販売・サービス業の方必見!販売スタッフが職務経歴書を書く時はここに注意!
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
目次
販売・サービス業の職務経歴書でアピールするべきは?
どの業界への転職でも「職務経歴書」の書き方は同じで良いと思っていませんか?実は、効果的な職務経歴書の書き方はお仕事によってまったく異なります。もちろん販売スタッフの場合も例外ではありません。ここでは、販売員ならではの職務経歴書の作り方、書き方のコツを紹介します。
職務経歴書はパソコンで作成する
初めての方が気をつけるポイントがあります。それは職務経歴書はパソコンで作成するということ。近年、ほとんどの場合、職務経歴書はパソコン(ワードやエクセルなど)で作成したものが提出されています。もちろん、手書きではいけないという決まりはありませんが、一般的なパソコンでの作成が無難です。ちなみに、履歴書の場合は従来通り手書きでもOKです。
長すぎず、2~3枚程度にまとめる
職務経歴書の枚数には大まかに目安があります。その枚数とは「2~3枚」です。にもかかわらず、合計で1枚だけの簡略すぎるものを提出したり、5枚もあり読むだけでも大変なボリュームで提出したりする方も。このような極端な枚数は勧められません。
職務経歴書には決まった形式がないので、このような枚数で提出しがちです。しかし、「伝えたいことをしっかり伝えた上で最後まで読んでもらえる」というちょうどよいボリュームがもっとも効果的です。その枚数が2~3枚と言われているので参考にしましょう。
もちろん、あなたが多くのスキルや経験を持ち、転職先のニーズとマッチしているのであれば例外として4枚以上も考えられます。一方、記入する経歴が少ない場合は最低2枚のボリュームは保ちましょう。自己PRの項目などを充実させれば意外とすぐに書ききれるのでご安心ください。
自分の接客能力と実績のPRを盛り込む
販売スタッフの特徴は、売上が順位になるなど、業績が数字で示せる場合が多いことです。多く売り上げられる販売員は、そのぶん業績という形で数字として残ります。自分から動けてどんどん数字を伸ばせる販売員は、小売業界でとても重宝されるので大きな武器になります。
接客能力や売上を数字で示せる場合、その内容をしっかり盛り込んでアピール材料にすべきでしょう。売上の順位などの実績がない場合はどうすれば?
その場合、自分が評価された出来事などを詳しく記入することで説得力を強めます。
具体的に販売・サービス業の職務経歴書で書くべきこと
販売スタッフの職務経歴書の考え方は上記のとおりです。では、具体的にそれぞれの項目にどのように記載していけば良いでしょうか?採用担当者へアピールするためには「結果・数字」を意識することが効果的です。詳しく見ていきましょう。
店舗の規模や従業員数を詳しく
以前の職場の情報を詳細に書くことで、採用担当者がその職場をイメージしやすくなります。店舗の規模・フロア面積・従業員数などが書かれた職務経歴書で、あなたがどんなお仕事をこなしていたか採用担当者は想像するのです。
部下の数なども書けるならば記載しておきましょう。現場をまとめる能力も販売スタッフの重要スキルです。
ブランドや商材の概要や顧客層も書く
どのようなブランドやどのような商品を販売していたか、顧客層はどうなのかということも記入します。上記と同じく、採用担当者にイメージを明確に与えるためです。販売スタッフと一言にいっても、業界や商材により求められるスキルは異なります。何を、誰に、どのように売っていたかは、採用担当者が強い関心を持っている部分です。
職務内容と、その実績を明確に
あなたのスキルを証明する上で、「職務内容」と「実績」は2大データです。職務内容だけではそこでどのような実績をあげたか全くわかりません。同様に、実績だけを詳しく説明してもそのスキルが転職先と合致するかどうかわからないのです。
あなたが仕事をするイメージを採用担当者に伝えるために、職務内容は詳しく記入しましょう。そして、実績は、順位や売上などの客観的数値でアピールすると効果的です。
