介護職の経験を活かした「職務経歴書」の書き方は?介護の未経験者も必見!
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
目次
介護スタッフの「職務経歴書」の基本とは
介護スタッフを目指している転職活動の中で、「職務経歴書」について悩んでいませんか?基本的な考え方を知れば、だれでも効果的な職務経歴書をつくることができます。ここでは、介護スタッフならではの職務経歴書の書き方や注意点について解説します。
介護業界は人手不足、未経験から正社員も
転職活動をしていて「本当に合格するのかな……」と不安な気持ちになることもあるかも知れません。介護が未経験の方であればなおさらではないでしょうか?でも、まったく心配はいりません。介護職員は人手不足なので、自分のホスピタリティをしっかりとアピールすれば採用担当者に必ず伝わります。
本来、介護業界は介護福祉士などの資格保有者が有利な世界です。しかし、どの施設も職員の人手不足の傾向があるので、未経験者から正社員採用もやる気次第で十分に狙えます。
未経験から介護スタッフを目指す場合は?
未経験から介護スタッフを目指す方は、合格に向けてどのように考えればよいでしょうか。介護スタッフ未経験や前職が福祉関係ではない方は、介護への情熱や誠実さ、適正をアピールすることがコツです。
介護業界が人手不足である理由の一つが離職率の高さです。せっかく入社した介護スタッフも数年で転職してしまい、施設側も優秀な職員を引き止められず困っています。なので、長く働き続けてくれるかどうかに採用担当者は強い関心があるのです。
なぜ介護業界を志したのか?などの動機、人柄の誠実さがうかがえる職務経歴書を提出できれば合格はぐっと近づきます。
介護経験ありで転職を目指す場合
「介護施設から介護施設」への転職の場合は、どのようなポイントに気をつければよいでしょうか?介護業界は「手に職がつく」と言われるように、専門的な知識やスキルを持っていると優遇される業界です。
基本的には、前職でどのようなスキルを得たかという部分を職務経歴書でアピールします。即戦力になることをアピールして採用担当者の心を動かしましょう。
介護スタッフが職務経歴書に絶対に書くべき項目は?
介護経験がある方なら、次もきっと合格すると思い込み、適当に書こうとしていませんか?これから紹介するポイントに気をつければさらによい職務経歴書に仕上げられます。ぜひ取り入れてみましょう。
介護形態・施設の規模などの情報は詳細に
前職も介護関係だった方は、どのような施設だったかを具体的に記入します。施設の形態(グループホーム・デイサービス・特別養護老人ホームなどの区分)・施設の規模(定員・従業員数)などを詳細に書いて、あなたのスキルを効果的に伝えます。
たとえば、デイサービスでレクレーションに力を入れていたとPRすれば「レクレーションのスキルは高そうだ」と思ってもらえますし、忙しい特別養護老人ホームで働いていたと書くことで「テキパキと仕事を回してくれそうだ」という印象を持ってもらえます。
介護関係の資格は有用なので必ずPR
介護スタッフは未経験歓迎の求人も多いのが現状。しかし、それはあくまでも人手不足だからです。本来、専門職である介護士は、資格が重視される分野です。保有している資格や受けた研修があれば職務経歴書に記入します。
また、介護福祉士などの資格だけではなく、介護職員初任者研修・介護職員実務者研修などの「研修」であっても評価されることに変わりはありません。
介護の経験に基づいた自己PRを書く
資格やスキルが重視される介護職ですが、それと同時に「ずっと働き続けてくれる職員」のニーズが高まっているのも特徴です。自己PRを丁寧に書き込んでいくことで、希望に添える介護スタッフであることを示します。
ちなみにこれら自己PRは、自己アピール欄や自己PR欄を設けて記載するのが適当です。
他の介護スタッフと一歩差がつく職務経歴書の書き方とは
持っているスキルや資格・自己PRの書き方などを上記で紹介しました。これだけでも採用担当者に刺さる職務経歴書をつくることは可能です。とはいえ、さらにワンランク上の職務経歴書を書くためのコツはないのでしょうか?ここでは、他の介護スタッフと一歩差をつける職務経歴書の書き方を紹介します。
基本は他の介護スタッフとの差別化
介護スタッフは人手不足とは言え、一つの施設に応募が殺到した場合などは不合格になってしまうことも。そのようなケースで合格を勝ち取るにはどのようなポイントに気をつければよいでしょうか?
それは「他の介護スタッフと差別化を図る」ことです。なんだか難しそうに聞こえますか?以下に、小さな差別化を図る簡単な方法を紹介します。
介護関係の資格をアピールする
介護業界は他の業界からの応募者も多くいます。そのようなとき、あなたが介護関係の資格を持っていればそれだけでライバルに差をつけることができます。
とくに現場介護スタッフの最高峰の資格である「介護福祉士」を保有していたり、ケアプランを作成する「ケアマネジャー」の資格を保有していれば、その資格を持っている信用度から、相当優遇されるでしょう。これらの資格は介護スタッフ経験者でも一握りしか保有しておらず、未経験者のみではなく経験者とも差別化できます。
勉強会の参加経験など、介護への意欲を見せる
勉強会やセミナーへの参加経験はやる気の証です。モチベーションの高さが伺える材料は職務経歴書に記載しましょう。介護職員は数年で離職してしまうケースが多いのが現状。そのような職員のなかには「介護でもやるしかないか……」という残念な動機でスタッフになった場合も。
高いモチベーションを持って応募をしている、ということを採用担当者に伝えることで「この人は長く勤めてくれるかも」という印象を持ってもらえます。
前職の人間関係・マネジメント経験も書く
人間関係で評価された出来事や、部下をまとめていた経験などがあれば職務経歴書でアピールします。介護スタッフは離職率が高いことから、入社数年でリーダーやチーフに昇格するケースも。
人間関係やマネジメント能力を評価されていた実績があれば、「いずれはリーダーも任せられるかも」という前提で採用してもらえる可能性もあります。
介護経験をPRする職務経歴書で合格を目指そう
ここでは、介護スタッフならではの職務経歴書の書き方を解説しました。どのようにPRすれば採用担当者に伝わる職務経歴書が作成できるか分かりましたか?効果的な職務経歴書を作成して、介護スタッフの合格を目指しましょう。
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