保育士転職で魅力的な履歴書の書き方とは?
- カテゴリ名:業界・職種・企業研究
保育士転職を考えているのであれば、まず履歴書づくりを徹底させていきましょう。保育業界がいくら人手不足と言われていても、保育士は子供を守る責任ある仕事。
履歴書に不備や懸念となる要因があるようでは採用する方も不安ですよね。
履歴書はたった一枚の書類ですが、転職において自分自身を売り込む最初のツールであり、また、自分と対峙する機会のひとつでもあります。
保育士転職を成功させるためにも、履歴書をどのように作成していけばいいのか具体的に考えてみましょう。
まずは確認。保育士転職における履歴書の基本
保育士転職のみならず履歴書で志望理由などはこだわる人も多いですが、基本項目にも注意が必要です。
細部まで正確に記載できることが信用につながる履歴書づくりの第一歩ですよ。
履歴書は個人情報の書き方ひとつで与える印象も変わりますので、転職をうまく進めるためにもしっかりポイントを押さえて作成してくださいね。
住所や連絡先など基本項目のポイント
履歴書には誤字脱字がないことはもちろん、住所に関しては省略せずに全て記載しましょう。
連絡先は固定電話がない場合、携帯電話で済ませる人も多いです。
メールでやり取りすることも珍しくありませんので、記載するメールアドレスは使用頻度の高いものを選んでくださいね。
転職活動用のメールアドレスを作成して他のものと混ざらないようにしてもいいでしょう。
学歴の書き方で注意すべき点
履歴書において、学歴は基本的に高校からの記載でかまいません。
中学卒業を含めても特に問題ありませんが、それよりも大事なことは履歴書の学歴はすべて「正式名称」で記入をするということです。
「同上」などの表現も控えて、時間はかかりますが一文字一文字ていねいに書いてくださいね。
転職となるとどうしても時間に追われたり受ける施設の数が多くなったりして、履歴書に割く時間を節約したくなります。
ただし一枚丁寧に仕上げる方が結果的に効率よく転職を進めることになりますよ。
保育士の証明写真はどこに気をつける?
証明写真は保育士転職に限ったことではありませんが、清潔感のあるものが好まれます。
最近のものは精度もあがっているためスピード写真を利用する人が増えていますが、転職をするのであれば写真館での撮影をおすすめします。
多少値は張りますが、格段に印象のいい写真を撮ることができますよ。
保育士転職であれば、子供や保護者と対面するので印象は大きなチェックポイントとなりますからこだわっても損はありません。
貼る際にははがれた時のことを想定して裏側に名前の記入を忘れないようにしてくださいね。
職歴の書き方で困ったら?素朴な疑問を解決
履歴書の基本項目はマナー面などを気をつければ問題なく作成することができます。
ただし書き進めていると細かな部分で迷うところも出てきますよね。
転職経験、または保育士に活かせるパート経験などはどのように書いたらいいのでしょうか?
素朴な疑問が出てきた場合は勘に頼らず、マナーに基づいた記載を心がけましょう。
転職回数が多くて書ききれないとき
基本的に転職経験は履歴書に全て書くのがマナーです。
しかし保育士はなかなかハードなので転職を多く重ねる人も珍しくないでしょう。
履歴書に保育士を含む全ての転職経験がおさまらないという場合、まず書けるところまで記載してください。
最後に「詳細は職務経歴書に記載」と一言添えることで職務経歴書にこれまでの職歴を記載することができます。
ほとんどの場合、履歴書に加えて職務経歴書を提出すると思いますので、転職回数が多い場合は履歴書と職務経歴書を分けて利用しましょう。
事業所や部署異動があったとき
公立保育園など異動のある保育園で保育士として勤務をしていた場合、履歴書に記載するのか判断が難しいところですよね。
ここは異動年月日も含め全て履歴書に記載してください。
異動の経験はマナー上でも必要なことですが、保育士として幅広い経験を感じさせるので履歴書にしっかり書いておきましょう。
また、転職とは違うのでイメージダウンにつながることももちろんありません。
面接においても保育士としての豊かな経験を伝えられる要素となりますね。
パートやアルバイト経験は書くの?
