上達の近道!英語コミュニケーションのためのマインドセット
- カテゴリ名:一歩進んだ仕事術
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世界のグローバル化は拡大し、日本では東京オリンピックも近づいています。仕事に役立つスキルを身に付けたいと思う時、英語学習が思い浮かぶ人も多いですよね。日本は色々な面で英語学習に不利な環境にあることは否めませんが、環境のせいにばかりはしていられません。着々と上達をしていくために必要なマインドセットをしっかり持って学習を進めましょう。
英語で伝えることを怯まない!
日本人は恥ずかしがりです。よく言えば、奥ゆかしい?とか控えめ?とかに言い換えられますが、しっかり伝えることをしないと相手を戸惑わせたり、混乱させたりします。相手との良好な関係を築いていこうと思うなら、主張することを怯まない心掛けを持ちましょう。
日本の美徳は世界の美徳にあらず!
言葉が無くても理解し合うことのできる文化背景を持つ日本。それに慣れていると、相手が自分の考え、思い、価値観を汲み取ってくれることを期待したコミュニケーションを取ってしまいがちです。ところが、外国の人たちには、それは不可能なことなのです。コミュニケーションをするには、言葉にする表現がどうしても必要なのです。
世界のスタンダードを知ろう
日本では人の話をよく聞きなさい、分かりやすく話しなさい、自分でできることは自分でしなさい…と言われるのではないでしょうか。子供から大人まで、それが守れる守れないに関わらず、それが良いことという意識があります。たとえそれを良しと思っていなくてもです。
世界の人たちとコミュニケーションを取ろうとする時も、もちろん話を聞くことはとてもとても大切なことですし、分かりやすく話せば相手はラクですし、きちんと伝えることも可能かもしれません。分からない単語やフレーズを調べ直して熱心に学習することも役立つでしょう。とすると、差異はないように感じられるかもしれません。
英語では、分からないこと、聞き取れないことがあると即座に割り込んで聞き直します。目的は「話をよく聞くため」ということに変わりありません。
世界の人たちは話をよく聞くというのはきちんと理解をするということと分かっているので、話の途中でもその理解を深めることに努めるのです。単語やフレーズに関しても会話を学習として捉えれば調べることも大切ですが、コミュニケーションと捉えた時にその場で分からないままの放置することは理解をしてないということになりますよね。
母国語でない英語を自分だけで分かりやすくまとめようとするよりも、相手と会話の中でお互いの分かりやすさを一緒に得ていこうとする方がコミュニケーションとしても有効なようです。
人の役に立つ実感をモチベーションにする
どんなに英語に自信が無くても、得意なことがあったり、専門知識があったり、自分が知っていることや分かることが、誰かの役に立つことってたくさんありますよね。道を聞かれたり、美味しいお店を聞かれたり、日本のことを聞かれたり、もちろん仕事で質問を受けることもあるでしょう。些細なことでも英語コミュニケーションによって誰かの役に立てる経験はモチベーションになります。ほんの数分のやり取りでも「英語話せてよかったー」となるのです。
間違いを恐れない!マインドセットは必須
日本人はざっくりと括ると、文化的に意見を持つ思考が弱いとも言われています。日本語でも意見を求められると何を答えていいのか分からないという人が多いです。何を話すかのネタが分からないんですよね。それに加えてほとんどの人が英語をテスト学習で学んできているので○とか×で考えてしまいます。間違いはダメ!というマインドセットを持ちがちなのです。
間違える、間違えないどちらが大事?
あなたはどちらが大切と思いますか?確かにテストで間違えば合否を分けることもあります。ビジネスで間違えば損失に繋がったり迷惑を掛けたりすることもあるでしょう。でも、間違えないことを意識すればするほど、英語の上達は遠ざかってしまいます。上達するには実践経験が必要です。ミスすることなく上達の段階に達した人はひとりもいないでしょう。間違うことを恐れないマインドは、積極的に話したり、聞いたり、書いたりすることを促してくれます。
間違いの数はトライの数に比例する
英語でコミュニケーションを取る時、相手はあなたの間違いに意識は向けません。あなたの話の内容に意識を向けています。間違いを気にするのはあなたのマインドだけです。間違いが多いならその分コミュニケーションを取ったということです。英語の上達にはこの経験値がとても重要なことを覚えておきましょう。
修正の大切さ
間違いというのは本来、気付きにくいものです。日常の会話で、相手はあなたの間違いに意識は向けないので指摘のしようがないのです。上達のために役立つのが、ありがちな間違いを知ることです。日本人にありがちな間違い、ノンネイティブがよくする間違いなどで検索してチェックしてみましょう。知らずに間違って使っている英語を修正できます。
英会話の先生や学習していることを知っている友人、ビジネスシーンになると教えてくれる人もいるでしょう。間違いが分かった時は、正しい使い方を徹底的に自分に刻みましょう。これで同じことで間違う心配はありません。
学習を怠らない!マインドは重要
語学学習に終わりはありません。どんどんステップアップする学習環境を得ることに貪欲になりましょう。ちょっと前までは思いもしなかったステージがいつもあなたを待っているはずです。
身近なことからコツコツ
学習と言っても、いつもテキストとにらめっこでは退屈で飽きてしまうでしょう。そんなもったいない結末にならないためにも、身近なことを英語表現したり、好きなことに英語を絡めて「英語に触れる」ことを楽しみましょう。
簡単なことを継続する
一気に3時間やるよりも30分を6日間、毎日行うのが効果的です。生活からかけ離れたことよりも、仕事や趣味に関連した内容を教材にしましょう。吸収力もグンとアップします。そしてイメージがしやすいので記憶にも残りやすくなります。コミュニケーションのためには、中学レベルの簡単な単語を深く広く学習し直すのがおすすめです。実践での活用頻度がとても高いので言葉に詰まることも少なくなるでしょう。
自分の好奇心に英語力を活かそう
知りたいこと、興味のあること、日本語だけで情報収集していませんか?英語の雑誌、英語の書籍、そして英語のサイトやブログで情報を探ってみてください。もちろん日本語より、読むのに時間は掛かるかもしれませんが、日本では発信されていない情報やニュースを得ることができます。どんな情報も鵜呑みにすることはできませんが、英語文化の感覚にも触れることができますよ。
世界コミュニケーションを楽しもう
日本はとーっても小さな国です。英語が使えるようになると、英語圏の人たちだけでなく英語を母国語としない国の人たちともコミュニケーションが可能になります。そのことの恩恵は、計り知れないものがあります。遊びでも旅行でも、もちろん仕事でもより多くの人と出会って色々な文化や価値観に触れることはきっとあなたの人生を豊かなものにしてくれるでしょう。毎日の学習、楽しんでください!
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