よく耳にするビジネスマナーって一体なに?社会人として基本を知っておこう
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
社会に出ると様々な場面で社会人としての一般常識やマナーを求められます。また、働き始めてからはそれらを指導する立場になることもあるでしょう。
しかし、皆さんはビジネスマナーという言葉についてしっかりと意味を把握できていますか。
今回は、良く耳にするけれど意外と意味を知らない「ビジネスマナー」についてご説明します。
目次
よく耳にする「ビジネスマナー」って一体なんだろう?
「ビジネスマナーを守りなさい。」「ビジネスマナーを行いなさい。」そう指導された経験が誰もが一度はあることだと思います。
また、これから社会人を目指す方の多くはこのビジネスマナーを勉強されていることでしょう。
しかし、よく耳にするこの「ビジネスマナー」という言葉には、一体どんな意味があるのでしょう。
仕事をするうえで必要なマナーの総称です!
ビジネスマナーとはその名の通り、仕事をする上で必要とされる、求められるマナーの総称となります。
しかし、マナーと一言で表してもそれは挨拶などの生活していくうえで基本となるべきことから、名刺交換や席順などのビジネスの場で必要となることなど、その種類は多岐にわたります。
ですがそれらに共通して言えるのは、「相手を不愉快にさせないための基本的なマナー」であるということです。
一体なぜビジネスマナーが必要なの?
ビジネスマナーがどういうものなのかはわかりましたが、では何故そのマナーがビジネスの場において必要なのでしょうか。
次はビジネスマナーが存在する意味をしっかりと把握していきましょう。
初対面で相手に好印象を!円滑に仕事をしよう!
しっかりとマナーを守ることができ、相手に好印象を与える人をあなたはどんな風に思いますか。
「しっかりしている。」「頼りになる。」と良い印象を持つことはあっても、悪い印象を持つことはありませんよね。
それはビジネスの場においても同じことです。
しっかりとした印象を与えることで「この人は信頼できる。」と、その後の取引において有利に進むような印象を残すことが出来るのです。
周囲のスタッフと円滑なコミュニケーションを!
仕事をしていくうえで多くの人と関わることになっていきます。
それは取引先だけではなく、上司・同僚・部下など同じ会社に勤める人達のことも差します。
マナーを守るなかで同じ会社に勤める仲間たちとも円滑なコミュニケーションを取ることができ、さまざまな協力を得ることが出来るでしょう。
頼りになる!そんなイメージで取引を有利に進めよう!
おどおどとして、マナーも守れない人を見て大きな取引を任せてみようと思えるでしょうか。
頼りなく本当にこの人で大丈夫なのか、とたくさんの人に不安を与えてしまうことになるでしょう。
しかし、堂々とマナーを守り行動できる人はすごく頼りがいがあって見えますよね。
取引などの人前に出る場でもしっかりと、相手に失礼なく役割をこなしていけるでしょう。
このようにビジネスマナーがしっかりしている人はさまざまなビジネスシーンにおいて、自分の有利にことを進めることが出来ると言えます。
「仕事は実力主義、マナーなんて不必要」なんてことはない!
とはいっても、所詮仕事は実力主義の世界。
仕事をしっかりこなすことさえ出来れば、ビジネスマナーなんて必要ないのではないか、と思っていませんか。
そんなことはありません。
仕事が出来てもマナーが守れなければさまざまな場面で、自身の不利になることもあるのです。
社会において完全に1人で出来る仕事はありません!
与えられた仕事を1人で完璧に終わらせることはできるかもしれません。
しかし、それらの仕事は必ず上司に報告したり取引先に提案するなど、自身だけで完結するものはありません。
また、仕事を同僚や部下に割り振らなければならない場面や、会議などで周りのスタッフと連携を取ることもあるでしょう。
そんな場面でマナーも守れずに、周囲に不快感を与え続ければいくら仕事が出来る人でもどんどん印象が悪くなり、協力を得られないだけでなく邪魔をされてしまうこともあるかもしれないのです。
一度不快感を与えれば挽回は難しい
人の印象は初対面で大きく決まり、なかなか変えるのは難しいと言われています。
初対面で「この人は失礼だ。」「この人は信用できない。」という印象を一度与えてしまったら、今後の取引において相手はその印象を持ったままになってしまい、仕事に支障を与えてしまうでしょう。
一度悪い印象を与えてしまうとそのイメージを払拭するのはとても難しいものです。
あなたも一度信頼を損なってしまった人を再び信頼することはなかなかできませんよね。
しかし、逆に良い印象が悪い印象に変ってしまうのはとても簡単なのです。
信頼を失うのは簡単だが回復させるのはとても困難である、ということをしっかりと意識し、一度でも相手にとって不信感を与えない人間であるように行動しましょう。
マナーを覚えておかないと、関係悪化もあり得る?!
せっかく良い印象を持ってもらっていても、前述のとおりふとしたことで悪い印象に変るのはとても簡単なことです。
「頼れる人だと思っていたのに。」信頼していたからこそ、そう思っていたのにその信頼を損ねてしまったら相手の印象はとても悪いものになってしまうでしょう。
そうなるとそれまで円滑に進めることが出来ていた取引もスムーズに進まなくなってしまったり、以降の取引を失ってしまうなど、信頼関係が無くなったからこそ関係が悪化してしまう可能性もあるのです。
一度信頼してもらえたからと安心するのではなく、どんな場でも継続的にマナーを守っていくことが大切です。
ビジネスマナーの種類は本当にたくさん
これまでビジネスマナーの必要性や守ることの意味をご説明してきました。
しかし、ビジネスマナーは本当に種類が多く全てを完璧に覚えるのはとても難しいことですよね。
そこでここからはビジネスマナーを行う上で押さえておきたいポイントをご説明します。
相手の立場に立って考えよう
まず、大切なのは相手の立場に立つということです。
「こうしてもらったら嬉しいのではないか」「こうするとしっかりして見えるのではないか」と考えながら行動することで、マナーを完璧に覚えていない場合でも相手に好印象を与えることが出来るでしょう。
相手に不快感を与えないことを意識しよう
次に意識しておきたいのは、相手に不快感を与えないように注意するということです。
「自分がされて嫌なことは人にしない。」という言葉は教育においてよく使用される言葉ではありますが、ビジネスの場においてもそれは同じです。
自身が取られて嫌な態度や行動は行わないよう、心がけていきましょう。
相手のためじゃない、自分のためにビジネスマナーを覚えよう
いかがでしたか。ビジネスマナーと一言で表してもその必要性や重要性はとても大きな物なのです。
もちろん相手の立場に立って行動することも大切ですが、まずは自身の取引や仕事が円滑に進むためにビジネスマナーを覚えようと意識してみてはいかがでしょうか。
種類も多く大変だとは思いますがポイントをしっかり押えることで、今後の社会人生活で自身に良いことが返ってくるはずです。
自身のために行動することで、自身や自分の勤める会社、さらに取引先すべてが円滑に進むビジネスマナーをぜひ覚えて、社会人生活に役立ててください。
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