履歴書に書くの保育士をはじめとした正社員の経験だけではありません。
転職において一年以上続けたパートやアルバイトがあれば大きなアピールポイントとなりますよ。
特に保育士であれば保育関連はもちろん、保育に活かせそうなピアノを始めとしたパート経験があれば転職するにも有利になるでしょう。
履歴書はたった一枚の書類ですが、その中にいかに保育士としての自分を売り込こめるかが転職の成功を左右します。
保育士として魅力を感じさせるポイントは、履歴書に少しでも多く書いて伝えるよう意識してくださいね。
本人希望欄はどこまで書いてもいいの?
履歴書の希望欄は、どうしても譲れない条件のみ書くようにしましょう。
それが成立しないと生活が成り立たないというような項目です。
特にない場合は「貴社の指定に従います」など一言記入するのみで問題ありません。
せっかく保育士として魅力的ないい履歴書を作成しても、最後に希望欄を見てがっかりされてはもったいないですよね。
履歴書の各欄がどのような役割をもっているのかは理解しておいてくださいね。
保育士が転職を成功させる履歴書のコツ
どの業界でも共通して言える履歴書の書き方はありますが、保育士転職では特にどのようなところに着目すればよいのでしょうか?
保育士という仕事がどのようなものなのか、また、転職ということで不安を持たれないための一工夫を考えていきましょう。
丁寧で読みやすい手書き文字が好印象
エクセルなどで作成して提出するところもありますが、履歴書の記入はほとんどの場合が手書きです。
保育士の場合は保護者への連絡を記載したり、手書きの文字を使う機会が多くありますので、履歴書の文字を丁寧に書くことは非常に重要です。文字に自信がないという人でも丁寧に書けば読み手には伝わります。
履歴書はゆっくり気持ちをこめて書いてみましょう。
どうしてもうまく書けない場合は定型文や名前だけでもお手本を参考にしてみて書いてみてくださいね。
熱意ある志望動機で人事担当者の目を引こう
保育士は前述したように、他人の子供を預かる責任ある仕事です。
単純に子供が好きという理由であったり、得意なことをアピールするだけの志望理由では転職は成功させられません。
転職を成功させるためには、もう一歩踏み込んだ、熱意を感じる志望理由が必要です。
もう一度、転職を機に保育士という仕事、また、自分自身を見直してみてください。
履歴書を通して新たな視点を持てるはずですよ。
志望動機の書き方例
私は4年間保育士として勤務していましたが、出産、育児を経て3年間のブランクを重ねた今、復職を決意いたしました。また保育士として働こうと思ったのは、自分の子供を持ったことで改めて子供の存在を大切に思えるようになったこと、また、保育園探しで苦労している人を多く見かけたことがあります。待機児童の問題も気になっていますので、ひとりでも多くの子供、家族が救われるよう貢献したいと思います。
保育士は趣味特技欄も充実させよう
保育士は子供と音楽を通じてコミュニケーションをとったり、一緒に工作をする機会も多くあります。
履歴書の趣味特技の欄には、保育士になった時に活かせそうな趣味特技を記載しておきましょう。
例えばピアノ、歌、または手先を使うことなどはおすすめです。
保育士の転職成功を引き寄せる履歴書を作成しよう!
保育士転職を成功させるための第一歩は、正確で信頼性があり、保育士としての魅力を感じさせる履歴書を作成することです。
そのためには基本事項、マナーは徹底し、さらに保育士転職に有利となる特技や経歴は盛り込んでくださいね。
保育士転職は業界全体で人手不足の傾向があること、また、経験者であれば比較的転職しやすい傾向にあります。
履歴書を正確に作成して、確実な転職の成功につなげていきましょう。
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