派遣登録の履歴書の書き方を知ってますか?実は履歴書次第で採用後のキャリアが変わってきます
- カテゴリ名:今日からの転職活動
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一般的に、多くの人は履歴書を作るにあたって、応募先の重要度によって「面倒だ」と感じることや「手抜きで良い」と感じやすい傾向にあります。
顕著なのが、正社員求人への応募と正社員以外の求人への応募の場合です。
そして、このとき重要だと感じないがために「どんな履歴書を作れば良いのだろう」と悩むことが意外にも多いのも特徴といえるでしょう。
ここでは、派遣登録にあたって作る履歴書について、その必要性や書き方を紹介します。
派遣登録で履歴書を作るのは面倒だと思う人は多いかもしれませんが、将来を左右する可能性もあるので、ぜひ読んでください。
派遣登録にあたって履歴書は必要なのか不要なのか
派遣登録にあたり、履歴書は必要なのでしょうか?
多くの人が、不要だと感じるかもしれません。
しかし、なぜ不要だと感じるのかをつきつめると、そこには「面倒くさい」という感情があるのではないでしょうか?
一般的に、「面倒だからしなくて良い」ということは、プライベート以外ではありえないことです。
派遣登録は派遣という仕事をする上で必要になる登録手続きであるため、プライベートではありません。
何を伝えたいかというと、簡単に言えば、「派遣登録も仕事の一環でありプライベートではないので、面倒だからやらなくて良いということはありえない」ということです。
多くの場合派遣登録に履歴書は必要となる
派遣の場合も登録にあたっては履歴書が必要になります。
これは、派遣労働者であっても、基本的には派遣元となる会社の社員として派遣先に赴くことになる以上、登録するにあたってしっかりと人物評価をする必要があるからです。
派遣元の会社にとって、派遣した登録スタッフの質が悪くて、派遣先から派遣契約を切られることが最大の損失となるため、いかに人手不足であっても登録スタッフはしっかりとした人材を確保しておきたい事情があります。
そのため、派遣スタッフの登録にあたっては履歴書をしっかりと見て、履歴書に書かれている内容や面接などから適切な人物評価を行う必要があるのです。
つまり、派遣登録を希望する人は、たとえ派遣登録であっても、ある程度しっかりとした履歴書を作らなければなりません。
派遣登録にあたって履歴書が不要な場合もある
その一方で、派遣登録にあたって履歴書を必要としない場合もあります。
恐らく、これが派遣登録において履歴書が軽視される原因にもなっているのですが、たとえば登録会のような、特定の日時に人を集めて、そこで派遣の説明から登録まで行ってしまう場合は、履歴書が必要ない場合も少なくありません。
もちろん、後から詳細な情報を知りたいということで、履歴書を求められる場合もありますが、その時点で採用自体は決定しているケースが大半なので、このときは履歴書というよりも、決められた項目に従って必要事項を記入する個人情報登録の意味合いが強いです。
派遣登録の履歴書の書き方
それでは、派遣登録にあたって、どのような履歴書を作成するのが適切なのでしょうか?
派遣登録の場合、派遣先がどのような企業か分からないため、履歴書が作成しづらいという人も多いでしょう。
ここでは、派遣登録にあたって、適切な履歴書を作る上で知っておきたいポイントを紹介します。
基本的には一般的な履歴書作りと同じ
派遣登録の場合、派遣先が事前に知らされていないケースも多いため、履歴書は作成しにくいかもしれません。
基本的な考え方として、派遣登録であっても作成する履歴書の内容に違いはありません。
学歴や職歴、所有資格、志望動機といった必要事項を書いていくことになります。
最も悩むのは、やはり志望動機でしょう。
とくにこれからどのような企業に派遣されるのか分からない場合、志望動機も何も、自ら志望してその会社に行くわけではない以上、考えようがありません。
しかし、これはある意味考えすぎといえるでしょう。
それは、履歴書はその派遣会社に登録するにあたって書くからです。
つまり、派遣先となる企業に就職するために書くのではなく、派遣元となる会社に所属するために作るものなのです。
そのため、志望動機としては、その派遣会社でどのような仕事ができると考えたから志望したという内容や、ありていですが、自分のアピールポイントや自分がどのように役立つことができるかといったことを真摯に伝えるような内容を書きましょう。
派遣登録だからと履歴書を侮ると不採用になる
これは当然のことですが、派遣登録であっても手抜きの履歴書や明らかにやる気のないような履歴書、面倒くささが伝わるような雑な履歴書では不採用になります。
何度もいいますが、派遣登録は、その派遣会社への就職と大きく異なりません。
その会社の派遣社員として働く姿勢が履歴書を通して見られなければ、不採用となることは普通に起こりえます。
派遣登録の履歴書は手書きが良いのか?パソコンで作成して良いのか?
履歴書を作成するにあたって、必ず議論になるのは手書きかパソコンでの作成かということについてです。
結論からいえば、どちらでも問題ありません。
昔であれば、手書きの方が、いくらか心証が良いという話もありましたが、本人が書いたことさえ分かれば、どちらであってもまったく問題ないのです。
強いて言えば、WEB系の仕事であれば、パソコンで作成したとしてもそれで評価を下げるということはまずないということでしょう。
派遣登録の履歴書における志望動機と自己PRの書き方
先ほども少し触れましたが、派遣登録の履歴書で志望動機や自己PRを書くのは難しいことです。
何せ、派遣先が分からず、どのような仕事をするかも分からないということが、決して少ないと言えないからです。
派遣登録の志望動機は悩みやすいが考えすぎない方が良い
まず志望動機ですが、これについていえば、先ほど書いた通り、その派遣会社をなぜ選んだのか、自分が派遣されることでどのような仕事ができて、いかに役立てられる特技や技術、知識を持っていて、それを役立てることができると考えたかを伝えましょう。
派遣元となる会社は、契約している会社に対して、より有効的な人材を派遣したいので、派遣登録を希望する人が、一体どのようなことができて、どのようなモチベーションを持って志望しているのかが分かると、派遣しやすいというメリットがあります。
派遣登録を志望する上では、そのような派遣会社側の事情を考慮すると、自然と書くのに困らなくなるでしょう。
派遣登録の自己PRは派遣であることにこだわらなくて良い
履歴書に書く志望動機同様に、自己PRもあまり深く考える必要はありません。
派遣登録にあたり、派遣会社が選考するのは、その人をどのような会社に派遣できるかどうかを検討するためであることがほとんです。
そのため、履歴書や自己PRにおいては、自分がどのような仕事ができて、どのような知識、技術を持っているかをPRすることが一番なのです。
また、昨今派遣契約終了時に派遣先に就職の斡旋をするよう努力することが派遣会社に求められているため、キャリアプランなどを持ち、それを履歴書や自己PRで伝えてもらえると、派遣会社としても採用に前向きになりやすいといえます。
派遣登録は簡単なイメージだが履歴書は将来のために重要
派遣登録は簡単なイメージがありますが、昨今は正社員へのステップの一つとなりつつあることもあり、応募にあたって履歴書をしっかりと作っておくことは、その後のキャリアプランにおいて大きな価値を持つことも珍しくありません。
派遣登録のために履歴書を作るのは面倒だと思うかもしれませんが、将来のための履歴書だと考え、しっかりと作ることが、後々あなたの人生を大きく変えることになるかもしれません。
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