紹介予定派遣とは?働く前に知っておきたいポイントを徹底解説
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
この記事では、派遣の紹介予定派遣についてまとめました。
・紹介予定派遣とは?
・紹介予定派遣の面接とは?
・紹介予定派遣の実態とは?
・紹介予定派遣のメリット・デメリットとは?
・紹介予定派遣を辞めたい!辞める時の注意点とは?
気になる部分は下の目次から、各見出しに飛んでもらえればすぐ読めます!
目次
- 1 紹介予定派遣とは?
- 2 紹介予定派遣と派遣の違い
- 3 紹介予定派遣と正社員応募との違いとは?
- 4 紹介予定派遣の試用期間とは?
- 5 紹介予定派遣の再就職手当とは?
- 6 紹介予定派遣から正社員になれる確率とは?
- 7 紹介予定派遣の面接とは?
- 8 紹介予定派遣の志望動機のポイントとは?
- 9 紹介予定派遣を断るときの注意点とは?
- 10 紹介予定派遣を辞めたい!辞める時の注意点とは?
- 11 紹介予定派遣のメリットとは?
- 12 紹介予定派遣のデメリットとは?
- 13 紹介予定派遣の実態とは?
- 14 紹介予定派遣の契約書とは?
- 15 紹介予定派遣の手数料とは?
- 16 紹介予定派遣の手数料表とは?
- 17 紹介予定派遣の求人とは?
- 18 大阪の紹介予定派遣の求人とは?
- 19 40代の女性が仕事を探せる紹介予定派遣とは?
- 20 テンプスタッフの紹介予定派遣とは?
紹介予定派遣とは?
紹介派遣とは、企業が正社員や契約社員など直接雇用を前提として派遣で、試用期間の派遣期間終了後、本人と派遣先企業双方合意のもとに社員となる働き方です。
派遣社員として決めれれた期間は働くことで、実際の職場の雰囲気や仕事内容を経験できるので、直接応募して企業にすぐ入社するよりもミスマッチする可能性が少なくなります。
紹介予定派遣と派遣の違い
紹介予定派遣と派遣の違いとしては、第一に派遣の目的が違います。
紹介予定派遣は、派遣先企業との直接雇用を前提とした働き方なので、派遣先企業も派遣社員も直接雇用する、されるつもりで紹介予定派遣を活用します。
またその他の紹介予定派遣と派遣の違いとしては、派遣期間があります。
紹介予定派遣の派遣期間は最長で6ヶ月で、その後直接雇用するか契約を解除する必要があります。(双方の合意があれば、6ヶ月前でも派遣先との直接雇用に切り替えができます。)
一方派遣社員の場合は、派遣期間が最長で3年と定められています。
紹介予定派遣と正社員応募との違いとは?
紹介予定派遣と正社員応募との違いは、正社員応募の場合は、企業側が直接求人を出し、
さまざまな求人サイトや企業ホームページから応募することになりますが、紹介予定派遣の場合は、企業側と派遣会社とで直接雇用後の条件面や派遣期間の条件面を出し合い、応募者は派遣期間と直接雇用後の条件を考えて応募することになります。
紹介予定派遣の試用期間とは?
紹介予定派遣の派遣期間は、6ヶ月以内と定めれています。
ですので、6ヶ月を超えて、同一派遣労働者を受け入れてはならないことになっています。
また、派遣先企業と派遣社員、派遣元の派遣会社との三者間の合意があれば、派遣期間を短縮して直接雇用することができます。
ただし、派遣先企業の契約解除を目的とした派遣期間の短縮はできないと法律で定められています。
参考厚生労働省ホームページ 労働者派遣事業関係業務取扱要領
紹介予定派遣の再就職手当とは?
紹介予定派遣でも再就職手当は貰えます。
ハローワークで申請できて、再就職手当の申請は、紹介予定派遣で直接雇用に切り替わった日から1カ月以内であれば可能です。
紹介予定派遣から正社員になれる確率とは?
紹介予定派遣から正社員になれる確率はなかなか厳しく、平均すると20〜30%位です。
企業が普通に募集するのとは違い、企業側も本当に欲しい人材かどうかを直接雇用する前に判断したいという思いがある一方で、派遣社員も直接雇用される前に自分に合った会社か見極めようとするので、すんなり正社員になれるわけではないです。
紹介予定派遣の面接とは?
紹介予定派遣の面接の場合、企業に直接応募する時の面接と違い、派遣会社の担当者が間に入ってフォローしてくれます。
面接の流れとしては、
①面接日時の設定
派遣会社の担当者が、企業と面接の日時を設定してくれます。
②面接対策
派遣会社の担当者が、
・どんな感じで面接をするのか
・どんなことを聞かれるのか
・アピールをどうしたらよいか
など相談にのってくれます。
③面接
・面接の時間はさまざまですが、なかには1時間以上かかる場合もあります。
紹介予定派遣の志望動機のポイントとは?
紹介予定派遣の志望動機のポイントとしては、
・募集されていた仕事のどんなところに興味を持ったのか
・自身の経験やスキルがどのように活かせるのか
・企業HPなどから企業情報を収集して熱意を伝える
など志望動機から就業意欲を感じられる内容にすることがポイントになります。
紹介予定派遣を断るときの注意点とは?
