海外経験なしでも英語が喋れるようになるインプットとアウトプットのコツ

海外経験なしでも英語が喋れるようになるインプットとアウトプットのコツ

海外経験がなくても英語が話せるようになっている人はたくさんいます。

ここでは、海外に出なくても英語を上達させ、スピーキングをこなせるようになるポイントを紹介します。
英語を話すには、話すことに有効な学習方法を取り入れていくことが大切ですよ!

英語を話すためのインプット編

英語初級者の人の中には、英語を使っている自分をイメージすることすら難しい人もいるかもしれませんね。
それでも英語力を上げていくには、英語のインプットとアウトプットの「継続」が欠かせません。

まずは、英語を話すためのインプットのポイントをご紹介しましょう。

自分の領域の英語に注力する

まずは、継続の秘訣からお伝えしますね。
英語学習は、自分の興味のある趣味や分野、必要に迫られている仕事のための英語に触れることを心がけてみてください。
英語学習は、学校で勉強してきたようなスタイルで進めていく必要はないですし、学校スタイルの勉強でないほうが続きやすいようです。

これから英語学習を始めようとするとき、日常の中に「学習」として新しく入ると、よく言う三日坊主に終わってしまう確率が高まります。
新しいことにはというのは変化なので、どんなに良いことであってもエネルギーが多く必要となるのです。
毎日、忙しくしていると(忙しくない人でも)、他のことを優先してしますのです。
常にワクワクして、ゲームのように中毒性があるくらい惹きつけるものであればいいのですが、教材やテキストを使う学習はどうしても受け身になりがちです。
テキストや教材で差し出される例文やフレーズが面白い!と感じれる人がどれだけいるでしょうか。
それらの内容は学習をするときの自分の生活に密着していないので、インプットの吸収率も低くなります。

それでも覚えようとか、ついていこうとすると、必死に頑張ることになりますよね。
どうせ時間を割くなら、楽しく面白く確実に吸収していくのが英語学習には効果的のようです。
ですから、自分の生活の中にすでに存在している領域のものや、何としてでも習得しなければならない仕事上の英語などを選んでみてください。

自分に合ったインプット法を活用する

英語を話すには、英単語やフレーズ、またはその使い方の記憶が必要になります。
どんな覚え方が自分にとって効果があるか知っていますか?
書いて覚えるのは学生時代に皆さんが経験していると思いますが、その中のどれくらいのことを覚えていますか?
記憶に残りやすい覚え方は人によって異なっているそうです。
いくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。

例文を100個作る

新しい単語や文法を使いこなすまでに発展させるには、その単語や文法を使った例文を一つでも多く作成することをおすすめします。
自分のことや自分の生活のことについての例文にするのが効果的です。
もし、10個や20個では足りないかもしれません。
一回で一気に考えなくてもいいので、できれば100個を目指してみましょう。

理解ありきの多読

何度も読み込んでいくことのほうが覚えやすいという人もいます。
この場合に注意したいのは、はじめはその英語の文章をよく理解しながら読むことが大切です。
読むときに、単に目で追うだけで意味を追わないままどんなにたくさんの英語を読んでも、英語力アップにはつなげられません。
きちんと意味を掴んでいるか意識しながら、読むことを継続してみましょう
ニュース記事なども効果的なのですが、日本語で要約したり、まとめてみたりしてから確認ができるといいですね。
やはり、興味のある分野に絞ると、何度も同じ単語やフレーズにも出会いやすいので、インプット効果は高いようですよ。
有名人やスポーツ選手のニュース記事やブログなどもきっと楽しみにしながら読めると思います。
声に出せると記憶は倍増しますよ!

間違いからインプット

日本人が使う英語でよくある間違いや、非ネイティブの人が間違いやすいポイントなどをチェックしていくという方法も効果的のようです。
「その英語は間違ってますよー」と教えてくれる書籍やインターネット上のページはたくさん見つかります。
知らずに混同しているカタカナ英語や、文法上のミス、表現の間違いなど。
何の変哲もないよくある例文を覚えようとするよりも強く心に残るようです。
コミュニケーションの中では完璧を目指す必要がない代わりに、指摘されることも少ないんです。
アウトプットの機会のない人にとっては行きついていない領域かもしれませんが、ひとつひとつクリアにしていくと話したい!というモチベーションも上がってくるものです。

イメージでインプット

書いても読んでも、音読を繰り返してもなかなか記憶への定着を感じない人は、絵やイラストを使って学習されてみることをおすすめします。
イメージだと右脳のほうを使うといわれていて、右脳での記憶は大量かつ長期記憶が可能なのだそうです。
単語でもフレーズでも、イメージで掴んでおくと実践の場での応用が利くというのも大きなメリットです。
ニュアンスも限りなく近く認識することができるでしょう。
写真でも、インターネット上の画像でも構わないのですが、自分なりの解釈イメージを簡略化してでも手書きで書けるとさらに記憶への定着率をアップできるでしょう。
上手に描く必要はまったくなく、結構、忘れないものですよ。

