はその期間や派遣会社との契約によって、就労できるかどうかが異なります。
ここでは、短期派遣で就労可能なケース、できないケースについて解説します。

派遣会社との契約が長期ならOK

単発での短期派遣の仕事ではなく、継続的に派遣会社から求人紹介を受けている場合は、短期間の派遣も可能です。
具体的には、派遣会社との契約が31日以上であればOK。
例えば、派遣会社との間で長期の契約を結び、週末だけ固定で派遣されるという働き方などはよくあります。
短期かどうかは実際に勤務先で働く期間ではなく、派遣会社との契約がどうかという問題なのですね。

30日以内の短期派遣は原則禁止

現在の派遣法では、契約期間が30日以内の短期派遣を原則禁止しています。
派遣会社と長期契約を結んでいなければ、単発の短期派遣はできないということ。
短期派遣が原則禁止とされた背景には、派遣切りや非正規労働者の増加など不安定な働き方を強いられる人を守る目的があります。

例外あり!自分は当てはまる?

原則禁止の短期派遣ですが、「短期派遣で働きたい。」というニーズもあります。
そのため特定の条件にあてはまる人に関しては単発の短期派遣も可能になりますので、ご自身が例外に該当するか確かめてみましょう。
特定の条件は下記の通り。
実際に条件を満たしているかどうかは、派遣会社に収入証明や学生証などを提示して確認してもらうことになります。

1.ソフトウェア開発、ファイリングなど特定の業種で働く場合(※詳細の業種については厚労省のHPをご参考ください。)
2.60歳以上の者
3.雇用保険の適用を受けない学生(いわゆる昼間学生)
4.副業として日雇い派遣に従事する人(生業収入が500万円以上の場合に限る)
5.主たる生計者でない人(世帯収入が500万円以上の場合に限る)

参照:厚労省HP
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/haken-shoukai/kaisei/01-1.html

短期派遣にはこんな仕事がある

短期派遣とひとくちに言っても仕事内容はさまざま。
せっかく働くなら自分にあった仕事をしたいですよね。
ここでは、短期派遣でよく見られる仕事内容を紹介します。

簡単な組み立て作業

工場などで部品の組み立てを行う短期派遣の仕事はよくあります。
男性向けに重たい物をもつ仕事もありますが、軽作業と呼ばれる女性に人気の仕事も豊富。
座りながらできることも多いですし、頭を使わず黙々と作業に没頭できるため、若い人から比較的年齢が上の人まで、幅広い層から人気がある仕事です。

ショールームなどの受付

不動産会社でよく見られるのがショールーム受付の仕事。
期間限定のイベントにあわせて受付スタッフを募集します。
受付では会場の説明やアンケート依頼、入力などの仕事をおこないます。
不動産会社以外でも、パーティーや各種イベントの受付で募集されることも。
綺麗な場所で仕事ができますし、時給が高めの案件が多いのも魅力です。

アパレル系の限定出店で販売

ファッションが好きという方は、アパレル系の短期派遣もおすすめ。
ショッピングモールや百貨店などで期間限定で出店されるお店に立ち、販売や商品陳列などをおこないます。
水着販売やクリスマス前など、シーズンのイベントにあわせても需要が増えますよ。
立ち仕事なのでそれなりにハードですし、お店の雰囲気によってはヒール靴を履く必要も。
その代わり、比較的高時給の案件が多くなっています。

単発の事務作業も

工場や接客より事務作業が向いているという方は、データ入力や集計などの仕事もあります。office系ソフトやタイピングスキルがないと難しいですが、「結婚前は事務員で働いていた。」といった経験者にはぴったり。
空調のきいたオフィスで座りながらできるため、女性におすすめの仕事です。

ほかにも!派遣情報サイトで見つけよう

このほかにも、美容系や食品を扱う仕事など多くの短期派遣求人があります。
単発でおこないたいなら、派遣情報サイトから幅広く探していくのが効果的。
さまざまな派遣会社からでている単発の短期派遣が集まっているため、気になる仕事が見つかりやすくなります。

短期派遣を使って賢く稼ごう!

短期派遣はアルバイトに比べて高時給、人間関係や引継ぎに悩まされることもないため、メリットが高い働き方です。
短期といってもいろいろな種類の仕事があるため、自分にあった仕事を選んで楽しく働くことも可能ですよ。
単発で短期派遣を希望する場合は、条件を満たしているかを確認してから仕事を探していきましょう。

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