アピールする実績がない場合はどうすればいいのでしょうか。
その場合は、売上アップのためにどのような工夫を行ったか記入するといいでしょう。定期的に研修を開催した・フロアの売上目標を設定したなど、能動的に動けることをアピールすると効果的です。
接客や商品に関連する資格があるとさらに良い
このことは販売員に限ったことではありませんが、関係するスキルを証明する資格があればもれなく記載しましょう。客観的に能力を証明できる資格は、説得力も抜群。深く関係する資格を取得していたり、研修を満了している方はかなり有利となるはずです。
接客能力を示す資格は、販売スタッフ志望の大きなアドバンテージです。経験不問の求人であっても「接客経験があれば尚、可」とされていることが多いのはこのためです。その他には、取り扱う商材に関係する資格も重宝されます。
意外な強みになる英語力
英語などの語学力も評価が高いスキル。職務経歴書に記入しましょう。近年、地域によって外国人観光客の姿も多く見られる様になりました。しかし、英語ができる人材が現場に少ないのが現状。そのため、英語で接客ができる従業員は重宝されます。
外国人が来店する可能性が低くても、販売員という職業と語学力は相性が良いので、職務経歴書に書いておいて損はありません。TOEICや英検などで示せる場合はそちらを記入します。
職務経歴書に書く内容で悩んだら
小売業界未経験から販売スタッフを目指す方も多くいるのではないでしょうか?そのような方は、PRポイントがないことで悩むケースもあるでしょう。しかし、どのような方でもアピールできることがあります。それは「やる気」と「適性」です。
販売員や接客業への転職は、それまでの業績を示せると有利なのは確かですが、業界未経験者のなかにも接客業に向いている人材は多くいます。具体的には、コミュニケーション能力・気遣い・業界へのあこがれ・モチベーションなどを自己PRするとよいでしょう。
サンプルやテンプレートを活用する
職務経歴書はパソコンによる作成が一般的ですが、苦手な方などは0からワードやエクセルで作成するのが難しいことも。そのような場合、サンプルやテンプレートの活用という選択肢もあります。
サンプル・テンプレートとは、すでに職務経歴書の形式になったワードやエクセルファイルのことです。職務経歴書の形式はさまざまです。あなたの作成したい形式に当てはまらない可能性もありますが、多少アレンジしたとしても、1から10までオリジナルを作成するよりは手間を省けます。
「職務経歴書 テンプレート」などと検索すれば簡単に見つかりますので、ダウンロードしてみましょう。
転職経験がある先輩に話を聞いてみる
職務経歴書を作成したことがある知人や、転職したことがある知人がいる場合は相談してみるのもよいでしょう。どのような流れで採用まで進んだのか、どのような方法で職務経歴書をつくったかなど、ためになる話を聞けるかもしれません。
もちろん、転職する業界によって常識は異なります。何から何まで鵜呑みにしてはいけませんが、生の声を聞いておくと意外な発見もあるかもしれません。
販売・サービス業に強い転職エージェントに相談する
身近に相談できる人がいない場合、さらに手厚いアドバイスを受けたい場合は、「転職エージェント」を利用する手も。転職エージェントは、転職を成功させるアドバイスはもちろん、職務経歴書や履歴書の添削も行っています。
転職エージェントは企業によって特色があります。販売スタッフ・小売店などの転職に強い転職エージェントを利用するのが、よりオススメです。転職エージェントは求人を出している企業から収益を得ているので、転職者の利用は基本的に無料。それでいて、手厚いサービスが特徴です。
まとめ
ここでは、販売員・販売スタッフ・小売店への転職を目指している人の職務経歴書について解説しました。職務経歴書のわからない部分は解決しましたか?職務経歴書の書き方は、販売スタッフに適した方法があることがわかりました。上記を参考にして、ぜひ転職を成功させましょう。
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