ビジネス英語もスイスイ!話すと聞くを徹底トレーニング
- カテゴリ名:一歩進んだ仕事術
英語のビジネスシーンでは、英語の中でも「話すスキル」と「聞き取る」スキルが肝!
その2つのスキルを強化する効果のある英語学習のトレーニング法を紹介します。
英語でのコミュニケーション力を上げたい、英語力が伸び悩んでいる人にもおすすめです。
ビジネス英語をシャドーイングでマルチトレーニング
シャドーイングは、語学学習法の中でも、比較的高度なトレーニングと言われています。
まだトライした経験がないという人は、簡単なリピーティングから毎日15分試してみませんか?
変化の出やすい学習法です。
シャドーイング初心者におすすめの方法
本格的なシャドーイングは、英語初級レベルだと、自分の頭の中にある英語の量が少ないため難しいかもしれません。
そこで、簡単にできるリピーティングのトレーニングをおすすめします。
トレーニングポイント
自分のレベルに合う文章、スピードの音声教材を使いましょう。
始めは難易度を下げておいた方が効果が出やすいです。
発声するときは、書かれた英語文章を見ないというのがルール。
トレーニングの方法
聞こえてくる英語のセンテンスごと(または記憶できるカタマリごと)に停止→発音。
停止したら、即座に発声し、スピード、発音、リズムを真似ていきます。
音だけを頼りに「真似できない」「理解できない」部分が学習ポイントです。
続けて再生→停止→発音を繰り返していきましょう。
慣れてきたら、停止する区切りを徐々に長くしていきます。
何度も何度も何度も繰り返すことが重要ですよ。
トレーニングするときの意識
単語やフレーズの発音から意味を理解できるか確認
単語が繋がったときの音の変化の把握
文章内での区切りを知ることで英語の語順を知る
単語の発音、イントネーションを知る
これらを意識してシャドーイングを行うことで、効果的な練習になります。
上級者のシャドーイング練習法
上記の方法に慣れると、自分の中の英語量もが蓄積されてきます。
本格的なシャドーイングに移ってみましょう。
シャドーイングは、聞こえてくる音声をワンテンポ遅れて繰り返していく手法。
自分で発音している間も、音声を止めず英語を聞き取っていきます。
トレーニングの方法
自分のレベルに合う長めの文章、スピードの教材を使いましょう。
音声に1~2語遅れて発声して追いかけていきます。
発声するときは、英語文章を見ないというのがルールです。
何度も何度も何度も繰り返すことが重要。
トレーニングするときの意識
発音、音の変化、イントネーション、文章の強弱を意識する
音だけを頼りに真似ていき、できない部分が学習ポイント。
聞いたときに意味が理解できない場合は確認しましょう。
リピーティングとの違い
リピーティングとの明確な違いは、その繰り返す間です。
記憶する必要はなく、真似する発声の精度を高めることに注力します。
始めは、発音に意識を集中して行いましょう。
繰り返しながら、最終的な目標として、意味を汲み取りながら発声ができるということを目指します。
それぞれで得られる絶大な効果
リピーティングとシャドーイングの方法は、やることは似ているようですが、その効果はまったく異なります。
それぞれに「話すこと」と「聞き取ること」のためのメリットがあります。
ですから、上達してシャドーイングができるようになっても、リピーティングの練習も止めずに組み合わせていくと一層効果的です。
リピーティングの目的と効果
リピーティングでは、自分の発声までの間があります。
その間の間に記憶することが要求されるので聞いたことを記憶する力と集中して聞く力を鍛えます。
ビジネスシーンでは、相手の話を比較的長いスパンで聞くことも多くなるので、この英語で理解したことを記憶する力はリスニング能力として役立つでしょう。
日本語では普通に行っていることなのですが、英会話の途中で、相手の直前の話を思い出せないということはよく起きるのです。
シャドーイングの目的と効果
シャドーイングでは、音に意識を集中するので、発音することと発音を聞き取ることをさせるトレーニングです。
同じように発音するための耳が鍛えられていきます。
英語独特の音も聞き分けられるようになるでしょう。
また、英語を英語の語順で理解する力を増強します。
日本語と言語構造がまったく異なるので、この理解はスピーキングにも、リスニングにも不可欠。
次第に、瞬時に英語だけで意味が汲み取れるようになるでしょう。
意識を発話していることにシフトすることでスピーキング力が鍛えられます。
ビジネス英語:話すための言葉の音をトレーニング
シャドーイングでは発音される英語の音をよく聞いて自分の発音に反映させていきます。
日本人は英語でカタカナ発音になりがちなのですが、大人になってからの発音矯正は可能なのでしょうか?
