職務経歴書の書式ってどうすればいいの?困ったときの「基本」の書き方講座
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
転職活動の成功への第一関門が「書類審査」です。書類審査でつまづいてしまうとその先はありません。そこで重要となるのが「職務経歴書」。履歴書とならんで重要な書類である職務経歴書は、書類審査の合否のカギを握っている大切な書類です。
ここでは、そんな職務経歴書を作成する上で知っておくべき基本とともに、職務経歴書のフォントサイズ・枚数・用紙サイズなどの具体的な作成方法も解説します。
職務経歴書はWordかExcelで作成しよう!
近年、職務経歴書はパソコンによる作成が一般的となっています。職務経歴書は項目数が多くなりがちで、すべて手書きだとごちゃごちゃして読みにくくなるからです。
また、職務経歴書は合計3枚以上になることもあり、手書きでミスなく書き切るのは簡単ではありません。したがって、職務経歴書の作成は「Word」もしくは「Excel」を用いて作成しましょう。
ネット上にある職務経歴書をダウンロードするとお手軽!
職務経歴書を作成する手間を省くには、ネット上の「テンプレート」の使用がお勧めです。テンプレートは「サンプル」とも呼ばれ、すでに職務経歴書の形式になっている状態のWordやExcelファイルのことをいいます。
WordやExcelを用いて1から作成する場合、どのようなレイアウトにするか、という段階から考えなければなりません。時間短縮のため、テンプレートの利用を検討してみましょう。
職務経歴書に関する細かな疑問を解決!書式はどうすれば?
職務経歴書の書式(書き方)の細かい部分は意外と悩みがち。読みやすい職務経歴書をつくるためには、フォントサイズ・枚数・用紙サイズにも気配りが大切です。詳しくみていきましょう。
職務経歴書におすすめのフォントサイズは?
職務経歴書に適しているフォントサイズは、「10.5~12ポイント(本文部分)」といわれています。小さい文字だと読みにくくなり、大きな文字だと幼い印象になってしまうからです。
また、トータル枚数も考慮してフォントサイズを決定しましょう。たとえば、枚数がかさんでしまいそうな場合、フォントサイズを小さめにして調整することが考えられます。
職務経歴書に最適の枚数はどのくらい?
職務経歴書の最適な「枚数」はケース・バイ・ケースです。しかし、一般的には「2~3枚」が職務経歴書の最適なボリュームといわれています。これより少なすぎても内容が薄くなってしまいますし、多すぎると採用担当者に最後まで目を通してもらえない可能性が高まります。
採用担当者が職務経歴書に目を通す時間は、「1人あたり2分前後」とされています。枚数が多ければ良いとは限らない点に注意しましょう。
職務経歴書の用紙のサイズは?
職務経歴書の用紙は「A4の無地白色」が通例となっています。B5などの他のサイズで職務経歴書を提出すると、他の応募者とサイズが合わず応募先に手間を与えてしまう可能性も。
ビジネス文書は管理のしやすさから基本的にA4で統一されています。職務経歴書も例外ではないため、A4サイズで提出しましょう。
職務経歴書に印鑑は必要なの?
職務経歴書に印鑑は必要なのでしょうか?実は、印鑑は「押しても押さなくてもOK」なのです。印鑑のあるなしで書類審査の合否への影響は基本的にありません。ただし、注意点もあります。
ダウンロードした職務経歴書に捺印する欄があるにもかかわらず、印鑑を使用しないのは不自然です。印鑑を押さない場合、印鑑を押す欄がないテンプレートを使用しましょう。
職務経歴書の日付はいつにしたらいい?
職務経歴書の日付は、作成した日付ではなく「提出した日付」を記入します。また、郵送による提出の際は「郵送した日付」を記載します。日付が古いと「使い回しているのでは?」という印象を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。
職務経歴書が複数枚あるとき、ホッチキスはNG?
職務経歴書が2枚以上ある場合、クリップで留めて提出しましょう。ちなみに、応募先に直接手渡しする場合はクリップで留めますが、郵送する場合はクリアファイルに入れればクリップを使用しなくても問題ありません。
注意点として、ホッチキスで留めて提出することは避けたほうが無難です。応募先では、ホッチキスを外して保管することが多いので、余分な手間を与えてしまうからです。
職務経歴書を郵送する方法は?
職務経歴書を「郵送」で提出する場合、「(上から)送付状・履歴書・職務経歴書 」の順番に重ね、それをクリアファイルに入れ、封筒に入れます。その他、応募先から提出を求められている書類があれば同封します。
注意点として、職務経歴書と同じ大きさの「白色」封筒を使用してください。応募書類を折って小さな封筒で送付したり、茶封筒を使用することはマナー違反と判断されかねないので注意しましょう。
まとめ
ここまで、職務経歴書の知っておくべき基本とともに、書き方のルールも紹介しました。上記は最低限のマナーですので、しっかり確認することをお勧めします。ぜひ参考にしてみてください!
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