紹介予定派遣は、直接雇用を断ることも出来ます。
紹介予定派遣を断る時の注意点として、
・理由を正直に伝える
・マナーとして派遣期間は働く
・派遣先の悪口や不満をSNSなどに書き込まない
・派遣先企業に早めに意思を伝える
紹介予定派遣を辞めたい!辞める時の注意点とは?
派遣を辞める時の注意点としては、
・契約途中で辞めると、派遣会社から仕事が紹介されずらい
・健康保険・厚生年金は日割にならない
などがあります。
紹介予定派遣を辞めたい!と思った時は、まず派遣会社に相談してみることをおすすめします。
紹介予定派遣のメリットとは?
紹介予定派遣のメリットとしては、
・実際に企業で働いてみて、勤務先のことや職場環境を体感できること
・企業に直接雇用される前に、長く続けられる仕事か判断できること
・派遣会社が間に入って交渉・調整や相談にのってくれること
などが挙げられます。
紹介予定派遣のデメリットとは?
紹介予定派遣のデメリットとしては、
・契約期間の延長がない
・紹介予定派遣に応募してみないと派遣先企業名を教えてもらえない
・一般派遣よりも、就業するまでの期間がかかる
・直接雇用後も正社員ではなく、契約社員もある
紹介予定派遣の実態とは?
紹介予定派遣の実態は、そんなに甘いわけではございません。
派遣会社が間に入ってくれるとはいえ、履歴書や面接での選考がありますし、
実際に働き始めた派遣期間は、派遣先の企業が正社員などに直接雇用してもよいかの判断期間になるので、正社員で採用された場合の試用期間とは見られる目が違います。
紹介予定派遣の契約書とは?
紹介予定派遣の契約書は契約が2回あります。
①派遣で働く際の契約書を派遣先企業と派遣元の派遣会社で作成します。
②直接雇用が決まった際に、派遣先企業が派遣社員を直接雇用する契約書を作成します。
紹介予定派遣の手数料とは?
紹介予定派遣に限らず、有料職業紹介事業の紹介の手数料には下記の2種類のどちらかを選択して徴収することが可能です。
①届出制手数料:支払われた賃金額の10.8%相当額が上限
②届出制手数料:求職者の年収の50%が上限
紹介予定派遣の手数料表とは?
紹介予定派遣などの有料職業紹介事業者の紹介手数料は、厚生労働省の手数料表によって基準が定められています。
(1)受付手数料の最高額の改正(則附則第4項及び別表)
受付手数料の最高額について、1件につき690 円(免税事業者にあっては、660 円)にするものとする。
(2)紹介手数料の最高額の改正(則第20 条及び別表)
紹介手数料の最高額を、次のいずれかに掲げる額にするものとする。
イ紹介手数料の最高額について、支払われた賃金額の100 分の10.8(免税事業者にあっては、100 分の10.3)に相当する額(ロ及びハの場合を除く。)
ロ同一の者に引き続き6箇月を超えて雇用された場合(ハの場合を除く。)にあっては、6箇月間の雇用に係る賃金について支払われた賃金額の100 分の10.8(免税事業者にあっては、100 分の10.3)に相当する額
ハ期間の定めのない雇用契約に基づき同一の者に引き続き6箇月を超えて雇用された場合にあっては、6箇月間の雇用に係る賃金について支払われた賃金額の100 分の10.8(免税事業者にあっては、100 分の10.3)に相当する額又は当該支払われた賃金から臨時に支払われる賃金及び3箇月を超える期間ごとに支払われる賃金を除いた額の100 分の14.5(免税事業者にあっては、100 分の13.8)に相当する額のうちいずれか大きい額
平成26 年4月1日から消費税率が8%になったことで手数料も変わりました。
参考厚生労働省の紹介手数料表
紹介予定派遣の求人とは?
紹介予定派遣の求人は、さまざまな求人サイトを通して派遣会社に応募することができます。
求人サイトでは、
・リクナビ派遣
・テンプスタッフのジョブチェキ
・マイナビスタッフ
などや、派遣会社でもたくさんありますが、
・リクルートスタッフィング
・アデコ
・スタッフサービス
・マンパワー
などが紹介予定派遣の求人も扱ってます。
大阪の紹介予定派遣の求人とは?
大阪で紹介予定派遣の仕事を探すときは、
・リクルートスタッフィング
・アデコ
・パソナ
・テンプスタッフ
・スタッフサービス
・ランスタッド
などが挙げられ、
求人サイトでは、
・リクナビ派遣
・はたらこねっと
・Indeed
・マイナビスタッフ
などがあります。
40代の女性が仕事を探せる紹介予定派遣とは?
40代女性の紹介予定派遣が探せる求人サイトには、
・テンプスタッフ
・エン派遣
・求人ボックス
・ランスタッド
・はたらこねっと
・リクナビNEXT
・マイナビミドルシニア
・とらばーゆ
などが挙げられます。
テンプスタッフの紹介予定派遣とは?
テンプスタッフの紹介予定派遣は、テンプスタッフの派遣社員が既に働いていたり、取引がある企業が中心になるようです。
既に企業の情報があるのは強みで、正社員での中途入社が困難な大手企業や、人気のベンチャー企業なども豊富にあるので、転職であきらめていた企業に直接雇用される手段として利用するのも良いですね。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitter で仕事を旅するキャリアジャーニーを
フォローしよう!