面接準備のポイントと効果的な練習方法
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
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書類選考を通過したらいよいよ面接です。しっかり練習をしておくことで当日に自信をもって面接に臨むことができます。面接の練習をすることには、他にもたくさんのメリットがあります。自分の意思の確認、表現のブラッシュアップ、本番での緊張緩和、滑舌も良くすることができます。表情やしぐさも良好になり内定にグンと近づくことができるんです。
面接練習のステップ
まず始めに、練習に取り組む時の大まかなステップを確認しましょう。
質問を予測
面接で聞かれそうだと思う質問をすべて書き出しましょう。定番の質問は忘れずに、また企業のこと、職種のことについても可能性のあるものを挙げていきます。もちろん100%予測することは不可能です。適切な準備によって、どんな質問もカバーできるので安心してください。
キーワードを書き出す
それぞれの質問に対して、自分の回答を考えます。本番で即興で答えようとすると長くなり無駄な内容が入りやすい、伝えるべきことが抜けてしまう、話がまとまらないなどが起きてくるので、しっかり準備します。
時間設定をする
面接官や面接の種類によっては○○について1分間で話してくださいとか、一言でいうと何ですか?などと話す時間を設定されることがあります。急に言い渡されてもアワアワしないように、最短、1分、3分など色々なバージョンで回答する練習をしましょう。
練習を繰り返す
繰り返すのは、頭に一語一句を刻み付ける暗記のためではありません。自分に話す内容を定着させて、どんな聞き方をされても応用を効かせた自然な回答をするためということを覚えておきましょう。
質問を想定し回答を考える
では準備の実践に入っていきましょう。まずは用意した質問に対する回答を作成していきます。全部、書き出す必要はありません。
キーワード抽出
ひとつひとつの質問に対して、回答の中に必ず盛り込みたいことを箇条書きに書き出します。ポストイットに1項目ずつ書いていくのがおすすめです。数は多い方がいいのですが、できるだけ短い言葉・文章にします。書き出しが終わったら、優先順位を付けて並べ替えておきます。
回答構成
しっかり面接官に伝わる話し方をするには、簡潔さだけでなく、話の流れが必要になります。これができないといわゆる支離滅裂が起きてしまうのです。
特に自己PR、志望動機、強みや弱み、失敗談などについては、流れがあると面接官はイメージしやすいです。話す自分自身もきっと話しやすさを感じるでしょう。
キーワードや箇条書きにした項目を当てはめて、回答を組み立ててみましょう。抜けに気付くこともできます。簡潔にするためにも、下記の1~4に対してひとつの箇条書きを使うことを心掛けてください。選択に迷ったら、求人の内容に合う方を選んでください。
- 結論、重要ポイント、一言回答
どんな質問でも、これらから始める習慣を付けておきましょう。 - 課題、失敗、理由
その先を話すなら、1の内容をより具体的にします。理由だったり、考え出した課題などです。 - 具体策、解決策、工夫点、改善点
1や2に対する具体的なエピソードや考えられる点を盛り込みます。 - 成長、結果、感想、将来像
そして話の締めは、そのことに関する収穫事項を含めます。
これで要点を絞り込んだ回答メモが出来上がります。台本ではなく、あくまで回答を助けるメモです。
面接練習の方法4選
回答練習は声に出すのが得策です。色々な方法がありますよ!
自分の声を録音する
iPhoneやタブレット、ボイスレコーダーなどの録音機能を使いましょう。声のトーンや抑揚、話すスピードを確認できます。棒読み、早口、えー、あーの連発にも気付くことができます。
鏡の前で自分を見ながら話す
面接では、あなたの表情やしぐさも面接官にとっての情報源です。普段気付きにくい視線の動きなども確認できる方法です。
動画撮影
全体の確認が可能になります。姿勢や無意識のクセも発見できます。抵抗がある人もいるかもしれませんが、何回か繰り返していると自然に話せるようになります。面接官になったつもりで確認できますよ。
第三者に見てもらう
友人や家族、キャリアコンサルタントに面接官になってもらいましょう。回答を聞いてもらい率直なフィードバックをお願いします。分かりづらい、気になることの指摘を受けたら、直ちに修正、改善しましょう。
面接練習でのチェックポイント
録音、録画などで自分の回答をチェックする際のポイントを挙げてみます。誰かに面接官になってもらう時も、これらのことをチェックしてもらうといいでしょう。
回答の長さ
聞く1分と、話す1分は感覚が違うのでそうです。制限時間を設けての練習は正確な時間感覚を身に付ける格好の方法です。重複した内容がないか、質問に対して関連性の薄いことが含まれていないかチェックします。
話し方は自然か
準備した回答を思い出そうとするなら準備不足の証拠です。これを面接時に持ち込むと機械的な話し方になって、面接官との自然な会話が成り立ちません。印象も良くないのできをつけましょう。
内容は具体的か
自分の言葉で話が具体的に表現できているかを確認します。イメージしてもらえるかというのがバロメーターです。
最後に
面接の練習はやればやるほど自信がつきます。練習をしているか、いないかで話す言葉やその表現の仕方に雲泥の差がでることは明らかです。効果的な準備と練習を重ねて、ぜひ内定をゲットしてください。
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