介護職派遣の履歴書！基本項目と重視するポイント
- カテゴリ名：業界・職種・企業研究
介護職の派遣としての仕事に応募する際の履歴書の中で気を付けるべきポイントについて紹介します。
介護派遣でも正社員と変わらず、書類選考はありますから魅力的な履歴書に仕上げる必要があります。
介護業界の採用担当者は派遣スタッフにどんなことを求めているのでしょうか。
介護職の派遣で働くことを決めたら、その点に着目して履歴書を作成していきましょう。
介護職派遣の履歴書の基本項目
介護職の派遣としての仕事に応募する際の履歴書に記載する基本的な項目について説明します。
介護職の派遣の仕事に応募する際の履歴書では、常に変わらない項目と、介護施設ごとに変えなければならない項目があります。
また、フォーマットが決まっている履歴書の中には、同じ介護派遣求人に応募する他の候補者との差別化を図るためにアピールを加えるべき項目もあります。
介護職に応募しているということがはっきりわかる自分らしい履歴書に仕上げていきましょう。
基本情報
日付 …….履歴書を郵送するなら投函する日を記載します。
氏名と捺印 ……姓と名の間には、一文字分の空白をとります。捺印はまっすぐに押します。
生年月日 ……上記の日付に合わせて西暦と和暦を同じにします。
年齢 ……上記の日付時点の年齢を記載します。
住所 ……都道府県名から最後の番地まで、戸籍と同じく正確に記載します。
現住所 ……戸籍住所と同じ場合は「同上」と記載します。
電話番号 ……携帯番号でも構いません。日中に連絡の取りやすい電話番号を記載します。
メールアドレス……携帯キャリアのアドレスではなくパソコン対応のアドレスを記載します。
証明写真 ……3か月以内に撮影したものを履歴書の写真枠に合わせて貼付します。
印鑑と写真については、履歴書のすべての項目を書き終えてから処理することをおすすめします。
途中で書き間違えた場合は、新たな履歴書に初めから書き直す必要があるからです。
履歴書に修正ペンや修正テープは使えないことを覚えておきましょう。
学歴・職歴
学歴は高校からの記載で十分でしょう。
「○○高等学校 ○○科 入学」の列と「○○高等学校 ○○科 卒業」の列を設けます。
高校ではなく高等学校と正式名称にすることと学科を「課」と間違えないように注意しましょう。
専門学校、大学、大学院についても同じように「入学」「卒業」の列を分けて記載します。
年号と月に間違いのないよう気を付けてください。
職歴は、古いものから時系列で記載していきます。
「入社」の列と「退社」の列に分けて記載します。
短期間の勤務期間のものがあってもすべて記載することが履歴書の原則です。
企業名は正式名称で、株式会社の場合は、後株、前株も正確にし、（株）とせず、「株式会社」です。
介護職の関連のある仕事なら、正社員でも派遣でも簡単に役職や業務内容を記載するといいでしょう。
書き終えた最終行に右寄せから一文字開けて「以 上」と記載します。
以と上の間に一文字開けるとバランスが良くなります。
免許・資格
取得年月日は正確に、免許や資格は正式名称で書きましょう。
西暦か和暦かは、日付や生年月日に合わせてください。
介護職の場合、介護についての研修や講習を受講したことも記載できるでしょう。
その場合は、○○研修修了、○○介護講習修了などの書き方がいいでしょう。
履歴書の免許や資格については、後の項目でもう少し詳しく触れていきます。
志望動機・自己PR
介護職の派遣としての仕事に応募する際の履歴書の中で、一番自分らしさを出せる項目です。
履歴書のレイアウトによって自己PRの欄はなく、志望動機の欄だけということもあります。
志望動機の欄もアピールできる項目になり得るので、介護職への興味、経験、派遣として応募する介護事業所の魅力などを盛り込みましょう。
介護職の派遣に応募する際の履歴書の志望動機や自己PRについてはこの後さらに詳しく説明します。
介護職派遣の履歴書の志望動機や自己PR
志望動機や自己PRは、介護職の派遣の応募者の履歴書の中で、採用担当者が最も注目する項目になります。
介護職の派遣の履歴書の中では、どのような点に気を付ければいいか確認しておきましょう。
施設と職種と自分を摺り合わせる
介護職の派遣でも志望動機や自己PRというと、自分側のことだけを強く意識しがちです。
介護職の派遣に応募する履歴書で効果的なアピールをするには、履歴書を読む人の視点を考えることが欠かせません。
派遣として応募する職種のこと、勤務先の特徴や魅力などにフィットする、自分のスキルや経験を盛り込むことがポイントです。
どんなに高度なスキルや充実した経験があっても、介護や介護施設に関わりが薄いとアピール力が下がってしまうのです。
特に介護職未経験で派遣に応募する人は、仕事の経験を入れる際はピックアップする内容を吟味しましょう。
仕事以外での介護職関連の経験や施設への関心を入れることで応募先との接点を高めるのも一つの方法です。
具体的な内容にする
介護職の派遣に応募する履歴書によくある残念な志望動機として、文章がとても曖昧ということが挙げられます。
例えば、「○○を頑張ってきました」「人の役に立ちたいからです」などをよく見かけます。
介護職の派遣でなくても、その介護施設でなくても、どこでもいいような印象になるでしょう。
希望する介護施設の採用担当者に「この人に派遣として働いてほしい」と思ってもらうためには、具体的に書いて、その職場で派遣スタッフとして貢献できることをイメージしてもらうことが大切です。
将来展望を入れよう
介護職の派遣に応募する履歴書に、その介護施設や事業所でやりたいことを盛り込んでみてください。
どんな介護事業をどのように行っていて、介護派遣スタッフとして働く人材には何が求められているかをよく研究しておく必要があります。
介護の仕事に関連した活かせる経験を入れるとアピール度が高まるでしょう。
履歴書に記載する介護職としての展望は自分視点だけでなく、介護施設が求めていることにも摺り合わせることが大切です。
介護職派遣の履歴書の資格欄
介護職の派遣として働く場合、割り当てられる仕事内容は持っている資格によって異なってきます。
派遣としての応募の際の履歴書の資格欄の書き方を説明します。
関連する資格に絞る
介護職の派遣としての仕事に応募する際の履歴書には、介護職に関連した免許や資格だけの記載で十分です。
特に取得した資格の数が多い人は、介護関連の資格に絞り込むほうが印象に残りやすいようです。
勉強中の資格も記載
介護職が未経験の人も、介護職経験が豊富な人も、介護に関する資格取得に取り組み中ということも多いでしょう。
派遣として応募する際の履歴書で、まだ取得はしていないけれども介護関連の勉強をしているということを記載しておくとアピールになるでしょう。
「○○の資格取得のため勉強中」と記載すればOKです。
介護職派遣の履歴書を完璧に仕上げて提出！
介護派遣には、週2日、土日だけなど短い時間の働き方などもあります。
しかし、応募する際に提出する履歴書は正社員、派遣、パートでも書き方は変わりません。
履歴書には、介護職の仕事をすること、応募する介護の事業所に勤務したいことの伝わる内容を盛り込むようにしましょう。
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