求人情報に記載されている給与の内訳について
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
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転職する際、やっぱり給料は多い方がいいと思っているのが本音のところ!?
その求人票や求人サイトにかかれている給料って、額面通りにもらえるものなのでしょうか?
また、その中身は・・・・・・?
ボーナスなどにも影響とかするのか?どんな風な仕組みになっているのか?
などなど実際、気になるところですね。
今日は、求人票に記載されている給与の内訳についてのお話しします。
求人情報に記載されている給与は「月給」という額面通りなのか?それとも「手取り」なのか?
求人情報に記載されている給与は「月給」通りなのでしょうか?
それとも、その金額が「手取り」なのでしょうか?入社前にぜひとも知っておきたいものですね。
実は、求人票の給与は特別な表記がない限り、通常は「月給」通りと思った方が無難です。
「月給」とは、基本給に諸手当を含んだ金額のことになります。
「基本給」とは?
「基本給」とは、その名の通り「給与の基本となる賃金」を指しています。
勤続年数や職種および技能などによって基本給は決められることが普通で、具体的な金額については企業ごとの「基本給表」で基準が設けられていることが一般的です。
それでは、給与の「基本」が基本給となると、「基本ではない」給与はどのようなものが該当するでしょうか?それが、もろもろの諸手当として基本給にプラスされているものです。
「諸手当」とは?
残業手当・地域手当・皆勤手当といった各種手当、また、インセンティブなど成績に応じて支給される給与のことになります。
実際の「手取り」とは?
「手取り」とは額面から所得税、住民税や社会保険料などを差し引いて、実際に会社から支払われる金額のことです。
この金額が転職して初給料を頂いた時に手元にできるお金になります。
差し引かれる金額は、およそ「額面」の20%ぐらいが目安と考えれば大丈夫でしょう。
例えば「額面」が25万円の場合、「手取り」は20万前後になると考えられます。
その他にも企業によっては、組合費や社員旅行の社内預金などを差し引かれることもあります。
面接の際に、何が引かれて「手取り」がいくらぐらいになるのかを確認しておくと安心ですよ。
基本給は賞与や退職金の計算に用いられることも多い
基本給は給与の基本となる賃金だけあって、様々な場面で計算の基本に用いられることが少なくありません。
例えば、賞与・退職金の額も通常、基本給を基に計算されます。
退職金を受け取るのはずっと先のこととして、あんまり考えられないかもしれないかもしれませんが、辞めるときには金額が大きく変わってくるのです。
そして毎年出される年2回の賞与は、基本給で計算されることも多く、年収にも大きく関わってきます。
基本給がいくらかによって、その他の支給金の額が変わる可能性があることも頭に入れておきましょう。
まとめ
以上が、基本給と月給に関する基礎知識についてです。
転職の際に注目すべきは、実際に表示されている月給だろうと思われます。
特に「基本給」は求人情報に掲載されていない場合が多いです。
けれど、最低限保証される給与は、「基本給+全員一律で支給される手当」になります。
面接時に、しっかりと確認しておかないと、入社後の初給料で思ったよりも給与が少なかった・・・・・・なんてことになりかねないのでご用心を!
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