知らなかった!転職におけるコネ入社のメリット、デメリット
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
転職で入社した会社の同期が実は○○部長の息子だった、社長の親戚だったなんていうことはありませんか?
実力主義の会社が多くなってきている中でいわゆるコネ入社といわれるものは今でもあります。
厳しい入社試験を受けてきた自分と違い、すんなり入社した人は良いことばかりあるような印象がありますが、実は苦労をしている事もあるようです。
そこで、コネ入社のメリット、デメリットを紹介してその実態を探っていきたいと思います。
転職におけるコネ入社のメリット
転職におけるコネ入社にはどの様なメリットがあるのでしょうか?まずは、一般採用との違いを紹介して、その違いを探っていきます
一般採用とコネ入社違い
一般採用とは、エントリーシートから始まり筆記試験と複数回の面接を経て採用されることです。
その都度採用基準を満たしたものが最終的に内定を勝ち取ることができます。
では、コネ入社はというと酷いときは内定ありきで採用試験が進んでいる時もあり、場合によっては採用試験さえない場合があります
中小や大企業に関わらず、より実力者のコネクションを持っている人が有利に採用試験を進んでいけるいわば免罪符のようなものです。
面接の時に話題が作りやすい
エントリーシートや筆記試験もそうですが、コネ入社の一番のメリットが発揮する場面は面接試験ではないでしょうか。
一般採用の人は、エントリーシートから始まり複数回の面接でその人物を知ってもらいます。
しかし、コネ入社の場合は受ける前から紹介者によってある程度人物像や能力、スキルなどの情報が伝わっているので、スタートの段階から違っています。
当然、面接において紹介者の話から話題が弾むかもしれません。
それが内定に結びつくかは分かりませんが、受ける前段階で、リードしていることは転職活動において大きな利点になるでしょう。
会社の実状を把握しやすい
もう一つのメリットが紹介者から聞ける会社の実情を知っていることです。
一般採用の人は、希望の会社の情報を得る手段はネットや四季報に載っていること、またはOBからの話が主になってきます。
しかし、コネ入社の人は紹介者が経営者の場合は会社が、これから取り組もうとしているプロジェクトや展望を知ることもできますし、業界が抱える問題や対応しなければならないことを知ることもできるかもしれません。
表にででこない情報を知った上で、企業研究や業界研究に取り組み、それを自己ピーアールに取り入れることもできますし、突っ込んだ質問をして周りとの差をつけることができるかもしれません。
転職におけるコネ入社のデメリット
良いことばかりに思える転職におけるコネ入社ですが、デメリットもあります。
紹介者の顔を潰さないように気を遣う
まず、コネ入社のデメリットとして職場内の振る舞いに気を使っているようです。
どうしても配属された先では、○○部長の息子や社長の親戚という目で見られてしまいます。
紹介者が社内で実力者や仕事ができる人であれば、その人の紹介で入社したのならば仕事ができるだろうと色眼鏡で見られてしまいます。
仕事ができれば問題ないのですが、他の同期にはないプレッシャーを感じながら仕事をしなければなりません。
周りのプレッシャーを感じる
配属された先が営業ならば他の同期よりも数字が求められるかもしれません。
また、問題や失敗を起こせないというプレッシャーもあります。
問題や失敗したときに、自分だけでなく紹介者の顔を潰すことになるので肩身が狭い思いをするかもしれません。
簡単に辞められない
これも紹介者の顔を潰すことに通じることですが、一般採用の人に比べて簡単に辞められない問題もあります。
紹介された会社が自分に合っていれば良いですが、仕事を続けていれば辞めたくなったり他に入りたい企業が出てくるかもしれませんなんのコネがなければ自由に動く事ができますが、コネ入社の場合はまず紹介者に話さす必要があります。
紹介者は今後も会社に残ることを考えると簡単に転職や退社をすることが難しくなります。
コネ入社をする前にじっくり考えよう
転職におけるコネ入社のメリット、デメリットを紹介しましたがいかがでしたか?
コネ入社といえど、紹介者の力がずっと続くことは希です。
会社に入った後は、活躍できるか埋もれていくかは自分の努力次第のようです。
そこで大切なのは、入社した後の自分の姿を想像しながらよく考え事ではないでしょうか?よほど入りたい会社にコネ入社ができない場合はやりたい仕事ができることは難しいかもしれません。
しかし、今も転職事情は厳しい状態が続いているので、コネ入社も一つの強みになるのは間違いありません。
せっかく持っているコネクションを活かして転職活動を有利にするかはあなた次第です。
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