リーダーシップの見極め&強化のための仕事のコツ
- カテゴリ名:一歩進んだ仕事術
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リーダーシップは、新人でもベテランでも、組織の中の誰もが持つべきスキル。
意識と行動の習慣化によって、誰もが培っていけるものでもあります。
周りを引っ張り、動かし、育てる立場の人も、転職活動でリーダーシップ力をアピールすべき求人に応募する人も、ぜひ一度、自分のリーダーシップについて振り返ることをおすすめします。
自信のない人でも気付いていないリーダーシップを発揮しているかもしれません。
仕事に活かせる!独自のリーダーシップ
リーダーシップというと、上の立場に立つ人が持つものと考えられがちです。
確かにリーダーとなれば、リーダーシップは必要ですが、リーダーだけに課されるものではありません。
組織の一員としてひとりひとりが、身に付けて発揮するべき大切なスキルと言えるでしょう。
リーダーシップのスタイルは多種多様
リーダーシップには、人の数だけスタイルがあると言われています。
歴史上の著名なリーダーを見ても、それぞれの個性によって、独自の引率力を発揮していることが分かるでしょう。
決まりのないリーダーシップですから、すでに、あなたも発揮しているかもしれません。
転職でのリーダーシップのアピール
転職の求人内容にもリーダーシップが求められていることがあります。
リーダーシップというのは、数や量で表現することが難しいもの。
まして、資格で証明することもできませんよね。
アピールに繋げたい場合は「リーダーシップがあります」よりも、発揮しているシーンが浮かぶような具体例が必要です。
仕事でのリーダーシップ力の見極めリスト
自分にはリーダーシップなんてない!と思っていても、実は、誰もが持っているかもしれないリーダーシップ。
自分のリーダーシップを見極めるためのいくつかの項目を紹介します。
これらがすべてではありませんが、自分に当てはまることを見つけたら、転職時のアピールに繋げてみてください。
できてないな…と思えたら、仕事や日常の中で意識してみましょう。
現状に慢心しない
どんなに今が安定していて、好調な状態であっても変化していくことの意欲を持っています。
社会や周りが変化していくことを認識していると同時に、自分や自分の属している組織に変化を求めています。
もちろん、良い方向への変化のために、不安や失敗のリスクがあることも承知の上でチャレンジをやめません。
完璧な準備が整うまで待つことはしない
ものごとを行うには、お金、人材、スキル、設備、情報など相応の準備は必要。
しかし、リーダーシップのあるはそのすべてが完璧に揃うまで待とうとはしません。
完璧に揃うのがいつになるか分からないからです。
走り出してから、手に入れても遅くはないことを信じて進むことができるでしょう。
不可能とも思える壮大なビジョンがある
誰も思いつかないような独自のビジョンを持っています。
しかも、誰もが現実になることを疑うほどの壮大なスケールのビジョン。
そのための階段をひとつひとつ着実に上がっていくための過ごし方を貫いているでしょう。
階段を上がるごとにビジョンの濃さや質を向上させ、自分や周りの人をさらに奮い立たせています。
自分の状況を人のせいにせず、解決策を探る責任を持つ
何か問題が起きても、環境や人のせいにせず、その解決策を考え抜きます。
自分で責任を取り、その問題の解決のための行動をとっていくでしょう。
問題や悩みを嘆く代わりに、何ができるかを考えることができます。
周りの人と人を繋ぎ、結束を促す
自分との繋がりだけでなく、周りの人と人との繋げていくことにも配慮します。
メンバーが動きやすくなるように、コミュニケーションのきっかけを常に模索しています。
タスクよりも人との関わりに重点を置く
仕事よりも、人との関わり、コミュニケーションを大切にします。
ひとりひとりとのコミュニケーションをより深くして、理解し合うことを重要視しているのです。
相手の立場に立って、物事を考え、相手の心と状況をキャッチすることに努めるでしょう。
有言実行する
目標を掲げ、公言したことに責任を持って行動に移します。
不言実行もありますが、同じことを目指しても、その到達地点は異なります。
有言実行は、そのプロセスの中で周りの関心、協力、情報などを得ることができるでしょう。
組織の中に自分も含めた信頼関係を築き上げているのです。
学び続けている
学びに貪欲になって自分を磨き続けています。
机上の学習は氷山の一角で、本、インターネットやセミナーの講義、情報収集を怠りません。
特に、あらゆる種類の人との交流の中からの学びを得ていきます。
好奇心と向上心に満ちていて、質問が多種多彩なのも特徴。
影響力を振りかざす担当ではないと知っている
リーダーシップは、命令をしたり、その命令に従わせる権限を持つ人のことではないということを知っています。
周りをコントロールすることが役割ではないことを心得て行動します。
仕事でのリーダー力強化のために変えること
職場でリーダーシップを発揮するためには、意識が欠かせません。
そして、行動に反映させていく必要があります。
リーダーシップスキルを高める助けになる意識や行動を紹介しましょう。
リーダーシップもスキルのひとつ
リーダーシップは、発揮しようと思ってすぐにできるようになるものではありません。
しかし、誰もが意識して、リーダーシップをとる経験を積み重ねることで、身に付けていくことが可能。
マネージャーや管理職、経営者などのようなリーダーの立場でなくても、持っておくべきスキルのひとつです。
ワンステージ上の視点を意識
いつも、自分の仕事だけでなく、属している組織のリーダーの立場で仕事に向き合う視点を持ってみましょう。
関わるものがより多く、広く見えます。
それを把握した上での仕事の行動や態度は、自分だけの仕事を考えるときとは大きく違っているはずです。
上司ならどうするだろう、社長ならどう考えるだろう、そんな視点からの行動がリーダーシップ力を鍛えていくでしょう。
タスクリストをリードリストに変更
仕事で行うことをリストに書き出して行っている人は多いもの。
自分がしなければならないことを書きますよね。
そのタスクの中に、周りの人のためにもなり、仕事も進んでいく内容を加えてみましょう。
自分単位ではなく、組織単位で業務に必要なTodoを選んでみましょう。
もし、リーダーの立場にあるなら、すべてをリードするためのTodoとする必要があるでしょう。
仕事でのリーダーシップは、自分と周囲のため
仕事でのリーダーシップは、周りのことが必ず視野に入ります。
当たり前のことですが、忘れてはならない広い視点。
指示をしたり、依頼をすることだけがリーダーシップではありません。
周りが立ち回りやすいように、サポートし協力していくこともリーダーシップに含まれます。
自分の強みにフィットしたリーダーシップスタイルを見つけ、存分に発揮していきましょう。
リーダーシップを実践するプロセスが、自己成長を促すことを心に留めておいてください。
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