コンサル業界に転職したい第二新卒が知っておくべきポイントまとめ
- カテゴリ名:業界・職種・企業研究
第二新卒でコンサル業界への転職を成功に必要な基礎知識から、第二新卒としての具体的な志望動機の例文までを紹介します。
コンサル業界への転職の際に第二新卒が知るべきこと、コンサル業界に転職するおすすめの時期についても触れています。
「第二新卒」や「コンサル業界」という条件での転職活動のポイントを押さえて、効率的に内定をゲットしましょう!
目次
コンサル業界に転職したい第二新卒のための基礎知識
社会経験の浅い若手の第二新卒の方は、コンサルタント業界の経験もなければ、情報を知る視野もそんなに広くはない場合が多いと言えるでしょう。
コンサル業界の給与などの好条件ばかりに引っぱられる転職だと成功は得られにくくなるかもしれません。
コンサル業界に転職したいと考える第二新卒の人のための基礎知識を紹介しますので、楽しみに読み進めてみてください。
コンサル業界の幅広い分野
コンサル業界と一言でいっても、ファームの特徴などにより、その分野などの種類は幅広く存在しています。
希望するコンサルタントファーム企業を含めて、コンサル業界における種類をいくつ挙げられますでしょうか?
大手グローバルカンパニー系、IT系、会計系、医療系、システム系、業務系、ミドルファーム系などそれぞれたくさんの特徴がコンサルファームにはあります。
第二新卒で転職する人は、そういったコンサルファームの特徴をよく知って、自分の可能性の射程範囲を広げることにもつながるでしょう。
種類ごとの職種はさらに幅が広がる
コンサル業界の種類ですが、そのひとつひとつの中にもあらゆる職種が存在しています。
まずコンサルタントであっても、経営をみる「経営コンサルタント」が戦略、IT、人事、財務などを含めた経営全般に携わり、各分野の専門家と連携をとりながら業務を進めていきます。
大企業向けであれば、M&Aでの企業統合のサポートなど、経営のトップレベルの課題などを扱う「戦略コンサルタント」もあります。
採用や社員のモチベーション・マネジメントなどによって組織の活性化を図る間接部門向けの「人事コンサルタント」もあります。
IT技術によって企業の課題解決に取り組む「ITコンサルタント」など法務などの専門知識が必要になる場合もあります。
転職サイトなどでは、このような職種を条件にして検索すると、複数の種類がヒットすることも多いです。
また、必ずコンサルファームにも、人事・総務・秘書・営業・広報イベントなどの部署を携えていたりしますので、その職種もは多岐にわたっていると言えるでしょう。
第二新卒でコンサル業界に転職する際には、経験がない場合でもこうした職種の特徴も理解しておきましょう。
コンサル業界での求められるスキル
コンサルタントとは一言で言えば「相談に乗ってくれる人」と言えます。コンサル業界全般において、必ず必要なスキルとしては対人に対してのコミュニケーション能力が求められます。
社内スタッフ希望であっても、システム系のコンサルタント希望であってもシステムを管理していくマネジメントなどの管理能力や、新しいことへの発想力・企画力などコンサル業界では必ず求められるスキルと言えます。
また、自身の能力を発揮させていくための、効率的なフレームワークなどの考え方が身につく反面、最後までやり抜く精神力の強さも求められます。また、事務部門であっても、効率きな仕事の仕方を求められたりもします。
第二新卒でコンサル業界に転職することで、そういうスキルを磨いていけるとも考えられますね。
第二新卒でコンサル業界に転職するために必要なこと
第二新卒でコンサル業界に転職するためには、どんなことが必要になるでしょう。
コンサル業界には多くの職種が存在しています。第二新卒者の素直さと若さゆえのポテンシャルの高さがあるメリットをうまく生かして成功転職につなげましょう。
企業で求められる適性を知る
第二新卒での転職では、企業が求めている適性を調べてみましょう。
企業、職種、求人内容ごとに異なってくるはずです。
第二新卒でコンサル業界に転職したい!と漠然と考えている人は、職種ごとの確認をしてみると、自分にフィットする職種の幅が広がるかもしれません。
活かせる経験やスキル、強みをアピール
コンサル業界の企業にとって第二新卒の転職者を採用するメリットは社会経験があることです。
前職がコンサル業界であっても、コンサル業界ではなかったとしても、それまでの経験やスキルがどのように次の会社に活かせるのか?をしっかりとアピールできるようにしましょう。
社会経験の中で新卒のときに比べて自分の強みに関する認識も変わってきているかもしれません。
第二新卒者は転職活動に入る前に、これらの点をしっかり準備しておくようにしてください。
第二新卒でコンサル業界を狙う転職活動のポイント
コンサル業界への転職を目指す第二新卒者の転職活動のポイントを紹介していきます。
適切な転職活動のステップを踏むことで、リスクを最小限にしていくことが大切です。
転職活動でのポイントを押さえて、第二新卒の自分にピッタリの転職先を見つけましょう。
コンサル専門の転職サイトを活用する
転職サイトの中には、コンサル業界を専門にしているものもあります。
コンサル業界ではしっかりとした職務経験や志望理由に関する対策が万全であるからです。
また、自分がしっかりと出せるためのケース面接の対策をしてくれるところを選ばれるといいでしょう。
特に初めてコンサル業界などへの転職で不安な方は、こうしたアドバイスをしてくれる転職サイトを利用することをお勧めします。
業界経験者の先輩からの紹介
業界や職種に就いている先輩や知り合い方に聞いてみましょう。
毎日の仕事の流れや、コンサル業界で働くことで感じていることを聞くと参考になるはずです。
特定の職種については、その職種の役割や重要点まで聞き出せるといいですね。
また、先輩からの口をきいてもらえるならこの方法が1番自身のことが伝わりお勧めいたします。
業界に詳しいキャリアアドバイザーに相談
コンサル業界に精通している転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのも一つの方法です。