発音を掘り下げよう

英語の発音について、カタカナを使わずに詳しく学習してきた人は少ないかもしれません。
英語には、26の母音と24の子音があります。
アルファベットの組み合わせによっても音が異なってくるのですが、日本人はこの組み合わさった音に弱いようです。
英語学習の中で、発音の練習を一時期は取り入れてみることをおすすめします。
発音練習をするビフォー・アフターの英語の聞き取りの差をぜひ実感してみてください。
自分の英語の発音が良くなるだけでなく、英語が良く聞こえるようになるので英語のリスニング学習の効率も格段に上がると思います。
口や舌の動きを確認しながらの発音学習がおすすめします。

英語を話すためのアウトプット編

海外経験のない人は、英語のアウトプットの機会が不足しがちではないでしょうか。
日本にいても英語に触れる機会はたくさん探せる時代になっています。
英語学習することに満足してしまわないで、実践の機会をできるだけ多く作り出してみてくださいね。

英語の恥ずかしさ、抵抗感を打開する

英語をアウトプットする機会が少ないことは、英語力の向上が遅くなるというだけでなく、日本人にとって決定的なデメリットが伴いやすくなります。
英語の実践の場に慣れることができないということです。
慣れていなくても積極的な人は、ガンガン攻めの英語で力を伸ばしていけるのですが…
いざ、英語が使える機会が目の前にあっても、恥ずかしかったり、英語に自信がなくて言葉が浮かばなかったりという人が少なくないようです。
話すための英語ならある程度、知識があってもそのようなマインドがアウトプットを邪魔してしまうのです。
とってももったいないことです。
その克服には、たくさん間違って、たくさん失敗する場数が効きます。
その間違いや失敗は、「完璧は無理なんだ」を認識させてくれます。
その先の状況は、「でもなんとかなった」を実感するチャンス。
そして「今度はうまく伝えたい」というサイクルを作り出してくれるのだと思います。

意外と効き目のある小さな積み重ね

目の前に教材やテキストがなくても意外にも効き目のある学習法を紹介します。
ぶつぶつ、ぶつぶつ、時には大きな声でも構わないのですが、「英語の独り言」を試してみてください。
発音やスペルやイントネーションなどを省いて、頭の中で考えて英語にできるかの確認に集中できる方法です。
職場や街中、人目に触れる場所だと独り言は、ちょっと変な人?に見えてしまうかもしれないので、周りに聞こえないくらいの囁きで、口も腹話術程度でいいと思います。
家にいるときは、声も出して、口を動かしてもOK。
自分の動きや思ったこと、目に入ってくるものの描写とか、題材はなんでも。

昨日学習したフレーズを思い出すというのもアリですね。
また、少し前に誰かと話した内容を英語に訳してみたりとか。
実況中継のように英語で追っていくと、たくさんの英語にできない言葉に出会えると思いますよ。
とってもおすすめのトレーニング方法です。

日本でも見つけられる英語活用の場

海外に出なくても、英語を話す機会はたくさん作れます。
英語でコミュニケーションをとることが自分にとって普通になるところをまず目指しましょう。
目の前の人やモノやコトを英語で徹底的に理解する意欲を持ってください。
くれぐれも英語を使うことを目的しないということを心に留めておくと自然に効果的な英語学習になっていると思いますよ。
感情が伴うと、英語の上達度もモチベーションもグンとアップします。
英会話スクールでない場合は、感情を「学習」に邪魔させないということも大切だと思います。

多国籍コミュニティ

最近では、オンライン上で世界中の人と交流を持つことができます。
相手が日本語学習をしていれば、交換学習ができますし、共通の趣味や興味を通じてつながることもできるでしょう。
もちろん、オフラインのリアルな場でも、友人やサークルを通じて様々な国の人と知り合うことができるといいですね。
そんなとき、どんなことを話そうかな?どんな質問をしようかな?と考えて練習しておいてもいいかもしれません。
だた、コミュニケーションなので、相手に合わせることも大切。
相手の話を深く聞き出していくための相づちや、質問の種類を知っておくときっと話が弾むでしょう。

英語が必要な仕事に就く

英語を使う仕事に就くことは、最も海外経験に近い体験となるのではないでしょうか。
強制的で逃げ場のない状況は、高い集中力で英語力がついていきます。
英語がなくては迷惑が掛かる、仕事にならない…という状況を日本人はなかなか体験できないために英語力が低いままともいわれています。

海外に行かなくても英語は話せるようになる!

海外経験がなくても英語が話せるようになることは、誰にでも可能です。
伸びない理由は「必要に迫られないので継続が難しいこと
日本人の多くの人に当てはまるかもしれません。

ぜひ、「楽しめる=継続できる」方法を見つけて身になる実践力を身に付けていってください!

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