発音が重要な訳とは?
口の開け方、舌の動かし方、声の出し方などをきちんと習得できれば、発音の矯正は可能です。
シャドーイングでもある程度の矯正効果を得ることができるでしょう。
発音は、発声する(話す)ことだけでなく、発音する音を認識できるということがセット。
ですから、リスニングする(聞き取る)ためにも欠かせないことなのです。
おすすめの発音矯正アプリ
自分の英語の発音を確認している人は意外に少ない様子。
自分の発音を聞くのは恥ずかしい…そう感じる人も、自分の発音を確認することは本当の発音と比較できて矯正力が上がるので学習に取り入れましょう。
ELSA Speak
発音に特化した無料で活用できるアプリです。自分の母国語を登録することで日本人が苦手とする発音項目もしっかりピックアップしてくれます。
単純な単語の繰り返しばかりではなく、例文フレーズ、シチュエーションの中での発音なので単調トレーニングでないことも魅力です。
全文完全チェックはできないのですが気軽にできるのでおすすめです。
リズムとイントネーション、アクセント
発音は英会話力を飛躍的にアップさせる特効薬ですが、完璧に矯正するのは難しいものです。
英語のリズム、イントネーション、アクセントは比較的簡単に習得することが可能です。
身に付けることで、俄然、英語らしい発話に繋がるでしょう。
リズム
リズムとは、文章の中の強弱のことです。
日本語は、とても単調なリズムを持つ言語で、日本人は強弱を付けることが難しいと言われています。
キーとなる単語を強く言い、高音でゆっくりめに話しましょう。
イントネーション
イントネーションとは、英語ではとても重要視される部分で文章の中の音の抑揚(波)です。
This is it.という文章でも、語尾が上がれば疑問文(これが(あなたの言っていた)ものですか?)となりますし、語尾を下げると、(これが(私の言っていた)ものです)と説明する意味になります。
I went to see the movie on Sunday. も、映画を見に行ったことを言いたいのか、日曜日に行ったことを言いたいのかでイントネーションが変わります。
アクセント
アクセントは、単語の中でどのアルファベット部分を強く言うかというものです。
強く言うというルールだけなので比較的習得しやすいでしょう。
ビジネス英語のための文法の見直しトレーニング
仕事で英語を使うときの文法は、信用性、品位を表現するために必要と言えるでしょう。
文法の間違い自体が問題なのではなく、文法が違っていることで誤解やミスに繋がってしまい、大きな損失に繋がる場合があるのです。
短時間の確認でOK!
文法が必要だからと言って、社会人は、今日も明日もコミュニケーションを取らなければならない状況にありますよね。
コミュニケーションを取る前段階の文法事項に終始している暇はありません。
短時間で中高レベルの文法の基礎確認を一気に行いましょう。
それが強固な基盤となって、その後に続ける英語学習の習得度を引き上げてくれます。
ビジネス英語力を効率トレーニングでUP!
社会人は、実際に英語の学習に充てられる時間というのは限られていると思います。
難易度もあり、手間も掛かりますが、結果的にビジネスシーンで活用性の高い英語の学習法を紹介しました。
スキマ時間を有効に使って英語を無理なく継続していきましょう!
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