キャリアアドバイザーであれば、その時のコンサル業界の動向などもリアルタイムで把握していることが多いです。
コンサル業界のことだけでなく、第二新卒者が転職について考えることにも有効なアドバイスはしっかりしてもらえます。
転職エージェントで自分の可能性が広がる求人に出会える
コンサル業界に転職したい第二新卒者の人は、 転職活動では、コンサル専門の転職サイト以外に、大手の転職エージェントに登録しましょう。
戦略コンサルなどは、経験値がないのは当たり前なので、 第二新卒に対して門戸を開いているところも多いと言えます。そういったコンサル業界に強い転職エージェントを見つけてみてください。
また、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めていくことで、 第二新卒の視野にはなかった職種などの求人案件に出会える確率が高まとともに、自分の可能性が広がる求人を提案してもらえることもあるでしょう。
中長期的なキャリア視点で求人を考えられる
第二新卒者が知っているコンサル業界っていうのは意外に狭い範囲を考えている場合があります。
そのため転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めていくことで、自身の弱点を知ることもできます。コンサル業界はハードワークのため精神的・体力的にきつくなり離職する人も多い業界でもあります。自身の弱点を今のうちに洗い出し、その点を補いながら、あなたの中長期的なキャリアも一緒に考えていかれるといいでしょう。
非公開求人を紹介してもらえる可能性
ほとんどの転職エージェントが、独自の非公開求人を持っています。
非公開求人は、 自分では探すことが不可能です。
もし、紹介してもらえた場合などは、あなたの希望やスキルにより近いものである可能性が高いと言えるでしょう。
転職エージェントはマッチした条件の案件しか紹介しないからです。
もちろん、紹介してもらった後の検討は必要ですが、自分で求人を探すだけよりも転職活動が効率的になるでしょう。
第二新卒がコンサル業界に転職するのにおすすめの時期
第二新卒がコンサル業界に転職する際には、コンサル業界の採用活動のタイミングについても知っておくと役に立ちます。
すべての企業が一致するわけではないので詳細の確認は必要ですが、目指す企業がまだ決まっていない第二新卒の人は参考にしてみてください。
時期ではなくてタイミングを把握する
コンサル業界の中途採用は通常通年採用で、とくに採用が多くなる時期というのは原則ありません。
通常の転職時期よりも、タイミングを把握するということのほうが大切であると言えます。
市況と企業ニーズを重要視する
中途採用の場合は市場などの景気による「市況」と「相手のニーズ」があるかどうかのマッチングが重要と言われています。
例えば、大掛かりな会計システムのプロジェクトがそのコンサルファームで受注されれば、そのタイミングでSE経験者のあるコンサル希望者などで初めてであっても採用されることになるでしょう。
自身の実力があっても、市場にその需要がどれくらいあるか?で採用タイミングが決まります。
そういったことで、そのタイミングをよく知る転職エージェントなどから情報収集をすることが重要であると思われます。
第二新卒がコンサル業界に転職する際の志望動機の例文
第二新卒がコンサル業界に転職する際の志望動機は、そのコンサルファームに合わせることが必要になります。
ただ、第二新卒の状況によっても志望動機の内容が変わってくると思います。
コンサル業界経験者、職種未経験者、コンサル業界がまったく未経験という状況における志望動機の例文を紹介します。
コンサル業界からコンサル業界に転職する際の志望動機
前職では、監査法人でのITリスクなど金融機関におけるアドバイスなどの仕事をさせていただきました。そこで培った経験をいかし、貴社での人事制度改革など幅広く手がけられる仕事をしてみたいと思い応募させていただきました。是非、自身のキャリアとともに成長していきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
コンサル業界の異なる職種のコンサル業界に転職する際の志望動機
前職では、メーカーの品質管理、生産管理の仕事をしてきました。細かな生産管理を効率化するために、貴社の○○システムが導入したことがきっかけになり現場でのいろいろな問題が見えてくるようになりました。
ずいぶんと品質も改善され、何より納期遅れが少なくなりました。そうなるためには、いろいろな問題をひとつひとつ改善しなければなりませんでしたが、その貴重な体験を通して、自身もSEコンサルタントとして、いろいろな企業での問題を解決するためのお手伝いをしてみたくなり応募させていただきました。
異業種からコンサル業界に転職する際の志望動機
私は、○○金融機関で法人向けの営業の仕事をしてきました。いろいろな中小企業を訪問する中で、資金面だけの提案では企業を再生させるには不十分であると認識してきました。もっと企業の中に入り込み、問題解決のための情報収集や、最適な解決策を提示する仕事をしてみたいと強く思うようになりました。
是非、貴社の手法によって実際に企業が変わっていくまでの解決策を提示し企業の価値を上げていく仕事がしたいと思い応募させていただきました。
第二新卒のコンサル業界への転職は高いポテンシャルで!
第二新卒に人気のコンサル業界ですが、経験と高いポテンシャルを求められる仕事でもあります。
未経験者でもOKという求人は戦略系コンサルが最も多いといえるでしょう。
面談などでは、判断推理やフェルミ推定などを準備するなど言われていますが、通常は、経験値が1番重要視される職業でもあります。
転職後に「合わない」「思っていたよりハードで持たない」とならないためにも、第二新卒者は転職エージェントなどを活用してしっかり情報収集をして準備して望んでください。
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