必勝法などない転職面接で、勝率を上げる方法
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
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転職での面接、どんなことを聞かれるのだろうか、どんな雰囲気なのか、新卒の時とはまた違う不安が募りますよね。
転職は新卒の就活よりも、はるかに狭き門。
必勝法などないと言ってもいいでしょう。
とはいえ、少しでも突破する可能性を高めるための、知っておくべきことをご紹介します。
事前準備
面接の回数は、企業の規模や募集する職位などによってさまざまですが、通常2回~3回は実施すると考えておきましょう。
それぞれの回によって、面接官の立場や、聞かれるレベルが異なりますので、各回に応じた事前準備をしておくべきでしょう。
面接対策
最終の面接は、経営者や役員が面接官となりますが、ここまで残った人は、現実的には、ほぼ内定に近いと考えていいと思われます。
勝負を賭けるのは、現場の部門長、人事担当者が面接官となる一次、二次面接。ここでの綿密な対策の立案が、採否を分ける鍵となります。
業界、会社研究
一次、二次面接で重要となるのは、職務能力よりも、あなたがその企業の「社風」になじめる、ふさわしい人物がどうかです。面接の合否を左右するといっても、過言ではありません。
社風なんて入ってみないとわからない、と思われますが、業界、会社研究によって、ある程度はそれをつかむことはできるのです。
適性の研究
HPや募集要項などの情報から、その企業の営業活動のあり方が、体育会系 or 文化系なのか、また、経営者の考え方や理念が、保守系 or 革新系なのかによって、ある程度の企業風土を読むことができます。
それが自分の適性に会うか会わないかで、面接にどう臨むかといった、あなたの方針が定まります。
企業が欲しい人材か
企業が求める人材かどうかは、その企業にしか判断できません。
狭き門の転職の場合、チャンスはそう多くは巡っては来ません。
もしあなたが就業を望む企業の面接機会を得たら、企業の社風に自分が合っていないと感じていたとしても、ある程度は、企業の意向に沿う努力や、演出も必要ではないでしょうか。
自分の経験、知識を生かせる仕事か
転職の場合、基本的には、自分のこれまでの経験や知識を活かせる職種で応募されているはずです。
ですが、希望した職種であっても、これまでの経験や知識を必ずしも活かせるとは限りません。
何らかの能力を評価されて面接に残ったわけですから、むしろ、経験や知識を活かすことへのこだわりよりも、大局的に仕事とというものを捉える姿勢で臨んでみてはいかがでしょうか。
「やりたい」仕事と「向いている」仕事は違うことも
キャリアチェンジでの転職の場合「やりたい」仕事に就きたくて応募するのだと思われます。
ただ、その仕事があなたに間違いなく「向いている」という考えはどうでしょうか。
向き、不向きは事前には誰にも判別できません。
やりたい仕事と、向いている仕事は違うこともあるという覚悟をもって臨むことも大切です。
何社挑戦してもダメ。そんなときは冷静な分析が必要かも
さまざまな手を尽くしても、ダメな場合が多いのが転職です。
それでも残念な結果となるには、何らかの原因があると考えるべきです。
あなたなりにそれを分析し、突き止めておくことが、次に繋がるヒントになります。
ただ、「運がなかった」「面接官との相性が悪かった」といった、負け惜しみ的な結論では、次に繋がりません。
冷静になって考えてみましょう。
新卒との違いを理解
5年先、10年先の成長度、将来性を測る新卒採用とは違い、転職場合は、これまでの社会人としてのキャリアが測られ、新卒の要素とは評価されるレベル、内容が異なります。
とはいえ、身だしなみや態度といった基本要素は新卒時と変わらないものもあるため、もう一度新卒時の基本要素を思い出して再確認も必要です。
求められる「即戦力」
転職の場合は、ほぼ100%「試用期間」というものが設定されています。
つまり、この間であなたはその企業の戦力になることが求められています。
戦力化のための時間的猶予は与えられてはいません。
面接では、その辺の企業側の意図を踏まえて、即応力であることをアピールしておくことも重要です。
採用側のニーズに近付けてアピール
試用期間内での戦力化をアピールするとともに、採用側が求めるニーズに対してもアピールする必要があります。
面接での最重要ニーズは「社風になじめるか」です。
このアピールの根拠となる、要素や能力の材料を集めておくことが重要と考えておきましょう。
面接での必勝法は、ストレス耐性の所持をアピール
これまで面接で重要となるのは「社風になじめるか」といった抽象的な表現を使いましたが、一次、二次面接で合否の決め手となるのは、あなたの「ストレス耐性」の有無も考えられます。
企業には独特の風土があります。
さらに、仕事上での人間関係は複雑で、その対応にはストレスがかかります。
あなたがその中に入りなじめるか、またはその関係を壊してしまうのか、面接ではこの点に注視してあなたの耐性を測るものと思われます。
必勝法などない転職面接において、あえて必勝法というなら、このストレス耐性を豊富に所持していることをアピールすべきでしょう。
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